○山添拓君 ただし、噴出量が大幅に大きくなる、そのために設置変更許可の前提条件に有意な変更を生ずる可能性がある、こう考えていたのは事実ですね。
差止め訴訟、取消し訴訟、私は技術屋ですので、そういった用語の使い方に関して不適切な部分があったのでは、あろうとは思いますけれども、ただ、そもそもこの大山生竹テフラの調査を行って噴出量の規模想定を見直そうとしたのは原子力規制委員会で、原子力規制委員会が始めたことであります。
それから、この時点で、不適合状態を認めさせるためには、改めて関西電力に、噴出量の変化を前提とした降り積もる火山灰の層厚を評価させる必要がありました。
ただし、この時点では大山の噴出量の評価が変わった時点であって、さらに、大山が活火山でない、これは、この判断というのは、規制委員会の判断の前にさまざまな機関でそういった判断がされております。
しかしながら、この時点において噴出量の想定が変わるということはわかっていましたけれども、恐らくは当該発電所で降り積もる火山灰の厚さが変わるのではないかと思ったからこそ、私たちは報告徴収命令をかけて関西電力に再評価を、この時点で関西電力は基準の不適合状態であるとか層厚が変わるということに関して意見を一つにしておりませんで、そのあらがう関西電力に対してどう足元をすくわれないように改善に向かおうかという議論
まず、当該大山火山灰に係るバックフィットの経緯ですが、これは、原子力規制庁の職員が文献を発見し、原子力規制委員会、規制庁がみずから調査に赴いて、火山灰を見つけて、これは噴出量の想定に変化を与えるような新しい知見ではないかということで、原子力規制委員会がみずから求めに行った知見であります。
その時点ではまだ噴出量を変えたシミュレーションが行われているわけではありませんので、科学的な事実として、対象とする発電所にどれだけの量の火山灰想定が変わってくるかということが事実としてつかめているわけではありません。 事実として、評価結果としてつかめているわけではない中で、特定指導文書の出しようがないというふうに私は理解をしております。
先ほど来御答弁を申し上げていますけれども、さまざまな資料がこの大山火山の大山生竹テフラの噴出量規模見直しにつきまして配付をされていまして、いろんなバージョンがあります。したがいまして、これがそのときに配付されたそのものであるかどうかについては、今をもって確認はできません。
○山田政府参考人 関西電力は、大山生竹テフラの噴出量を十一キロ立方メートルとして、既許可の原子炉設置変更許可申請書と同じ移流拡散モデルというものを用いたシミュレーションを行った結果、各発電所における降下火砕物の最大層厚は、高浜発電所で二十一・九センチ、大飯発電所で十九・三センチ、美浜発電所で十三・五センチと報告してございます。
○山田政府参考人 現時点におきまして、関西電力から、大山火山の大山生竹テフラの噴出量規模の見直しを踏まえての設置変更許可申請は提出されてはございません。
このVEI6規模といいますのは、火山の爆発による噴出量につきまして、十立方キロメートル以上百立方キロメートル未満、こういう規模でございます。
ところが、その後、原子力規制庁が新たな火山活動の評価手法の整備に関する知見を収集する過程で、大山、鳥取、島根の間にある大山から噴出する火山灰の噴出量について新しい知見が得られたと発表をされております。 規制委員会に確認します。どのような新しい知見でしょうか。
体積三百二十億立方メートル、琵琶湖の水量を上回るような世界最大級のマグマ噴出量だと推定されています。巽好幸神戸大教授は、次の巨大噴火に向けて新たなマグマが供給され続けている可能性が高いと指摘しています。この溶岩ドーム発見にはジャニーズのタッキーも一役買ったそうですけれども、巨大噴火の重大な兆候なんではないですか。
○山添拓君 今、皆さんにもお示しいたしましたとおり、破局的噴火の発生間隔やその際の噴出量、その誤差、幅も考慮されずに、周期性が認められないものをあたかも周期的にしか起きないもののように九州電力は審査書を示しているわけです。これは恣意的だと言わざるを得ません。火砕流などが原発に影響を及ぼす可能性が十分小さいと判断された場合には、その後はモニタリングを行うという仕組みになっています。
