それから聴視者の要望とかいうような問題、それから既設の民放の経営の状況というような問題、いろいろそういうようなものを勘案いたしまして、ここは四つなら四つ局を置いてもだいじょうぶだというような、あるいはここは三つまではだいじょうぶだろうというような想定をいたしまして、チャンネルプランを作成するということでございます。
建設省は今の建政局と、厚生省は通りましたが、環境衛生部というものを環境衛生局にする、労働省は職業訓練部を職業訓練局にする、大蔵省が主税局を、主税局、関税局にする、四つ局ができるのです。そのほかに外務省の方で設置法が出ましたが、このときに中近東アフリカ部を作る。それから運輸省では名古屋にまた港湾建設部というのができます。
ただ海運に関する局といたしまして海運局、船舶局、船員局、まあ港湾局も入れまして四つ局があるのでありますが、これをどれかとどれかを合せて二つにするとか、或いは四つを一つにするとか、或いは港湾はちよつと形が違うから除いて、あとの三局のものを二つぐらいにしてもらえんかというような意見も誰かが言うたということを聞くのであります。