1948-06-11 第2回国会 参議院 農林委員会 第7号
○委員長(楠見義男君) これはこの前の第一囘國會の際の審議の状況でも御承知のように、實はこつちの方はざつと一遍かかつておる法案を總ざらいをやつて、それから二度上げ、三度上げというようにして行つたのですが、恐らく農業改良助長法も、一日くらいで質問應答をやつておるうちに、又次のことが思い浮んだりして來るのじやないかと思います。
○委員長(楠見義男君) これはこの前の第一囘國會の際の審議の状況でも御承知のように、實はこつちの方はざつと一遍かかつておる法案を總ざらいをやつて、それから二度上げ、三度上げというようにして行つたのですが、恐らく農業改良助長法も、一日くらいで質問應答をやつておるうちに、又次のことが思い浮んだりして來るのじやないかと思います。
これは棚から牡丹餅が落ちたのではなくて、この問題一つを解決するためにも、第一囘國會から本當に血の滲むような我々は苦勞をしたのであります。なかんずく厚生課を擔當しておる同僚議員である岡元君のごときは、殆んどこれに身命を賭するような活動を続け、遂に片山内閣においては、これは斷然駄目であつたのであります。
○矢野酉雄君 これは災害補償の問題ですが、例の失業法案、それから失業手當法律案が参議院の本會議において通過いたしましたときに、丁度私第一囘國會の特別委員長をしておりましたから、このままで本會議に出すならば、我々は通過させることはできない、何となれば、失業者の中で一番の失業者は、いわゆる國家に代つて強制勞働に服して引揚げて來て、そうして上陸して、その第一歩を踏み出した引揚者が失業者中の失業者、實質的失業者
いろいろすでに印刷して頂いてある速記録に、當院におきまする關係委員會の速記録に、それが極めて明白に現われておるのでありますが、政務次官におかれましても、これらの點は衆議院においてもお觸れになつておるのではないかとは存じますが、當院におきましては、特に著しくそれが具體的に出ておりまするのは、昭和二十二年十二月二日に開催をいたしました第一囘國會における決算司法連合委員會におきまして、法務廰總裁、佐藤司法次官
又今囘國會に提出する厚生省設置法案が公布になれば、その法律に伴い設置される療品局によつて、これは假稱であります。この陳情の趣旨も達せられると思う。こういう説明がありましたので、本委員會においては、本陳情は議院の會議に付して内閣に送付することに決定いたしました。
兒童委員の適正な選任につきましては、第一囘國會におきまして御協賛頂きました兒童福祉法の附則によりまして、四月一日に相當の留意を以て、兒童委員としても適正な民生委員の選任を見たわけであります。爾今におきまして、これの再教育という面に大いに力を注ぎたいと考えております。それから兒童問題を、兒童福祉法一本でやるという問題は、第一囘國會におきまして御審議の際にも非常に御奮闘を願つた點であります。
こういうようなものに對して、犯罪の動機とか或いは被害者に對するどういう措置をされたか、この犯罪問題については、これは前の第一囘國會のときにも相當意見が出まして、當局としては今後は十分にそういう點について取締るなり、萬事手落のないようにしたいという御答辯を伺つておるのであります。まだ引續きそういうことがよく現われるということであつて、利用者に對して非常に不安な感じを抱かせると思うのです。
その内容をうかがいますと、わが國柄にふさわしく、平和勳章、文化勳章、功勞章、善行章、あるいは國家的記章などを設けまして新機軸を出さんと努めているようでありますが、この榮典制度の改革ということも、もともとわが委員會におきまして、第一囘國會、昨年八月以來しばしば討議研究せられてきたところであります。
殊に參議院といたしましては、衆議院先議の法律案が多いのでありまして、衆議院でどういうふうに討議されたか、その内容を參議院側で知つておくということは、審議を促進する上に非常に重要だと思いますが、參議院の方ではまだただいま第一囘國會の速記録を配付中で、それもでき上つておりませんで、第二囘の方はほとんど出ていないという状況なのであります。
○大池事務總長 念のために申し上げておきますが、四十二條に水産委員會を十と十一の間に加えること、それから附則のところで「次の衆議院議員の總選擧後最初に召集される國會の召集の日から」というのを「第三囘國會からこれを施行する」こういうことですね。
さきに第一囘國會におきまして、本委員會としては、觀光事業のための小委員會を設け、觀光行政の整備と、いわゆる觀光審議會の設置に關して審議檢討を續けてきたのでありますが、いよいよ政府においても去る四月上旬の閣議において、觀光審議會を設置することに決し、目下その具體案を練つておるやに聞いております。
