2017-02-23 第193回国会 衆議院 総務委員会 第5号
文部科学省の調査では、今や、図書館員の六割が非正規職員との統計もあり、文化国家として世界に顔向けのできない現実を生み出していますと述べているわけであります。
文部科学省の調査では、今や、図書館員の六割が非正規職員との統計もあり、文化国家として世界に顔向けのできない現実を生み出していますと述べているわけであります。
これに毎年十人前後の大学院生が入ってきておりまして、既に五十人近い現職の図書館員の方が修士号を取っております。そういう意味では社会的なニーズも高いだけに、今回の法改正を一つの手がかりに、ぜひ、欧米のライブラリアンに匹敵するような、大学院での養成を中心にした体制に移行していく必要があるだろうと思います。
私どもの大学院では、図書館員に常に、図書館に入って例えば五年とか十年たった現職の図書館員を対象にしておりますが、マネジメントの知識とコンピューターを中心にした情報のスキル、これが身につけられるようにということでやっております。これは、司書の大学での課程だけでは私は十分とは思えませんので、今も申し上げましたように、大学院でこれを補っていくということが求められているだろうと思います。
それで、実際にことしの六月になりましてこの字国の図書館員三名が離職をいたしまして、一名については適用済みでございましたので離職票を交付、他の二名につきましては、うち一名については遡及確認の上離職票を交付した、それから一名は再就職をされたのでそういう離職票交付に至らなかった、こういうような経緯がこの間にあったということでございます。
ところが、図書館を利用しようとしましても、ちょうど館員の勤務時間とオーバーラップをいたしまして、学生の授業が終わるときに図書館に行きましても図書館員がいないということで、図書館の利用が非常に阻まれている。
ユネスコの公共図書館宣言、これには、訓練を受けた有能な図書館員を必要数そろえることは、図書館サービスのために最も重要なことだと、こういうふうに言っております。図書館サービスをする図書館員、その中心者である司書、こういうものが次官通牒でも業務内容として取り上げられております。見てみますと、総務的職務として二十三項目も並んでいる。
横須賀市につきましても、これは新採用でありますが、点字図書館員という職種をつくって、盲人の方を採用しているじゃないですか。新潟県でも同じことです。あるいは東京国税局でも、同じようにテレホンサービス係というのを置いて、継続雇用して、現在非常に好評だというのを私は聞いている。民間の場合でも、東京十二チャンネルにそういう事例が現実にあるじゃないですか。
したがいまして、これは私どもといたしましては、その実現というものをほんとうに心から望んでいるのでございますが、ただ図書館の特殊事情を申し上げますと、日本の図書が国際的に、他の外国の種々の大きな図書館に非常にたくさん蓄積されるにつれまして、これの整備利用、レファレンスのために優秀な日本人の図書館員がほしいという要求が非常に国際的に強いわけでございます。
で、どこの図書館におきましても非常に滞貨が多いということは、これは否定できませんけれども、滞貨があるということに図書館員がなれて、それに無関心になってはいけない。これが一番大事な、根本的な問題と私どもは考えております。 それじゃ、これを解消するのにどうしたらいいかということなんでございますが、現在でも二十六万かかえておる。
○鈴木国立国会図書館長 いま御指摘がありましたように、図書館員全部が国会奉仕に当たっているという現状では遺憾ながらないわけでございます。普通の場合には、立法考査局の職員は開会中は全部国会職員と同様な勤務体制を整えてやっております。
○政府委員(小林行雄君) 図書館職員養成所は、御承知のように大正十四年に創設されまして、自来、相当長期間にわたって図書館員の養成をやってまいっておりますが、ここの卒業者は、従来は学校図書館、それから地方公共団体等のいわゆる公共図書館に就職する者が多かったわけでございますが、最近におきましては、いろいろ民間の会社等におきましても、いろいろな図書その他の資料の収集、整理等も行なわれるようになってまいりまして
ところが参議院のほうは、こちらのほうから出向という形になっているから、参議院職員と国会図書館員と兼任だということで割増し-時間外の超勤がつくらしい。そうすると、同じ職場で働いておっても金額に差がついてくる。
○岡部国立国会図書館副館長 国会図書館員は八百人でございますが、そのうち特に国会勤務に重点を置いてやっております職員と、比較的一般的な図書館事務に従事している職員と、二色ございますけれども、主として国会に奉仕するための図書館員につきましては、事務局職員と同等あるいはそれ以上に勤務しておりますので、その点におきましては、国会特別手当においては事務局職員と同額を受けるのが当然だと私は確信をいたしております
しかし、同時にまた、図書館員と事務局職員という職務形態の異なるに応じまして、こういう実費弁償的なものも差があっていいのじゃないかということも一つの理屈だと考えまして、この問題については、私ども全く苦慮しておる状態でございます。なお、部内で寄り寄り検討中でございますが、結論は出ませんけれども、ことしは賄雑費を支給することは不可能な状態でございます。
(5) 図書館員が教養の点においても、図書館技術の点においても、絶えず向上と研磨を怠らないよう、インサービス・トレーニングにも特に意を配りました。
(5) 図書館員が、教養の点においても、図書館技術の点においても、絶えず向上と研磨を怠らないよう、インサービス・トレーニングにも特に意を配りました。
国立国会図書館の三十五年度予算の確保につきましては、長谷川小委員長初め各議員の諸先生から格段の御配慮、お骨折りをいただきまして、図書館員一同深く感銘いたしております。厚く御礼申し上げる次第でございます。おかげさまをもちまして、ここ数年来ない充実した予算を確保し得たような次第でございます。それでは、予算案の内容のおもなものにつきまして簡単に御説明申し上げます。
なお当館には杉山茂雄という者が、畳機関の図書館員のポストに対して申し込んでいるということであるが、杉山の申し込みはいまだに有効なのであろうか……。
従って、国から給料をもらっておる図書館の職員が、経理から企画から一切をやる、あまつさえ業者から仕事の依頼を受けた形をとる、さらに依頼を受けた業者に対して、図書館がまた委託をするというような形をとっておる、そういう業務を、国から給料をもらっておる図書館員が、やっていいと思いますか。
○山本(幸)小委員 それでは、そういう春秋会というものは、人間のやっておることですから、必ずしも全部があやまちがないとは断言しかねると思うので、そういう外郭団体で、国から給料をもらっておる図書館員が、ほとんど仕事をやっておるという今日の事態を、なぜ一ぺんでも国会に報告しなかったか。なぜわれわれの耳に入れなかったか。自分だけで勝手に解釈して作るというのは、おかしいじゃないか。
○下平小委員 山下君の今の答弁を聞いておると、春秋会は、あなた方の考え方では、当然図書館員としてやってもいいのだというような考え方らしいですね。そこに、ずいぶん考え方として違っておるところがあると思うのです。
次に、私どもの方の図書館は、各府県の議会図書館においてのいろいろな立法考査事業と関連を持っておりますが、それと少し違いますが、本年度は、沖縄の政府の立法院から、数名の図書館員がわれわれの方に派遣されて参りまして、実務の研修がしたいということで、必要なる知識の助言をいたしました。
ところが大学の性格上、その図書館では専門図書の取扱いが多いと思う、大学ですから、皆専門図書ということになって、これは相当学歴の者でないと、図書館員として用が足りないわけですね。