1978-04-27 第84回国会 参議院 商工委員会 第12号
るということと同時に、彼らが言っているのは、こういうのは実は企業存続のためにやっていると、業界存続じゃなしに企業存続のためには、将来の方向がはっきりしないから自分のところで生きていく道としてこれをやっているので、政府なり当局が展望を明確にしてもらえるということになるなら、その中ではっきりと業界の位置づけはできますというのが彼らがわれわれに盛んに言うことで、ただ私どもとしては先ほども言いましたように、四国会談
るということと同時に、彼らが言っているのは、こういうのは実は企業存続のためにやっていると、業界存続じゃなしに企業存続のためには、将来の方向がはっきりしないから自分のところで生きていく道としてこれをやっているので、政府なり当局が展望を明確にしてもらえるということになるなら、その中ではっきりと業界の位置づけはできますというのが彼らがわれわれに盛んに言うことで、ただ私どもとしては先ほども言いましたように、四国会談
わが国の佐藤内閣の外交というものは、たとえばこの間はソウルへ行かれまして四国会談をおやりになった、あるいは九月は早々台湾を訪問される、日本の戦後の総理としては初めての台湾訪問である、あるいはその後十月でありますか、東南アジアのいろいろな国を訪問されるが、その中にサイゴンを訪問されるという、こう一連の佐藤さんのあわただしい最近におけるアジア、特に東南アジア方面への外交的な意図でありますか、そういう構想
○重光国務大臣 私はゼネバの四国会談が失敗をして、国際緊張が緩和するよりもさらに緊張の度が増してきたと観察せざるを得ない、こう申しました。その通りに考えております。その後の世界情勢を見ましても、さような情勢に対応するために各国は非常に動いておるように見ます。特にアメリカとイギリスとはそういう大局の問題について十分意見の交換をする必要を感じてきたということは事実でございます。
今回のゼネバの四国会談においては、世界の緊張の緩和ということを目ざしたのでありますが、しかし同時にその取り扱われたものはヨーロッパ問題で、極東の問題は取り扱われなかったという事実がここにある。そうすれば極東の問題も緊張緩和のために取り上げられなければならぬという形勢にあることは、これは理論上からいっても当然のことでありますから、これはそういう形勢に私はだんだんなっていくと思う。
今日たとえば日ソ交渉をやっておる、四国会談がゼネヴァにあった、だんだん世界の緊張が緩和の方向に向いておるということは、これは認めざるを得ない。しかしそれならば、日本もその外交政策に沿うて行くならば防衛計画というものは必要はないんじゃないか、こういうもし議論があるならば、これは私は飛躍的なことだと思う。
四国会談について日本がこれを重要視しておる、非常な関心をもってこれをみているということを議会の討論を通じて内外にこれを徹底せしめ、かつまた外務大臣の声明として、それを発表するということが最も適切な方法であり、ちょうどこれがいいことである。
○重光国務大臣 お話の通り、ゼネヴァの四国会談では、東西両陣営の交流の問題まで一応取り上げられた形になっております。しかしこれらについては、すべて将来開かるべき外相会議において具体的に考慮されるということになっております。そこでその結果を見なければ東西両陣営の間の交流、従って貿易関係がどうなるか、さらに緩和されるかどうかというようなことも、具体的にはわからないのでございます。
○重光国務大臣 四国会談にいわば引き続いてでございますが、引き続いて、東亜方面に関する国際会議があるであろうという見通しは、これは私は確かだろうと思う。ここで公式に私は申し上げるのには少し行き過ぎると思いますからそれはお許しを願います。しかし考えてみますと、大体今回の四国会談はヨーロッパの問題を軌道に上らせる結果になったと思うのであります。
そうでありますから、四国会談の結果もおもむろに見て——漸次今世界は動いておりますから、そう突き詰めて今せっかちにやらなくても、これは順次に進み得る方途があるのだ、こういうふうに私は考えております。
