1951-03-14 第10回国会 参議院 決算委員会 第13号
3 而もすでに第一の概要において述べたごとく、証人大橋は本件過払金の発つ生当初よりその回收計画の立案、履行に至るまで何らかの意味において関連を持つていたのである。それ故、本件金員の確実なる支払が如何に重要なもうのであるかは十分承知していたはずであり、かように本事件の全般に干與していた点からも、この種事態の発生を未然に防止すべき特別な注意が払われねばならなかつたはずである。
3 而もすでに第一の概要において述べたごとく、証人大橋は本件過払金の発つ生当初よりその回收計画の立案、履行に至るまで何らかの意味において関連を持つていたのである。それ故、本件金員の確実なる支払が如何に重要なもうのであるかは十分承知していたはずであり、かように本事件の全般に干與していた点からも、この種事態の発生を未然に防止すべき特別な注意が払われねばならなかつたはずである。
それから災害地の企業につきましては、復金の貸出金の回收計画につきまして、これに再検討を加えて、実情に応ずるようにしたいということで連絡をいたしております。 次に中小企業の関係について申し上げますと、一般の大企業と異なりまして、中小企業については一歩進んだ特別の措置が必要であろうと思われまするので、次に申し上げまするようなことを措置することといたしたのであります。
それからなお災害地の大企業につきましては、復興金融金庫からの貸付金につきまして、回收を延期してもらいたいという要望もあり、またその必要性も認められますので、具体的の問題について回收計画を再検討いたしたいと考えております。
その出し直して貰いました回收計画について、更に金庫の中で査定委員会を設けまして、その会社の業況、内容、資産状態等を仔細に一件々々査定いたしまして、この程度なら、そう無理がなく回收できるという査定をいたしまして、それに從つて回收を行なつておるわけであります。
○政府委員(三浦辰雄君) 回收はこの十二月までで各相手別に別々の回收計画は立てさしておりますから、これにつきましては必ずしもその通りというわけには行きませんが、遅くもこれは年度内には絶対に取る。こういう考え方で回收をやつております。現物は年内に。
その四つの分類に基く具体的な回收計画の細部は、まだ復金当局でもできておりません。併し四つの分類と申しますのは、條件通り完全に回収が心配なく行くもの、これが第一であります。
従つて政府は、これに対するいわゆる回收計画、これをもお立てになつておる筈だと思う。なければならない筈です。而もその貸出を産業別により早く回收してよいもの、或いは遅く回收してよいもの、そういう回收計画がある筈だと思うのです。
○木村禧八郎君 次に復金の問題についてお伺いしたいのですが、復金は貸出しの機能を停止するようになりましたが、今後復金の非常に沢山の債権の回收に関する回收計画というようなものはお立ちになつておるのでしようか、復金の貸付金の回収計画です。
○木村禧八郎君 私はそういうことでなく、回收計画ですね、そういうものを聞いておるわけです。それは又財界に及ぼす影響も非常に大きいのですから、そういう方針というものをどういうふうにお立てになつておるかということなんです。
○中崎委員 政府の代金の回收計画あるいはこの始末を一応整理するふうなことの見通しは、少くとも本年度末ということになりますので、相当期間かかるわけであります。
それから一部について回收の可能のものについては、その一部の可能なる限度において回收計画を——あるいは数年にわたるかもしれませんが、数年にわたりました具体的に回收計画を立てます。それからそれ以外のものにつきましては復金融資を受けておりまする側の会社につきまして、向うの言葉で申しますならば適当なキャピタリゼーションを考えることにいたしたい。
次に政府の説明によりますと、本年度の鉄鋼計画生産のために、くず鉄のいろいろ回收計画がありますが、その中で本法案によつて回收せんとするくず鉄は四十万トンであると説明をせられたのであります。
ただしかしながら、復興金融金庫は、普通の金融機関をもつてしては、回收の期間が長過ぎるものとか、あるいは当座のところちよつと回收の見込がない、しかしながら大局的に、國家的にどうしても必要なる生産の資金であるというようなものに貸すことを、むしろまた本則にしておる面もございますから、回收計画については、ずいぶんと考えておりますけれども、一般金融機関であつたならば当然貸し得ないようなものも、承知の上で貸しておるような
もちろん復興金融金庫の設立の目的から照らしまして、経済復興という見地から、必ずしも現在の瞬間において企業の採算が立つてないもの、また前途に危険が予想されるというようなものに対しても、なお経済復興という見地から融資しなければならない、他の金融機関から借りられないという」ものに対する融資を目的として設立されたものでありますから、当初のいわゆる返還計画なり、回收計画というようなものが実際の進行途上において