2015-03-26 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
でも、これは取引のリスクを確認するんじゃなくて、これはっきり言うと、あえて言えば、先物取引というのは買ってから売るだけじゃなくて売りを建ててから買い戻すというのもありですよということさえ分かっていれば、あとこれ電卓を使って四則演算ができますかということの確認にしかなっていません。これを百点満点取ってリスクを確認したというのはそもそもおかしい話だと思っています。
でも、これは取引のリスクを確認するんじゃなくて、これはっきり言うと、あえて言えば、先物取引というのは買ってから売るだけじゃなくて売りを建ててから買い戻すというのもありですよということさえ分かっていれば、あとこれ電卓を使って四則演算ができますかということの確認にしかなっていません。これを百点満点取ってリスクを確認したというのはそもそもおかしい話だと思っています。
これがなかなか定義規定もございませんし、非常にわかりにくいのですが、法務総合研究所発行の「コンピュータその他各種情報処理機器の利用をめぐる犯罪の研究と捜査・処理上の問題」という冊子には一応の定義規定があって、「入力された一定のデータを記憶して、それに基づき高速・自動的に四則演算や比較判断をなし、その結果を新たなデータとして出力する機械装置」、このように定義づけられていると聞いているわけでございます。
特に十九世紀になりまして、産業革命で機械工業が非常に精密になってまいりますと、もっと高度な微分とか積分とかいうような高等数学も四則演算のみならず可能ではないかということで、例えばチャールス・バッベジという人がアナティカルエンジンというようなものをつくりまして、これは歯車を非常にたくさん使った機械でございますが、そういう試みをしております。
コンピューターのどういう機能を使ってまちづくりをやっているかと申しますと、ここにありますように処理機能、四則演算と比較・分類する機能、いろいろな計算をします機能でございますね、これを使って……