1980-10-16 第93回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
それは実質米価の切り下げで、その上過酷な第二期の減反が非常にも行われようとしたやさきのこのたびの冷害で、まさに農民は二重にも三重にもパンチを浴びたようで、もはやあすの営農目標すら立てられない現状であります。大臣は先般、伺いますと東北地方の冷害視察をなされたそうでありますが、大臣は本当に農民の心を忘れたのでしょうか。
それは実質米価の切り下げで、その上過酷な第二期の減反が非常にも行われようとしたやさきのこのたびの冷害で、まさに農民は二重にも三重にもパンチを浴びたようで、もはやあすの営農目標すら立てられない現状であります。大臣は先般、伺いますと東北地方の冷害視察をなされたそうでありますが、大臣は本当に農民の心を忘れたのでしょうか。
○高木正明君 重ねて大臣に要望しておきますが、私は出身地が北海道でありますから、また、二期の減反が北海道に傾斜配分されるんでないかということで、非常に北海道の農民の方々はもう来年の営農目標が立たないということで、もう五〇%を超える転作であれば農業がつぶれてしまうということでございますので、どうか来年以降も、北海道は日本の食糧基地だという閣議決定もいただいておるところでありますから、農民の心の中にともっている
これは今後の農政の基本問題にもかかわる事柄でございますので、これらの現状を踏まえて、巷間言われるように、冷害は冷害だと、二期対策は二期対策だと、これはあくまでも別なんだという冷たい話し方で突っぱねられるのか、それとも、農民があすからの営農目標を立てられるように、あるいは農業の後継者が農家を捨てることのないような希望の持てる農政を行うために、このたびの冷害に基づいて大臣が第二期対策をもう一度考え直す気持
資金を貸し付けるに当たりましては営農類型というものを設定いたしまして、それに到達するということがこの資金の直接の目的になっているわけでありますが、四十三年から四十五年に借りました者がちょうど現在時点でどうなっているかという判定をするわけでありますが、それに対しまして南九州の場合には、大体宮崎県の場合では九二%という借り入れた農家が、目標の類型ごとにつくられました営農目標というものを達成しておりますし
○大和田政府委員 私が考えますのは、国全体を通して抽象的な営農目標を設定することについては、いろいろ問題があるわけですけれども、現地へ行って農家と話をし、あるいは村の指導者と話をすれば、ここではこの程度の農業をやれば十分にやっていけるというものは、具体的な形であるわけでございます。
府県府県の事情により、また多少県の中の地域によりましても、現実に村へおりていきますと、この村では、あるいはこの地帯では、稲作ならこの程度の面積があれば十分にやっていける、あるいは果樹についてはどうか、畜産についてはどうかという大体の目安があるわけでございますから、それを県ごとに、できれば営農目標的なものをつくって、それをもって審査の参考にはいたしますけれども、これも、営農目標からちょっとでもはずれればだめだというふうに
そういう関係からいたしまして、営農目標を達成するのに、現在の標準的な営農の姿からいきまして、限度額というものを、畜産を主体とするものについては三百万円、それから、その他のものについては二百万円というふうなことで設定をする予定になっております。
○庄野政府委員 私よく事情を承知いたしておりませんので、よく調査いたしまして、これについての対策は県とよく打ち合わせて立てたいと思いますが、ただ融資条件だけの問題で済むのか、あるいはもっと、この地帯におきます将来の農業の営農目標をどういうふうに持っていったらいいか、そういう点からかかっていかないと解決にはならないのではないかと思います。
三十七年度におきましては、従来からの新対策事業を極力推進するということともに新しく開拓者の実情に即応するようにということでございまして、三十七年度においてはそれのテスト的な意味ということで開拓者の実態調査をやりまして、それに対する適切な営農目標を立てるというその基準の作成ということで二百地区を選びまして、二百地区について基準になるようた営農振興目標を立てるということを三十七年度に行ない、それを基準にいたしまして
○安田(善)政府委員 新しい開拓入植につきましては、従来の方式を刷新することとし、土地買収、適地調査、地区計画等を立てて建設工事をし、その後方式を改善し、入植農家の営農目標といたす営農類型を大規模に改訂して、これにより補助、融資を増す、そして農業経営の多角化がなるべくできるようにする、そういうふうにして入植させようと、十分ではございませんが、意図いたしております。
第三番目といたしましては、先ほどの増員ともからみますが、新しい農業の方向としての畜産及び機械といったようなものを取り入れて、新しい営農方式の確立あるいは改善といったような指導をやって参ります一つの指導の手がかりといたしまして、それぞれの地帯に即しました営農の改善モデル施設というものを、従来の営農試験地の成果あるいは従来やって参りました改善普及の成果の結果を利用いたしまして、地区ごとの営農目標に従った
しかし開拓営農振興臨時措置法によって措置をとろうといたしておりますものも、研究中の今後の営農類型の改訂上取り入れて差しつかえがなかろうという部分は取り入れまして、既入植者の今回の対策の五カ年後の営農類型と申しますか営農目標、そういうものは従来から現在入植される際に適用されております営農類型よりは改善をはかった安定目標を一つとらえようと思って、そう考えておるのでございます。