2017-04-19 第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
この流域雨量指数につきましては、一キロメートル四方ごとに計算いたしまして、過去の中小河川における災害発生時の値に基づきまして設定しました基準と実際のリアルタイムの予測値を比較することで、洪水の危険度の高まりを把握することができるようになってまいりました。
この流域雨量指数につきましては、一キロメートル四方ごとに計算いたしまして、過去の中小河川における災害発生時の値に基づきまして設定しました基準と実際のリアルタイムの予測値を比較することで、洪水の危険度の高まりを把握することができるようになってまいりました。
いろんな方法を使っておりますと言うけれども、今は五キロ四方ごとしか、三時間先の予報しかできない。さっき私は四・五キロと言いましたが、五キロですから、まずそこでそういうメッシュが余りにも大き過ぎるということがある。それから、そういういろいろなシステムを使って、全部気象庁に入ってそこから情報が流されるということですから、そんな遅いことはない。
それからもう少し時間が迫ってまいりまして、三時間前というふうなことになりますと五キロ四方ごとの雨量を、これは一時間雨量として一時間刻みにアメダスとレーダーを用いて 行っております。
それから雨につきましては、レーダーとアメダスを合成して正確な雨量を求めまして、五キロ四方ごとの雨量分布図をつくって発表しております。この図をもとに、大型計算機を用いて三時間先までの詳しい予想図も各地の気象台から発表しております。これらはまた、コンピューター通信で報道機関へも提供されております。これらの図は、最近頻繁にテレビでも放映されるようになりまして、台風の接近時には深夜でも放送されております。
そのほか、アメダスの情報もテレビ等に提供しておりますけれども、レーダーとアメダスの情報を合成いたしまして、五キロ四方ごとの雨量の分布図も提供しております。さらに、それをもとにいたしまして、大型の計算機を用いまして、三時間先まで一時間ごとの雨量の分布図も提供しております。
一キロ平方ごとに、一キロ四方ごとに道路、下水というような公共施設を先行的にやる、こういうふうなねらいであったわけでございまして、私はそれがほんとうに実現すれば、住宅地自体の供給のあり方が全く違ってきたと思うんです。これがフォローアップがほとんどなかった、ここに問題があるんじゃないか。かえってそれが土地値段を、市街化区域の値段を上げることになりました。