1947-08-22 第1回国会 衆議院 水産委員会 第12号
今囘私ども水産國民として、水産をもつて國家を立てていかなければならぬという念頭のもとに、農林省の一部にある水産局を昇格して一擧に水産省として力ある大臣をおいて、水産の助成に當らんとする意圖も、今水産局長からお述べになりましたような關係の、過去におけるあらゆる部面を是正するために起ち上つておるようなわけでございます。
今囘私ども水産國民として、水産をもつて國家を立てていかなければならぬという念頭のもとに、農林省の一部にある水産局を昇格して一擧に水産省として力ある大臣をおいて、水産の助成に當らんとする意圖も、今水産局長からお述べになりましたような關係の、過去におけるあらゆる部面を是正するために起ち上つておるようなわけでございます。
こういう割合になつておつたのでありますが、今囘私どもが原案をつくりますときには、蠶絲局と打合せまして、これが三圓と九圓、合計一貫匁當り十二圓という原案をつくつたのでありますが、そのうち問題になつたのは、農業技術指導員の費用、前囘三圓が九圓になつた點についてでありまして、根本的な意見が出まして、農業技術員、平たく申せば養蠶教師の費用は、これによつて利益を受ける農民が負擔すべきものである。