○政府参考人(奥主喜美君) 私どものここで述べました噴気現象や地獄現象への影響についてでございますけれども、地熱発電によるものであるというふうなことの因果関係は確認されていないというふうに認識しております。御指摘のように、事象といたしまして、八丁原かどうかは別にいたしましても、地熱発電の周辺でそういう湧出量の減少とか、そういったような事例があることは承知しております。
小松地獄、大岳地獄、泥地獄、小地獄の噴気、泉温、温泉の温度ですけど、泉温の著しい低下が起こったと。共同浴場のひぜん湯が枯れたことから、九州電力の責任で発電所の地熱で川の水を温めて供給するようになりました。 環境省にお尋ねしますが、国立・国定公園内における地熱開発の在り方について、この間、一連の自然環境局長通知を出してこられました。
○政府参考人(奥主喜美君) まず、先生から御指摘のありました、八丁原の過去の事象についてございましたが、先生御指摘のとおり、温泉協会から噴気が減少したとの指摘があるということは承知しております。ただ、自治体にもヒアリングいたしましたけれども、そういった事象について把握していないとの情報もいただいておりまして、このため、御指摘の事象については判断しかねるところでございます。
もう一つ紹介したいのは、大分県別府市の住宅地で温泉バイナリー発電施設が乱立して、住民に騒音や噴気被害が出ている問題です。 配付資料六をごらんください。 別府市の小倉地区というところなんですが、南北四百五十メートル掛け東西百五十メートルというところで、民間業者十社が七カ所に三十六基の温泉バイナリー発電施設をつくろうとしているんです。既に五基の発電機が稼働し、一基が試運転中です。
それから自噴湧出量、これが毎分一万五千三百三十六リットルが何と一千四十三リットルに減少して、小松地獄、大岳地獄、泥地獄、小地獄の噴気と泉温、温泉の温度の低下が起こったと。共同浴場のひぜん湯はもう枯れてしまって、九州電力の責任で発電所の地熱で川の水を温めて供給するようになったと。
具体的には、火山ごとに、火山性地震や火山性微動、地殻変動、噴気等の観測データ、あるいは過去の噴火の際の観測データ等を総合的に判断することにより、可能な限りの予測を行っております。 しかしながら、現在の火山全体に関する知見、個々の火山に関するデータの蓄積等の科学的水準から、火山活動に変化があった場合に、噴火に至るか否かの判断が困難な場合もあります。
○西出政府参考人 気象庁では、六月三十日に大涌谷の現地調査を行ったところ、新たな噴気孔の周囲に噴石の飛散や堆積物が見られました。このことから、二十九日の夜から三十日にかけて小規模な噴火があったと判断し、噴火警戒レベルを二から三に引き上げました。 その後、七月一日までは断続的にごく小規模な噴火が発生していたと考えられますが、七月二日以降は噴火は発生しておりません。
その後は噴火の発生は確認されておりませんが、七月二日に実施しました現地観測では、六月二十九日に確認しました噴気孔の周辺に新たに三つの噴気孔があることを確認しております。
○仁比聡平君 この提言には、今おっしゃった火山活動に変化が生じた場合には、現地でないと把握できない地温や噴気、火山ガスの変化の有無の確認のためなどという要素を挙げて、機動観測が絶対に必要だと、そういう提言がされているわけで、これができる体制をきちんと確保していく、つくっていくということがこれからの政治の課題だと思うんですね。
日本には百十の火山がありますが、これはおおむね過去一万年以内に噴火した火山及び活発な噴気活動のある火山の数ということであります。その百十のうち、五十火山については常時監視体制、これは二十四時間体制ということであると承知しております。その中に浅間山もあるわけですが、今回は噴火の有無を地元住民の第一報に頼ったわけであります。
さらに、今年の三月二十四日から二十七日にかけて、火映という、噴気、噴煙に火口内の熱い状況が赤く映るという、その火映という現象が観測されましたので、今度は機動班を現地に常駐させまして監視を強化しておりました。五月二十九日の噴火以降も、機動観測班により随時、上空からの火口観測又は船上からの火山ガス観測などを行っているところでございます。
まず、火山噴火につきましては、気象庁において、火山ごとに、火山性地震、火山性微動、地殻変動、噴気等の観測データ、あるいは過去の噴火の際の観測データ等を総合的に判断するなど、可能な限りの予測を行っており、この結果、火山活動の活発化が認められる場合には、臨時の解説情報や噴火警報等を速やかに発表することといたしているところでございます。
具体的には、火山ごとに、火山性地震や火山性微動、地殻変動、噴気等の観測データ、そして過去の噴火の際の観測データ、これらを総合的に判断することにより、可能な限りの予測を行っております。この結果、火山活動の活発化が認められる場合には、臨時の解説情報や噴火警報等を速やかに発表しております。
御嶽でも、九月十日から十一日にかけて火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生するとの判断に至らなかったという指摘と併せて、九月十二日以降も地温や噴気、火山ガスなどに変化を及ぼすような火山活動ではないと考え、現地調査を行うという判断に至らなかったという指摘があるわけですね。
