1997-05-30 第140回国会 衆議院 文教委員会 第17号
各学校において司書教諭の発令が進まない理由は何かということで尋ねたところ、小学校、中学校につきましては、学校の規模等からして図書係等の校務分掌で担当することで足りる、あるいは、有資格者はいるけれども学校図書館ではなくてほかの校務分掌を担当しているといった理由が高い率を占めました。
各学校において司書教諭の発令が進まない理由は何かということで尋ねたところ、小学校、中学校につきましては、学校の規模等からして図書係等の校務分掌で担当することで足りる、あるいは、有資格者はいるけれども学校図書館ではなくてほかの校務分掌を担当しているといった理由が高い率を占めました。
そうすると、小中学生であっても、図書係等をつくって学校の中で、もしコンピューターその他があれば、これを打つのを覚えるのは我々よりも早いんです。そうすると、図書係なんていう人たちによって、自分たちによって例えば検索をしてこういう本を読みたい、こういうことを知りたいとかというようなことをやれば、これは子供たちで自由にできます。
そこでは、小学校と中学校と若干事情が異なるようでございますが、御紹介いたしますと、小中学校では、学校の規模等からして図書係等の校務分掌で担当している、そういう形で担当しておるので本校としては十分であるというようなお答え、あるいは、有資格の方がいらっしゃるけれども、その方が学校図書館ではなくてほかの校務分掌を担当していらっしゃるというような理由を挙げられる学校が多うございました。
小中学校におきましては、学校の規模等からして図書係等の校務分掌で担当することで足りる、あるいは有資格者がいるが学校図書館でなく他の校務分掌を担当しているといった理由が上位を占めております。それから高等学校につきましては、事務職員等が学校図書館事務を担当しているので司書教諭の発令は不要である、あるいは有資格者がいるが学校図書館でなく他の校務分掌を担当しているといった理由が上位を占めております。
それから、学校図書館の現状の調査から見ましても、今度は司書教諭の有資格者を司書教諭になぜ発令しないかということを見てみますと、主な理由として、学校図書館ではなくてほかの校務分掌を担当しているからとか、あるいは学校の規模からして図書係等の校務分掌で足りるからというようなことが挙げられているところでございまして、こういうことから学校における司書教諭に対する認識があらわれているのではないかというぐあいに考
平成四年に実施いたしました学校図書館の現状調査におきましても、司書教諭の有資格者を司書教諭に発令しない主な理由として、学校図書館でなく他の校務分掌を担当している、あるいは学校の規模からして図書係等の校務分掌で担当することで足りるなどが掲げられているわけでございまして、このような学校における認識が示されているところでございます。
また、学校図書館の現状調査によりますと、司書教諭の有資格者を司書教諭に発令しない主な理由というのは、学校図書館でなく他の校務分掌を今の有資格者が担当しているとか、あるいは学校規模からして図書係等の校務分掌で担当することで足りるというような学校の認識もあるわけでございますので、私どもとしましては、司書教諭の職務に対する学校の認識を高める、あるいは発令に対する教員の抵抗感を除くというようなことが大事だと