1990-04-27 第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
荒川河川敷というのはこういうふうになっておりまして、墨田区が現在管理を任されているのでございますが、ここには隅田運動場、四ツ木橋緑地あるいは八広運動場といったものができております。ただ、ここで利用される方々というのはほとんど自動車を使って来る、違法駐車等がかなりありまして、周りの地域に住んでいる人々に大変な迷惑をかけている。
荒川河川敷というのはこういうふうになっておりまして、墨田区が現在管理を任されているのでございますが、ここには隅田運動場、四ツ木橋緑地あるいは八広運動場といったものができております。ただ、ここで利用される方々というのはほとんど自動車を使って来る、違法駐車等がかなりありまして、周りの地域に住んでいる人々に大変な迷惑をかけている。
○春日正一君 その折衝の段階ですけれども、この部分だけは、この地図にあるように、この四ツ木橋のところから綾瀬川の左岸を通って、それで上平井水門ですか、ここから荒川と中川の背割り堤ですね、これを通ってずっと湾岸道路に行くということになっているんですけれども、関係している四ツ木のこの辺というのは非常に人家の密集した地域であって、だからそこにそういう高速道路をつくられたのでは生活環境が全く破壊されるということで
この葛飾——江戸川線というやつですね、四ツ木橋のところからずっと江戸川へ出るやつ、あれの進行状況はどうなっていますか、計画の具体化している状況は。
この間青森県から出かせぎしてきて、七人の人が東京の四ツ木橋の橋の工事で死んでいる。一日千八百円の山の料金が、今度はこういうもので営林署に千二百円に下げられた。そのことによって出かせぎに行って山が荒れた。
これは少し前の話でございますが、出かせぎ者の労働災害の代表的な事例ともいえるもの、これは昭和四十四年の四月一日の東京荒川放水路の新四ツ木橋の橋脚工事で一瞬のうちに八人の人が死んでおります。そのうちの七人が青森県からの出かせぎ農民です。この人たちが生き埋めになり、とうとい人命が犠牲になった悲惨な事件はまだ記憶に新しいと思うのでございます。
○説明員(菊池三男君) 荒川の四ツ木橋におきまして、四十四年の四月一日に新しい四ツ木橋をかける際の橋脚工事のときに、仮締め切りをやって本体のコンクリートを打つという工事のときに仮締め切りがこわれまして、一瞬のうちに八人のとうとい犠牲者を出したという悲惨な事故がございました。
○北川(俊)政府委員 まず新四ツ木橋の建設工事のてんまつでございますけれども、事故が発生しましたのは四十四年四月でございます。事故の概要は先生御承知のようにリングビーム工法によりまして橋梁下部工事を行ないましたところ、そのリングビームにつきまして崩壊をして八名が水没死亡した、こういう内容でございます。
そうして審査の結果必要があると認めるものについては、労働大臣が事業主に対して必要な勧告または要請をする制度を設けておるわけでございまして、そういうことによりまして、先ほどからお話がございます尻無凡その他新四ツ木橋の事件のような新しい工法に基づくいろんな災害というものをできるだけ事前にチェックし、防止するようつとめてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
ちょうど一昨々年四ツ木橋で大鰐の出かせぎ者が八人のうち七人が生き埋めにされて、その中の七人があれになった。営林署にじかに雇われておったときは日給が千八百円、労務班というのができたら千二百円に下げられてしまった、その千二百円じゃだめだから出かせぎに来て死んじゃった、こういうことであります。
○津川委員 一昨年、荒川の新四ツ木橋の架橋工事で八人一緒に死んだとき、七人出した村が悉皆調査をやってみたら、政府が握っておったよりも二倍半あるのです。いま農政局長はまだ握っていないと言うけれども、秋田の湯沢では、去年七百の出かせぎ者の申し込みがあったのが、もう二千になっておる。私たちの五所川原のあれで、昨年の求人が三千三百、ことしは千三百、こういうふうな実態になっているのです。
また、新四ツ木橋橋脚工事の労働災害について、建設省の調査団は不可抗力の結論を出したのに対し、警察当局は過失があるものとして送検し、さらに証拠隠滅の疑いで送検している。これは建設省の労働災害に対する認識の低いことを示すものであって、十分反省さるべきものであります。
