1947-11-15 第1回国会 参議院 予算委員会 第21号
産業資金の点はその半分を囘収、その他ものを加えますので、相当の金額になると思うのであります。そうしてその財政資金の中で、一つは公債の消化、一つはこの復興金融金庫の債権引受けという形に持つていくようにいたしておるのであります。
産業資金の点はその半分を囘収、その他ものを加えますので、相当の金額になると思うのであります。そうしてその財政資金の中で、一つは公債の消化、一つはこの復興金融金庫の債権引受けという形に持つていくようにいたしておるのであります。
一体この囘収についてどういうふうに大蔵大臣はお考えになつておりますか、私はそのお考が十分でないとしますれば、今の復興金融金庫その他の機構については可なり改革しなければならない点があるのではないか。そういうように考えておるのでありますが、まずその囘収の点についてどういうふうにお考えになつておりますか、その点をお伺いしたいとおもいます。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 復興金融金庫の貸出しと、それがいわゆるバツド・ローンになつて、貸し倒れになつて還つて來ないかどうかという点でありますが、これは私が申すまでもなく、金融の面からいいますと、囘収力を認め、囘収をさすということが金融の建前でありまして、若し囘収しない……これは戰爭中、殊に中頃以降においては度々あつたのではありますが、いわゆる命令融資の形で今日もいろいる預金者にも迷惑をかけておるのは
そのほか復興金融金庫といたしましては、囘収の資金が相當出てくるのであります。こういうものを加えますと、やはりこの年度内に使い得る金は、五百億は超えるだろうと思うのであります。そして配分といたしましては、大體三月ごとに大體の計畫を立てて、配分をいたしているのでありまして、さらに毎月毎月にも情勢に應じて調整をとつているような次第であります。
この百十一億という金は、國家財政の立場から言つても、當然速やかに囘収して、當面必要な諸施設の方に使わなければならぬが、なかなかこれは囘収も困難ではないかと思うのであります。のみならず昨日も申し上げますように、物價體系を堅持するという立場から、炭價の九百五十六圓八錢というものは、上げないという御方針であります。しかるに實際の費用は、昨日も申しましたように、大體千三百圓くらいに見なければならぬ。
○永江政府委員 ただいまのお話の第一の點でありまする囘収された故紙の中で、何パーセントが紙になるかということについては、その紙の性質なり、工場の生産方法によつて、かなり率は違うようであります。當時一定の基準というものはなかつたように報告されております。
第二囘の古紙囘収の議が起りましたのは、第一囘の古紙囘収、すなわちその内容は歴史とか地理とかいうような、いわゆる好ましからざる教科書として發行されておつたものを、強制的に囘収をいたしたのでありますが、この第一囘の古紙囘収におきまして、相當量の古紙が囘収されて、そしてこれがさらに再生されていろいろ教科書用の紙がまわつてくるという目標を立ててやつたその結果が、非常に効果があつたのであります。
○黒岩委員 二割を取扱いの團體へ提供したということは、囘収費としてこれをやつたということですか。またはその囘収費の出所というようなものもはつきりいたしませんので、その囘収費として二割を無償で業者にやつたという意味になりますかどうか。その點をお聽きしたい。
そうして今後もし外郭團體の中で、いわゆる世間で考えられておりますような、利權あさりというふうの傾向があります場合には、この古教科書の囘収問題に類似した、社會の人の疑惑を招くような問題が、今後にもまた發生しないとも豫言ができぬと思います。文部省としましては、かかる過失が再び繰返されないように、十分の御覺悟があられると思いますから、その點につきましても、大臣の確かな信念をお伺いしておきたいと思います。
農家は炭にしろ肥料にしろ、かますは囘収される。米だけ俵をとられるということはいけない。ぜひ俵を返せということはやかましい要求である。しかし實際問題として、大阪や東京へ來た俵を、一々出荷地へ返すことはとうていできないのでありますから、返すものは返す、返さないものは相當の價格をもつて政府が買上げるというような形式をとられることが、生産者の意に副うことであり、私はそうすべきことと考えるのであります。
そうしてその囘収に要した一切の費用を差引いて、餘剰金百六十萬一千七百八十二圓九銭というものを囘収数量に應じて道府縣廳に還付いたしたのであります。なおこれが囘収の經費につきましては、一貫目當り梱包費、倉庫への輸送費、選別費、製紙工場への輸送費、おのおの商工省の指定によりまして、一圓五十銭をもつて文部省に請け負わせたのであります。その經費はすべて組合自身の責任において出したものであります。
○稻田政府委員 第一囘の囘収につきましては、教科書局の方で扱つておりましたが、大體囘収いたまました修身、地理、歴史、公民教科書の数が二千三百四十六萬六十九冊でありまして、重量にして三百五十八萬八千四百九十六キロ百八十六グラム、これだけの囘収を完了して報告したのでございます。そのほか東京都、市區、大阪、神戸といつた大都市では、別途の方法で、囘収いたしました。
○坂田委員 これは私の聽き違いかと思いますが、第一囘の囘収は三十七萬キロ、第二囘の囘収に千三百七十萬ポンドと聽いたのですが。
殊に一艘について仕込み資金の八十萬圓ないし六十萬圓は、沖に出れば魚をとつてくる、そうすればすぐ二十日か十五日に囘収する。
そこで現在までにこれらのいわゆる隱退藏物資なるものが、どれだけの數量に上つているかということでありますが、それぞれの取扱つた部面を見ますと、まず終戰直後におきまして、警察と各地方廳において協力して行われた放出物資の囘収、それから各種の經濟統制違反に關連して没收、または換價處分、または任意供出の形において正式ルートに賣り渡された數量、これは警察、警視廳の方において取扱つているわけであります。