このとおり、三つのカルデラをまとめた階段ダイアグラムを作成をして、おおむね九万年間隔で噴出量五百トンずつ、周期的に破局的噴火が起きているように描いています。これは、本来カルデラごとに評価すべきものですが、まとめているということと、しかも鬼界カルデラをなぜか除いています。
教授によれば、ガス噴出量も口永良部島や桜島よりも多く、噴火直前の十四日午前九時二十分頃には観測所の振動を示す数値が急に倍になったとおっしゃっておられます。噴火後、振動の数値は戻ったが、まだ予断は許さない状況だとも述べられておられます。紅葉シーズンを迎え、行楽客も増えると思います。この点も考慮して警戒体制には万全を期していただきたいと、そう思っております。
この量はどのぐらいかというと、山手線に噴出量を積み上げますと、いわゆるスカイツリーの十倍近くの厚さになるというものです。
本提言の対象としております大規模火山災害とは、火砕物の総噴出量が一億立方メートルから数十億立方メートル程度の、例えば宝永の富士山噴火でございますとか大正の桜島大噴火のような大規模噴火、あるいはその影響が広域または長期にわたる小中規模噴火のような災害でございます。
○田中(俊)政府参考人 今、姶良カルデラの破局的噴火が起こるということになりますと、大体どれくらいの噴出量になるかといいますと、大体山手線ぐらいの広さで、深さが一キロぐらい……(辻元委員「予知できるかどうか」と呼ぶ) その程度の噴火が起こるということになりますと、相当量のマグマの供給がないと、そういった爆発には至らないということでございますので、そういうことを考慮しますと、マグマがそれだけたまってくれば
実際に、源泉の数というのは、昭和三十年代に比べますと約二倍になっているわけですが、噴出量、特に自然に噴出する量というのは、年々、特に近年は減少傾向にあるということであります。 そうした温泉資源の枯渇化ということが懸念されますけれども、その現状と今回の法律改正案のかかわりにつきまして御教示をお願いしたいと思います。
やはり、火山ガスの噴出量が非常に高いレベルでございまして、なかなか下がらないものでございますから、帰島の可能性というものがなかなか見えない。そういう環境の中で、活動火山対策特別措置法の想定しておりますのは、例えば、避難施設緊急整備地域に指定するという具体の話が伴うわけでございますので、その実行があり得る段階にならないといかがなものかという趣旨で私はお答えをしてまいったように存じます。
しかし、現在も連続的に噴煙を噴出しており、二酸化硫黄の噴出量は一日当たり二万トンから五万トン程度と、依然活動は活発です。 今後の見通しでございますが、現在のようなマグマからの火山ガスの放出が続く限り、山ろくに噴石や火砕流を出すような爆発的噴火が発生する可能性は低いと考えられます。 当面は、現在のような多量の火山ガスを放出する活動が続くと考えられ、火山ガスに対する警戒が必要です。
現在も連続的に噴煙を出しており、二酸化硫黄の噴出量は一日当たり二万トン程度以上という、大変活動が活発な状態が続いております。 今後の火山活動の見通し等でございますが、当面は、八月二十九日と同程度か、これをやや上回る程度の山頂噴火が繰り返される可能性があり、この場合には、火砕流に対する警戒が必要であります。また、噴石、泥流、火山ガスに対する注意も必要であります。
現在も断続的に噴火は続いておりまして、二酸化硫黄の噴出量は一日当たり約五千トンと、依然活動は活発でございます。 今後の火山活動の見通しでございますが、当面は八月十八日及び二十九日と同程度かこれをやや上回る程度の山頂噴火が繰り返される可能性があります。火砕流に警戒が必要で、仮にマグマが直接関与した場合にはより強い火砕流になる可能性が将来ございます。
雲仙・普賢岳の火山活動は、平成二年十一月十七日の噴火以来、調査時点で三年九カ月が過ぎ、一日の溶岩の噴出量は最盛期に比べると落ちてはおりますが、依然活動を続けており、七月十二日には新たな第十三溶岩ドームが出現し、八月二十五日には過去最多の火砕流が発生するなど、予断を許さない状況が続いております。
