1988-04-13 第112回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
それから妊娠に気づかずに使用したとき、生まれてくる赤ん坊に心臓欠陥や四肢欠損などの先天的異常の危険性があるというふうなことを書いて売っているわけなんです。 こういうことを考えますと、本当にピルというものは、医師の指示薬であっても安全なのかどうかということ、その辺などもちょっとお聞かせをいただけたらと思うわけでございます。
それから妊娠に気づかずに使用したとき、生まれてくる赤ん坊に心臓欠陥や四肢欠損などの先天的異常の危険性があるというふうなことを書いて売っているわけなんです。 こういうことを考えますと、本当にピルというものは、医師の指示薬であっても安全なのかどうかということ、その辺などもちょっとお聞かせをいただけたらと思うわけでございます。
○政府委員(中野徹雄君) 私どもの承知しております範囲内におきましては、この調査はサリドマイドということを念頭に置きながら全体で調査を実施したというふうに聞いておりますが、当初の設計段階では、第一次調査及び第二次調査に区分して実施をするということでございまして、第一次調査は昭和四十六年十二月一日現在で、全国の先天性四肢欠損症児等の概況を把握するために行ったものでございます。
○下村泰君 それから、昭和四十七年に中止になりました先天性四肢欠損症児第一次全国実態調査で、五千五百五十五と、奇妙に五の字が四つ並んでいるんですけれども、四肢障害児数というのが出されているんですけれども、その後、これの資料とか、あるいはこの後の調査結果というのはあるんですか。
それからもう一つは、四肢欠損症児等の実態調査を現在続行いたしております段階でございます。それ以外に、先生御承知の育成医療あるいは補装具の給付あるいは日常家庭用品の支給等の施策によりましてこういった人たちの福祉をはかっておる、そういう段階でございます。
○松下政府委員 サリドマイド児を含みますいわゆるフォコメリーといわれております上膜欠損等の四肢欠損症児の福祉対策についてどういうことをやったかということについて申し上げたいと思います。 いま大臣から申し上げましたように、こういう状態にありますお子さんは非常に、原因のいかんは別といたしまして、児童の福祉という立場から申しますと、ぜひ手厚い援護の手を差し伸べなければならない。
○斎藤国務大臣 厚生省が先般調査をいたしましたのは、そういった四肢欠損児というような人たちの保護、保育、厚生という面で必要があるということで調べているわけでございます。したがいまして、因果関係があるとかないとかいうことの立証に使う考えは毛頭ございません。
しかしながら、この調査は、先ほどから局長が説明しておりますように、もちろんそういうことにも、結果としてサリドマイドのための四肢欠損であるかどうかということも、よく把握できるわけでございますが、本来、こういった児童の福祉ということを中心にいたしまして、そうして、実施をすることに相なったわけでございます。この点は私も良心を持ってお答えをいたします。
○小平芳平君 そうしますと、どういう調査をなさったか、それはちょっとわかりませんが、京都ではもう拒否するという新聞報道もありましたが、先天性四肢欠損症の児童の福祉のために政策を立てようという場合、なぜ薬務局が加わったわけですか。それがいかにも、いま藤原委員が指摘されているように裁判の和解のため、裁判の和解の下準備だということならばその調査は拒否すると、そういうようなことはありませんか。