1950-02-10 第7回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
年間の回收予定は七十五億であります。から、それに比べますと非常に大きくなつております。利息の回收は、金額は一月末日までに八十三億四、五千万円となつております。これも年間の回收予定額が九十五億でありますから、あと三箇月で十分その目標を突破することができると考えております。二月及び三月の元金回收予定額は、月大体五億ずつくらい予定しております。しかし実際の回收額は、それ以上になると存じております。
年間の回收予定は七十五億であります。から、それに比べますと非常に大きくなつております。利息の回收は、金額は一月末日までに八十三億四、五千万円となつております。これも年間の回收予定額が九十五億でありますから、あと三箇月で十分その目標を突破することができると考えております。二月及び三月の元金回收予定額は、月大体五億ずつくらい予定しております。しかし実際の回收額は、それ以上になると存じております。
それと併せて、先般來しきりに指摘しているように、來るベき四半期における政府の回收予定があまりに少なきに失している。現在いろいろ頂戴した資料によつて見ても、公團資金を除いても運轉資金が百七十億出ている。
もちろん政府の資金計画そのものにも、新しい回收予定というものは四億なんぼしかはいつておりませんから、おそらくないのでありましようが、國会といたしましても、必要なる資金は全部増資にお取りになつて、回收されたものをまたそれにプラスして使つてしまわれるということは困る、こういうように考える。
物價改訂というものがある程度想定されれば、回收予定の中にそういう数字も入れておかれてよいのではないか、こういうように考えるのであります。それからまた過去において赤字融資というものがそういうぐあいに解決される時期が來ても、どうも実際問題としては——つまり公定價格が低いから、補助金の形で赤字融資で出ている。
○加藤委員長 その鉄鋼、非鉄金属を合して回收予定数量百二十八、九万トンというものに対しては、それが妥当な数字と当時ごらんになつたのですか。それとも実際においてはわかぬというようにごらんになつたのですか。
回收予定数量としてそういう数字が出ておるのです。二十一年三月三十一日の回收予定数量がそういうように報告されておるのです。
○加藤委員長 そうすると、大体その非鉄金属二十万トンという回收予定数量というものは、およその想像によつて出された数字なんですね。
○加藤委員長 まだ一、二お尋ねいたしたいのですが、今の点について、最初全然どこに何があるか見当がつかなかつたというお言葉でありましたが、二十一年の第一期三月の報告によると、大体その時になると見当がついて、鉄鋼関係が百九万トンばかり、非鉄金属を合わせて総額百二十八万トンばかりという回收予定数量というものが計算されておりますね。