○政府委員(高橋国一郎君) 四ツ木橋の事故の直後に、昭和四十四年四月の四日でございますが、当時の建設省の土木研究所長でございました福岡所長を委員長といたします新四ツ木橋事故調査技術委員会を発足しまして、一年有余にわたります調査の結果、答申があったわけでございますが、この委員の構成は、先ほど大臣からお話がございましたように、日本のこのほうの技術の最高権威者をもって網羅した調査委員会でございますが、その
それでは次に、新四ツ木橋の建設基礎工事の事故の問題でちょっと大臣にお尋ねしたいと思いますが、御承知のように四十四年四月一日、建設省が行なっておりました荒川放水路の新四ツ木橋建設基礎工事現場で、水どめの鋼矢板がくずれ、出かせぎの労働者八人が死亡するという事故が発生いたしまして、私どもはたいへん当時驚いたのでございますが、この工事はリングビームという新しい工法を建設省が採用されまして、その工法によって行
御承知のように新四ツ木橋の計画をするときにリングビームで施工されたわけでございますが、この前にすでにリングビーム工法といたしましては三百ぐらいの実例がございまして、そういう実績をもとにいたしましてわれわれといたしましてはこの工法を許可したような次第でございまして、実験は別にいたしておりません。
この間、一昨年の四月一日、東京の四ツ木橋の橋をかける工事で、青森県の出かせぎ者七人が死亡しております。この人たちが営林署の直雇いのときは日給千八百円。森林組合の労務班に入ってから千二百円。それで生活ができなくなって、出かせぎに行って死んでしまった。いま山で雇われる人がなくて山が荒れてきた、こういうことなんです。
○沢田政治君 建設業法がいま審議されておりますが、それ以前の問題として、特に政府の行政態度の問題として、たしか一昨年の四月だったと思いますが、東京都の墨田区の荒川放水路の第二新四ツ木橋基礎工事において、シートパイルがはずれて青森県の出かせぎ労務者が死亡した、こういういまわしい事件があったわけですが、その後、新聞等に報じられておるように、建設省まで司直の捜索の手が伸びたこういうことが新聞に報道されておるわけです
○国務大臣(根本龍太郎君) 御指摘の新四ツ木橋の工事の施工にあたって、ああいう災害を起こしたことは、まことに遺憾だと思っております。
して、粗悪工事、各種の労働災害、公衆災害等を発生させ」云々、こうなっておりますが、ところが、こういうことは単に資力が小さいとか経験が少ないということだけでそういうふうに言い切れないのじゃないだろうか、むしろこれを読んでみますと、小さな者、未熟な者がやっているというふうに出ているのですけれども、最近のものをあげてみても、たとえば大阪駅で天井を落としたとか、あるいはクレーン車を電車に当てたとか、例の四ツ木橋
○高橋(国)政府委員 四十四年の四月一日に、荒川の新四ツ木橋の下部の施工中に、御承知のようにリングビーム工法を採用しましたところが、それが破壊いたしまして、そのために貴重な人命を失った事件でございますが、事件直後建設省は新四ッ木橋事故調査技術委員会を組織いたしまして、ここで一年有余にわたります調査の結果、昨年の六月に建設大臣あての答申が出ております。
そこで、道路局長にお伺いするのでございますが、二、三日前の新聞を拝見いたしますと、二年前の、新四ツ木橋のリングビーム工法に際しまして死者が出た事件について、責任者が逮捕された。あの工法に対しましては、当委員会におきましても当時問題になったわけであります。しかし、昨年の六月に、建設省もこの事件は不可抗力だと認定なさったようであります。
新四ツ木橋におきます事故では、貴重な人命が失われまして、まことに遺憾なことだと、深く哀悼の意を表する次第であります。 ただ、事故が起こりまして、直ちに建設省は調査委員会をつくりまして、真剣にこの問題に取り組んだわけでございます。御案内のように、委員長は福岡正巳さんと申しまして、たまたま当時土木研究所長でございましたが、世界的に有名な土質学者でございます。
それから、いろいろお聞きしたいことがあるのですが、非常にくどいようでございますけれども、新四ツ木橋の事故のことについてお話を申し上げて、大臣からも承りたいと思うのでございますが、これは四十四年の四月一日に新四ツ木橋、荒川放水路で起きました事故でございます。