○関田政府参考人 火山噴火の予測のやり方をまず申し上げますが、火山噴火の予測につきましては、地震計による火山性地震や火山性微動、傾斜計やGNSSによる地殻変動の観測、それから遠望カメラによる噴気等の状況の観測、こういったデータを過去の噴火の際の観測データともあわせて考慮して、総合的に判断して予測を行っているところでございます。
今回の御嶽山の噴火につきましては、今御指摘のように、九月十日から十一日にかけて火山性地震が増加しておりましたが、地殻変動や噴気に変化は見られませんでした。また、火山性微動も発生しておりませんでした。
そのレベルの判断でございますけれども、気象庁では、地震計、傾斜計、GNSSというものを、さらに遠望カメラというものを使いまして、地震や微動の発生状況、地殻変動の観測、噴気等の状況というものを観測を行っておりまして、これらの観測データを過去の噴火の際の観測データをも考慮しながら総合的に判断するということにより火山警戒レベルの判定を行い、噴火警報を付して発表しているところでございます。
また、環境省の自然保護官事務所、立山のですね、によると、いわゆる地獄谷というのがあるんですが、そこの噴気温度が、平成二十三年度、二十四年度観測したときは百度前後だったのに対して、二十四年度に新たに見付かった噴火点では百四十度まで上がってきているということで、専門家、地元の研究者からも現状の監視・観測体制では不十分じゃないかという指摘がなされているわけであります。
○西出政府参考人 火山噴火の予測は、地震計による火山性地震や火山性微動の観測、傾斜計やGNSSによる地殻変動の観測、遠望カメラによる噴気等の状況の観測を行い、これらの観測データを過去の噴火の際の観測データをも考慮して総合的に判断することにより行うものであります。
○西出政府参考人 火山噴火の予測が難しいということを申し上げるしかないのでございますけれども、火山噴火の予測は、地震計による火山性地震、火山性微動の観測、傾斜計及びGNSSによる地殻変動の観測、遠望カメラによる噴気等の状況の観測を行いまして、その観測データを、この御嶽山における過去の噴火の際の観測データをも考慮して、総合的に判断しております。
○西出政府参考人 火山噴火の予測は、地震計による火山性地震や火山性微動の観測、傾斜計及びGNSSによる地殻変動の観測、遠望カメラによる噴気等の状況の観測を行いまして、これらの観測データを、過去の噴火の際の観測データをも考慮して、総合的に判断することにより行うものであります。
それで、活火山というのは将来火山噴火が予想される火山のことをいいまして、これは、最近一万年間に噴火したことがあるか現在も活発な噴気活動の続いている火山のことをいいますけれども、我が国には現在百十の活火山がございます。 この百十の活火山という数ですけれども、もちろん先進国の中では最大であります。
つまり、火山はいろいろな見方をしないとなかなかその前兆がつかめない、機械ではかるだけではなくて、噴気の様子が少し違うとかいうことも含めて見ることが重要なので、これは世界の火山では、もちろん一つの火山に観測所がすべてあるわけではないですが、複数の火山をまとめて一つの観測所があって、そこに監視をする人とそれから研究をする人間とがいるというのが通常の方法です。
○藤井参考人 硫黄ですとか噴気というのは、基本的には、地下のマグマの中に含まれている揮発性成分がしみ出してきているというふうにお考えになって結構でございます。ですから、それも火山活動の一つであります。 その大もとになるマグマが地表に近づいてくるかどうかは、また別の問題なんですね。
したがって、そういう山々において、常に噴気が出たりあるいは硫黄が大量に噴出している、そういう現象がずっと続いているわけですね。
そして、一元化の問題をお触れいただきましたけれども、その百八火山の中で、災害を軽減する、要するに、ある種の予知という意味で監視を強化して、いつも監視を強化することによって、中長期的に噴火等が発生する可能性が高い火山、そのうちで無人島と北方領土と海底火山を除いたものということで、噴気活動、地熱活動が盛んな火山というのを監視を強化すべき火山ということで、これは気象庁の火山噴火予知連絡会火山活動評価検討会
まず、我が国の火山活動ということでありますけれども、現在、気象庁では過去二千年以内に噴火した火山及び箱根山など活発な噴気活動が認められる火山を活火山と指定しております。その数は、北方領土、国後、択捉ですけれども、その十火山及び海底火山を含めて八十六火山です。そのうち二十世紀に噴火した火山は五十火山近くある。つまり、全体の三分の二が一世紀のうちに噴火するということになります。
現在は、地震活動や地殻変動は比較的落ちついておりますけれども、西岩手山の噴気活動は活発化しており、噴火の懸念が払拭されてはいない状況にあるというふうにお聞きしております。このため、岩手山の火山活動については、今後も気象庁による監視活動を注視していく必要があると考えております。