第一囘國會に提案いたしました職業安定法案は、昨年の十一月の二十日成立を見たのでありまするが、本案の第十二條の規定による職業安定委員會の委員に對する旅費額につきましては、これを兩議院の勞働委員會の合同審査の議を經て、國會の議決を經なければならないことになつておるので、ここに提案をする次第であります。
と申しております點は、国家事務であることが極めて明瞭であると考えられます八項目、これは先程百五十六條の出先機關に對する例外の規定がございますが、あれらに用いております用語と大體同じような用語を用いておるのでございまして、地方自治法の百五十六條の第五項の、前囘國會で改正を見ました點にややこれと類似の規定があるのでございます。
御承知のごとく、農地開發營團は、昨昭和二十二年九月二日附を以つて閉鎖機關に指定せられ、爾後閉鎖機關整理委員會において特殊整理を實施中でありますが、農地開發營團の實施しておりました事業のうち、農地開發法の規定による農地開發事業と、政府の委託による緊急開拓事業は、政府みづから實施することといたしまして、この場合における必要な措置に關しまして、先に第一囘國會において「農地開發營團の行う農地開發事業を政府において
職業安定法案は去る第一囘國會に提案されまして、昨年の十一年二十日に成立を見たのでありますが、同法第十二條の規定によりますると、職業安定委員會の委員に對する旅費額につきましては、これを國會の兩議院の勞働委員會の合同審査會の議を經て、國會の議決を經なければならないということになつておりますので、ここに提案いたしました次第でございます。
それに對して、私が第一囘國會において質問したのでありますが、全國において、あの失業者の大半というものは引揚者である、更に又七十萬という同胞を迎えて失業の國に入れなければならんその時に、新らしいあなた方の内閣は、本當に新日本民國家を建設しようとするならば、勞働行政において新機軸を出して頂きたい。
次に國會の運營についてお諮りいたしたいと思いますが、第一囘國會におきましては、ご承知のように相當數多くの重要の法案を國會において議了いたしたのでありますが、併し會期の點におきましては、やや必要以上に長きに亙りましたために、國會運營が少しだれまして、そのために延いて國會の權威を失墜した點も少なくなかつたように思うのでございますが、それは要するに國會の運營に自主性と計畫性とが缺けておつたことに起因しておつたのであろうと
○兼岩傳一君 從つて建設省の問題も、第一囘國會に取上げることを、熱心に請願その他が多數出たにも拘わらず、委員長はそれを委員會の議に付して、討議して採決を採つて、その方向に動くということをされなかつたのですが、今後においても、建設省問題などについて、我々が要求したときには、それを取上げないというようなやり方では、果して委員長として民主的なやり方であるかどうかということを一つお尋ねいたしたいのであります
法律案の提案理由につきまして、更に簡單に申上げますと、御承知のように現在國家財政の事情によりまして、第一囘國會に提出いたしました昨年度の追加豫算の編成に當りましては、一般公債の發行額が非常に極度に抑制されました結果、昨年度の加入電話の新規開通及び戰災復舊に要します費用の全額を一般公債の財源によつて賄うことができなくなつたのでございまして、このために昨年十二月以後の電話の開通及び復舊は、殆んど全面的にこれを
若しも承認を得られない場合は、この法案がつまり第二囘國會で效力を失いますから、第3條の「政務次官の外、國務大臣及び内閣官房長官は、國會議員を兼ねることができる。」この事項も自然效力を失うことになつて、その措置についてどういう御措置をお取りになるか、そういうことについても確信を得ることができないわけであります。
もう一つ大きな點から見ますれば、この第八條におきますところの、「この法律第一條乃至第三條の規定は、第二囘國會終了のときに、その抗力を失ふ。」
委員會に付託した後でも趣旨の説明を聽くことができるんだし、それは第一囘國會でもやつた實例によるのだ、こういう説明なのでありますが、委員會に付託した後にそういう説明があることになりますというと、委員會の審議と本會議の審議との關係が非常に不明確になるわけでありまして、この點は委員會に付託する前に説明を聽くんだということを明確にして置かれた方がよろしいのではないかという點が、参議院案と衆議院案の意見の違う