1998-06-04 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第20号
米中ロ日の四極構造などという視点がある意味で意味を持たなくなってくるかもしれない。そういう中でインドとパキスタンの軍事的な脅威がふえたということは、それぞれある意味では一つの極を形成しつつあるということも言えるんではないか、そう思うんです。核兵器を保有するということが最大の防衛政策だというような考え方が支配的になってくると非常に危険だなと、そう思っております。
米中ロ日の四極構造などという視点がある意味で意味を持たなくなってくるかもしれない。そういう中でインドとパキスタンの軍事的な脅威がふえたということは、それぞれある意味では一つの極を形成しつつあるということも言えるんではないか、そう思うんです。核兵器を保有するということが最大の防衛政策だというような考え方が支配的になってくると非常に危険だなと、そう思っております。
日米中のトライアングルを構築すべしという田先生のお話、あるいはロシアも入れた四極構造、いろんな民間交流も含めて国際的な平和安定を求めるという考えの中で、なぜ日米中ロなのか。これはその国の経済力、軍事力あるいは政治的影響力という観点から国を見ているので、今の国際社会あるいは国際情勢というのをもっと別の視点から見ることはできないかなということが私の考え方なんです。
もちろん関西を浮上さして、一極構造を二極構造、さらに三極構造、四極構造に持っていく過程の一環としても国会なりの機能というのはまず第一番に政治家が決断してやるべきことではなかろうか。共感を感じておる次第でございます。
ましてこの二十年の間は、わが国内外情勢、たとえば世界的に言いましても米ソ二極構造から三極構造もしくは四極構造とか、ベトナム戦争によるアメリカのドルたれ流しからアメリカのドル体制の崩壊、ないしは国内的に見ましてもいわゆる所得倍増論から列島改造論の失敗、オイルショック、七十兆円に上る赤字国債、財政危機等々、この法律も二十年の星霜の中にはずいぶんと荒波をくぐり抜けてきたわけでありますから、当然それらの反省
しかもまた、この間わが国は、GNPだけで申しますと世界第三位の経済大国になったということで、一体これが四極構造になるのかどうかということを言う人もございます。簡単なこれらの過去六年にわたる経過にかんがみましても、あなたが政権をとられたときといまとは全く異なった状況の中にあるということだけは言えると思います。