1961-03-09 第38回国会 参議院 予算委員会 第10号
これにつきましては、もう御承知の通り、小団地、開墾地等において三分五厘の金を出している、あるものについては五分五厘の金を出しているというようなことがあって、長期据え置き期間というようなものを考えてやっていく。しかしこれで十分だとは考えておりません。
これにつきましては、もう御承知の通り、小団地、開墾地等において三分五厘の金を出している、あるものについては五分五厘の金を出しているというようなことがあって、長期据え置き期間というようなものを考えてやっていく。しかしこれで十分だとは考えておりません。
経過的にやるにしても、もう少し下げていきたい、こういうことは私ども考えておりますし、いろいろ農村に関係する金融の問題について、たとえば小団地開墾については金を三分三厘くらいまで下げるために補給しております。こういう形に、ものによってはだんだんと考えを向けていきたいとは思っておりますが、現行は残念ながらそこまでいっておりません。
すなわち、林野の行政、第二段には今のような小団地開墾等の促進による営農改善、第三段には主としてまず畜産を加味したものにしていく、それから同時に本年は特に畜産関係におきましては、草地並びに牧野等の改良を特に打ち出したのでございますが、これらによって家畜の導入なり、同時にまた酪農の経営を安定させるということに着眼して、今度一歩を進めたわけでございます。
この零細農地帯に対する取り扱いが、たとえば耕地の改良等におきましても、小団地開墾でも、あるいは五町歩、二十町歩というような線で押えられていったときにおいては、事業をやる上においても非常に困難であります。
三、またその他十勝地区上士幌町、網走地区生田原町、道南、後志地区等において福島町、上ノ国村及びその他小団地開墾に伴い、放牧その他のために国有林の開放を望む声をしばしば耳にしたのであります。四、また網走刑務所を移設し、その敷地二千町歩、耕地六百町歩の開放を切望する陳情を受けたのでありますが、刑務所を移設するについて、その適正なる代替地の資料を本委員会に提出されるよう申して参りました。
それを少い予算でやるのでありますから、特に小団地開墾でありますとか、幹線に対する支線に補助をつけて効果を上げるとかいうようなものを重点的にやって参ります。
これは御承知の通りに、先般来たびたび申し上げますように、たとえば小団地開墾のようなものは今までやりませんものを手をつけて、そうして早急に目鼻のつくものには重点を置いてやっております。
まず単作地帶対策費でありますが、これはまだ事業別に決定いたしておりませんので、詳細に説明することはできませんが、土地改良事業費として、内地十五億八千百万円、北海道二億九千四百万円、開拓道路、小団地開墾建設事業として一億二千五百万円を計上、経済的に遅れましたこれらの地帯におきまする農業生産の基礎條件をすみやかに整備せんとするものでございます。