1947-11-19 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会公聴会 第1号
茶にしましても二百圓から百三十圓ぐらい、菓子、果物は三百七十圓から三百八十圓前後、つまり嗜好品費と稱されるものが八百圓から九百圓前後支拂われておるのであります。私は酒、タバコが生活必需品だとは考えておりませんが、しかし今日の生活習慣その他から見まして勤勞大衆には、これが必需品でなくても、實際生活費に及ぼす影響は相當大きいのであります。
茶にしましても二百圓から百三十圓ぐらい、菓子、果物は三百七十圓から三百八十圓前後、つまり嗜好品費と稱されるものが八百圓から九百圓前後支拂われておるのであります。私は酒、タバコが生活必需品だとは考えておりませんが、しかし今日の生活習慣その他から見まして勤勞大衆には、これが必需品でなくても、實際生活費に及ぼす影響は相當大きいのであります。
それを配給する場合でございますが、これはこの一部で非常に嗜好品として好まれる点、或いは又衞生上の問題もありますので、十分その点は考えたいと思うのであります。そのなお他の報奬物資を渡すということによつて、過度に酒など報奬物資として渡すことを避けたらどうかというお説でございます。これは誠に御尤もでございます。さようにも努めたいと思う次第でございます。
○大島定吉君 私は先ず非戰災税についてお伺いしたいと思いますが、煙草は嗜好品の域を脱しまして、生活必需品であるにも拘わらず、今囘煙草に大幅値上を断行いたしますると共に、新たに非戰災税を設けましたことは、大衆課税であると同時に、固より敗れたる國民の当然の負担であるとするならば、何をか言わんやであります。
現在われわれは千八百圓でほとんど赤字の續出というような飢餓のどん底に追いこまれております上に、さらにわれわれがあのほんの一分か二分のひまを見て疲勞を囘復するところの嗜好品さえ、ほとんど手に入らないという状況になつてくるのであります。こういう關係からいたしまして、間接税の増額ということは、われわれにはほとんど納得がまいらないのであります。
併し一面から考えますれば、煙草自体というものが生活必需品とは言いますが、食糧なんかに比べて見ますれば、やはり嗜好品的性格が多い。
第三点の煙草の値上げの問題でありまするが、これは御指摘のように、非常に荒涼たる国民生活の中において獲得し得る唯一のレフレツシユメントであると思うのであります、これが必需品であるか、或いは嗜好品であるかということについてはいろいろ議論があると思いますが、私はレフレツシユメントであると考えておるのであります。
およそ戦前におきましては、日本人は自分の衣類は嗜好品であり、貯蔵品であつた。それが古来からの長年のしきたりでまた各家庭、別して日本婦人にはこれが身だしなみであつたのであります。その着物を人に手離すということは容易ならざる場合でなければいたさなかつたのであります。
まれます過程におきましては、いろいろと折衝もいたし、考慮いたしたわけでありまするが、結局バランスの合つた豫算をつくりまして、從來のように財政資金なり産業資金なりがたくさん出ていつて、通貨の増發という面から、物價が高騰することを防ぎますることが、やはり必要と考えまして、タバコの値上そのものによるやみ價格の高騰ということにつきましては、タバコはいわば生活必需品的な性格はもつておりまするが、やはり一面において嗜好品
総理或いは大藏大臣も煙草を喫われないかもしれませんが、煙草は單なる嗜好品として片附けてしまうには今日は余りにも國民生活に必要なものでありまして、 〔議長退席、副議長着席〕 この値段を著しく上げたり、或いは又家庭の配給を削減するようなことは、家計に極めて重大な影響を及ぼしているのでありまして、殊に國民はこれが特別会計の赤字の補填のために行われたというような経緯を聞いておりますので、若しそういう
たとえば酒とか、タバコとか、こういう嗜好品に關しまして、ある程度頭割りに配給する、あとの數割を出炭なり、新坑に關しましては、その堀進の距離等を考えて配給する。こういうふうなことに考えておりまして、つまり各品目につきまして、どういうものにどういう程度にリンクするかということを、具體的に檢討中であります。もう數日中に決定するように考えております。
酒、タバコの嗜好品も特配する。鹽も、この間商工大臣の言われるように、北海道にはどしどし送る、かように言われております。住宅につきましても、なるほど足りないが、その増設については、政府初め關係方面では格段の努力を拂つておられる。國家が不足がちの食糧とか生活必需品を、他の國民の分を犠牲にしてまでも、特に炭鑛に向けております。
酒も煙草も固より嗜好品でありまして、明日の労働のための必需品とは言いながら、その必要程度において他の必需物資と比較して格段の差があると思います。又現在煙草も酒も闇相場は相当高価に売買されておりまするので、実際は左程國民に苦痛を與えずして、國家財源の重大なる責務を果すことができると思うのであります。
いわば嗜好品に屬するものであります。ただのりとちがいまして、かつお節の場合は、その原料が鮮魚として配給統制される製品でございますから、のりのようにこれを簡單に取扱うことができない事情にあると思うのでありますけれども、その點は鮮魚として出荷されるものにつきましては燃油のリンク等の措置が講ぜられており、かつお節の原料等にまわるものにつきましてはリンクの對象に相なつていない。
更にこの嗜好品、飲食物の嗜好品という項目においては、コーヒーその他は勘定に入れてないのであります。ところで私は米窪國務大臣に質問したいのでありますが、米窪國務大臣は、一番最初のころ委員會における私の質問に對して、一五五〇カロリーで食えるか食えないかということを質問しましたときに、食える者もある食えない者もあるというふうな、極めて無責任な答辯をされたと思います。
第二の點は、實はそれは非常な問題であると思いますが、しかし若干の、最少限度の配給はいたしまして、それ以上は値段をあげますけれども、しかしこれは生活必需品というよりもいささか嗜好品的性質をもつております、愛用される方も、この時局乘切りのためということを御考え願つて節約していただきますし、そして價格の面においても、食糧その他主要食糧の入手ということがだんだん容易になつてまいりますれば、そこで資金も若干浮
タバコは嗜好品でありますけれども、勤勞大衆にとつては生活必需品であろうと思つております。從つて今後もしそういうように配給の量が減りますならば、必然的にやみ買いをしなければならぬということになるだろうと思います。
それから生活用品の四十六品目の内譯を大ざつぱに申上げますと、まず食料品、それから被服身廻品、それから住居、光熱關係の費用、それから嗜好品、衛生用品の六つの内譯があります。
成る程酒は奢侈的な嗜好品ではありますが、現在配給いたしておりますのは半分は家庭配給、四割は産業用の特配、即ち農村の米麦その他の供出に対する報奬というような意味で配給いたしております。又石炭の増産等産業用に対する報奬的な意味で配給しておりますものが大部分でございます。
國民は、農林省案として過日新聞紙上に報道された、本年十月に至るまでの間において、計画的欠配を行うとか、あるいはタバコ、砂糖、酒、水飴等の嗜好品をもつて、主食の遅配、欠配に代替配給をするなどということでは、これによつては決して國民を安心せしめることはできないと存じます。かかる手段は、政府みずから嗜好品と主食との交換を行うようなやみ行爲を奬励する結果となるおそれがあるとさえ思われます。