そういうような点が、今度四国会談の結果、国際緊張の緩和ということになっていけば、だんだんと、私はもつれがほぐれてくるのではないか、こう期待をしているわけであります。
しかしながら、今日の場合においては四国会談の経過、その結果等も十分に見きわめて手段をとるのが順序であり、またそれが最も適切である、こう考えるのであります。そこで直接日本の関係することを許されておらぬ四国会談の開催前に、いろいろ日本から思いつきをもって、外交的措置を各国に対して世界全局の問題についてとるということは私は差し控えたのでございます。しかし日本としては日本の利害関係は守らなければならぬ。
そうして間もなくマリク氏は、ゼネバの四国会談に参加するために、ゼネバに全権の随員として出立をした。こういうととは、今お話しの通りであります。そうしてまた双方の主張は、十分全面的にまだ合致をしていないということもその通りであります。しかしソ連は、引揚者の問題についてこれを全面的に拒絶をしておる、こう見られるのは、これは私は少し行き過ぎであると思います。そうじゃありません。
それがためにマリク全権もやはり四国会談にもすぐ参加をするということにも相なっておると想像もできます。さようなわけでありますから、世界全局の政局面に関係をしておるのでありますから、そういう方面から見るというと、やはり日ソ交渉だけですぐ交渉が進んでいくというふうに、簡単にもまた見られない節もあろうかと思います。
このジュネーブにおける四国会談の重要性については、あらためて私から申し上げるまでもないと思いますが、長らく世界情勢の緊張があったのでありますが、その緊張を緩和する端緒が開けるかどうかということに相なるのでありますから、その重要性はもとより非常に大きなものでございます。
しかも今日、ダレス氏の考え方など大分緩和しまして、ソ連や中国の動向が非常に穏やかになってきたということを盛んに言って、調子を合せているような工合でありますから、私も外交の専門家でありませんが、四国会談でも私は大体こういう線でまとまるのじゃないかと思う。だからこういうことにつきまして、日本の外交を預かる外務大臣は、どういうふうにお考えになっておりますか。
先ず外務大臣にお伺いいたしまするが、朝鮮の休戦、続いて今回のベルリンの四国会談の結果といたしまして、国際情勢はやや緩和せられたと敵も味方も又第三者も(笑声)そういう考え方をしているのでありまするが、国際情勢はなおあたかも鳴動する火山のごとく朝鮮戦争がやんだかと思うと今度はインドシナで激しく火を噴いているというのが現状であり、又近東諸国におきましては絶えずくすぶつているのであります。
ベルリン四国会談を初め世界の平和への傾向の増大の中で、日本だけが貧弱なる財政と貿易の赤字だらけで再軍備を本格化して行かなければならぬことは、まつたくばかげたことであります。かかる無計画なる軍事的、インフレ的予算をもつてすれば、本年の下半期からアメリカの景気後退が訪れ、世界経済の不況にあつた場合に、その深刻なる打撃を受けるのは日本ばかりであります。
ヨーロツパの問題について四国会談が開かれるということになつておりますし、又朝鮮問題についての政治会談というものも一応予定せられておりまするが、こうした会談がどういうように取運ばれるかということによつて、ただ日本とソ連というのではなしに、全体的な問題の一環として日ソの関係がどう動くかということになつて来るのではなかろうかと考えておりますが、併し在ソ邦人の帰還ということについては、この特定の問題につきましては
今までの発表によれば、まだ四国会談をやるかどうかということさえきまつておらないのであります。大体そつちのほうに向うだろうというのは新聞等の観測であります。従いまして直接に私はそのいきさつは知らないわけであります。
又同時に西欧諸国も武力で解決するという考えよりも、或いは会合によつて、或いは三国といいますか四国会談というか、とにかく会合によつて、交渉によつて事態の収拾を図る、又緊張した世界情勢を緩和して行くということにしたい。
これもしたほうがいいか悪いか、利害は共にあると思いますが、一体、お話は結局三国会談とか四国会談等の機会にというお話もあるかも知れませんが、この機会なるものがまだ具体化されておらないのであります。