火山活動の現状につきましては、先生御指摘のように現状でもマグマの噴出量は最盛期に比べれば減少傾向が見られる、しかしながら依然として溶岩ドームは成長を続けておるという状況にございますし、火砕流の発生回数は同様に少なくはなっているものの、西側を除いて全方向といいますか、各方向に流下しているという状況は続いでございます。また、地震活動は昨年以降も依然として高い水準を保ってきてございます。
現時点、まず噴火の状況でございますが、ここ数カ月間はかなり溶岩の噴出量も減ってきているような状況でございまして、その状況がここ数カ月間続いておるというような状況でございます。 それから、御承知のように三年前に噴火いたしまして、長期継続する災害ということで二十一分野百項目にわたります対策を講じてきておるところでございます。
さきの五月十四日に、火山噴火予知連絡会の新たに就任をされました井田会長の説明によりますと、三月中旬からいわゆる山頂部東側で新たな溶岩ドームが成長を始め、火砕流の発生も最近では増加傾向にある、最盛期の三分の一から三分の二に当たる一日約二十万立方メートルの噴出量が確認をされておるということでございました。
雲仙岳の溶岩の噴出量は、昨年次第に減少しておりましたけれども、本年二月から再び増加いたしまして、二月二日ごろからは第十溶岩ドーム、三月十七日ごろからは第十一溶岩ドームが成長を始め、現在も成長を続けております。また、火砕流の頻度も、昨年十二月から一日一回程度に少なくなっておりましたけれども、三月に入ってからは次第に増加いたしまして、一日十回程度となりました、また、最近は一日五回程度となっております。
雲仙岳の溶岩噴出量は、昨年次第に減少しておりましたけれども、本年二月から再び増加いたしまして、二月二日ごろからは第十溶岩ドーム、三月十七日ごろからは第十一溶岩ドームが成長を始め、現在も成長を続けております。また火砕流も、昨年十二月から一日一回程度に少なくなりましたけれども、三月に入ってから次第に増加いたしまして、一日十回程度となり、最近は一日五回程度となっております。
一時終息の兆しが見えるような雰囲気もございましたし、現に観測陣の中からもそういうような、それに近いような御見解も発表されたこともございますが、しかしまたその後溶岩の噴出量はふえてまいりまして、最盛期の三十五万立米に近いような、三十万立米ほどの溶岩が噴出をしているというように聞いております。 先日も建設省の雲仙復興工事事務所の開所式に参りましたところ、非常に異様な隆起が雲仙岳に見られております。
雲仙岳の溶岩噴出量は昨年来次第に減少してきましたけれども、ことしの二月から再び増加いたしまして、二月二日ごろからは第十溶岩ドーム、三月十七日ごろからは第十一溶岩ドームが成長を始め、現在も成長を続けております。また、火砕流につきましても、昨年十二月から一日一回程度という程度に少なくなっておりましたけれども、三月に入りましてからは増加いたしまして、最近では一日十回程度になっております。
雲仙岳の溶岩噴出量は、昨年来次第に減少してきましたけれども、本年二月に入りましてから再び増加いたしまして、二月二日ごろからは第十溶岩ドーム、三月十七日ごろからは第十一溶岩ドームが成長を始め、現在も成長を続けております。また、火砕流の頻度も昨年十二月から一日一回程度に少なくなっておりましたけれども、三月に入ってからは次第に増加いたしまして、最近は一日十回程度になっております。
○石田(祝)委員 住宅の問題はちょっと後でお聞きをしますが、まず、最近山の状態が非常に落ちついておった、溶岩の噴出量も非常に少なくなってきておったというように聞いておりましたけれども、またここのところちょっと山が高くなってきておる、こういうことも聞いております。
この時間の経過に伴う地形の変化を計測することによりまして、溶岩ドームがどの程度成長したか、あるいは溶岩ドームの崩れ落ちた堆積物でありますとか、火砕流の堆積物の量がどの程度増加したかが明らかになりますので、溶岩の噴出量が計算できるというわけでございます。