1973-07-13 第71回国会 参議院 本会議 第29号 しかも、使い捨てが当然のごとく、回収再生率はわずかに三六%と少なく、いたずらにごみ処理を困難にし、パルプ工業のヘドロは深刻な公害の源をなしていることを思えば、消費量の増大が必ずしも人間生活を豊かにしているとは考えられず、むしろ破壊を促進しているとも見られるのであります。そしてこの貴重な資源は、世界的に減少し、確保が困難になりつつあることに注目せねばなりません。 村田秀三