○根本国務大臣 新四ツ木橋の事故については、私、当時は責任ある地位にはついておりませんでしたけれども、私もかつて建設大臣をした身をもって、実は非常に重大な関心を持ちまして、その原因がどこにあるにしろ、現実にこういう災害が起こったということは、何らかの欠陥があったことは認めざるを得ないと私は思います。
○松本英一君 一昨年の四月一日、東京都墨田区の荒川放水路新四ツ木橋における橋脚建設工事において、川の中に鋼矢板を打ち込み、これをリングビームでささえる作業を実施中、鋼矢板が拝み倒しに倒れて作業員八名が埋没したという事件は、私たちの記憶になまなましいものであります。
○華山委員 昭和四十四年四月一日に荒川放水路の新四ツ木橋でリングビーム方式による架設工事が崩壊をいたしまして、出かせぎ者等八人が一瞬にして命を奪われたという事故がございました。これは当時緊急質問として本会議にものぼった重大な問題だったわけであります。
この新四ツ木橋の事故調査技術団の報告が、ちょうど一年くらいかかりまして綿密な調査をいたしました結果、建設大臣に報告されましたのが昨年の六月の二十五日であります。相当詳しい問題が出ておりますが、仰せのように、非常に具体的な、しかもこまかい技術の問題であります。
お尋ねの事故は、昭和四十四年四月一日午後四時四十分ごろ、東京都墨田区内の荒川放水路新四ツ木橋での架橋工事現場で、リングビーム工法により橋脚工事中、突然リングビームが楕円形になり、リングがはずれ飛散したため、現場で作業中の八名が水没、死亡したというもので、警視庁におきましては、約一年六カ月にわたって捜査し、事故原因を究明した結果、業務上の過失致死事件と判断されたので、工事関係者二十五名を被疑者として、
○長谷部委員 お話を承りますると、労働省は、新四ツ木橋事件のほうも、それから尻無川水門工事のほうも、いずれも過失責任ということで送検をしておる。国家公安委員長のほうでは、東京の四ツ木橋事件については過失責任として送検をしたけれども、尻無川については、一年三カ月たったけれどもいまだに事故原因が究明されておらない、こういう御答弁でございました。私は、きわめて遺憾であります。
○野原国務大臣 新四ツ木橋及び尻無川の事件につきまして、出かせぎの方々が非常な災害を受けたことに対しては、まことに遺憾に考えているわけであります。そこで、今回の災害につきましては、労働災害科学調査団を設けまして、原因の究明と対策の検討に当たっておるわけでございます。 そのうち新四ツ木橋の災害につきましては、昨年六年に調査団から調査の結果の報告を受けております。
ただいまお話しございましたように、実は四十四年四月に荒川の四ツ木橋のところで、建設省が橋梁の新設工事をやっております。そこの下部の工事をやっておりますときに、その工事の施行段階で、川の水の中に橋脚を建てます関係上、その水を排除して仕事をやるために、一つのその中で作業をやる矢板の円筒をつくりまして、水をかい出しまして、そこでドライにして下部の橋脚を建てる工事をやっておったわけでございます。
荒川事故研究会の調査報告によりますと、新四ツ木橋リングビーム工法の安全率は一によりなってない。この点からやはり設計に問題があったのではないか。これを見ておられるかどうかわかりませんけれども、この点ひとつ答えていただきたいのです。
○津川委員 千葉県の災害はそのくらいにいたしまして、次に、副長官も話していましたけれども、何が災害であるかという点が非常に複雑になりましたが、去年の四月一日、新四ツ木橋で出かせぎ者が八人なくなる事故が起きている。それに対して、建設省新四ツ木橋事故調査技術委員会から調査報告書が出ている。
また、この大阪の事故のあった現場には、農村から出かせぎに出てこられた方々もあるやに聞いておりますが、昨年の東京新四ツ木橋の事故と同様、これらの事故の犠牲者となられた人々が経験不足のため、なお一そう今回の事故を大きくしたとも思われますが、労働大臣は、これらのいなかで待つ御家族の方々にどのように補償措置をとられ、また今後の対策として、作業の安全確保についても、その対策をお伺いいたします。
御承知のとおり、労働災害は激増の一途をたどっておる、こういう傾向にあるわけでありますが、中でも昨年の荒川の新四ツ木橋における潜函工事の大災害あるいは昨年の十一月二十五日に起こりました大阪の尻無川の大水門工事の事故、これは世間に大きな衝撃を与えていることは御承知のとおりであります。