1964-10-01 第46回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
次に、南川副干拓を訪れ、干拓地における営農事情を視察いたしました。この干拓事業は、総事業費五億二千五百万円をもって昭和十八年に着工し、本年度完成の予定であります。総面積約百七十四ヘクタール、うち耕地面積は百三十ヘクタールで、入植者一戸当たりの平均が二町歩、増反者六反の耕地を取得し、今年初めて作付されたとのことでありますが、作柄はちょっと見ても非常に良好な出来ばえのようでありました。
次に、南川副干拓を訪れ、干拓地における営農事情を視察いたしました。この干拓事業は、総事業費五億二千五百万円をもって昭和十八年に着工し、本年度完成の予定であります。総面積約百七十四ヘクタール、うち耕地面積は百三十ヘクタールで、入植者一戸当たりの平均が二町歩、増反者六反の耕地を取得し、今年初めて作付されたとのことでありますが、作柄はちょっと見ても非常に良好な出来ばえのようでありました。
○足鹿委員 いま一つ、現地の営農事情について、ハラバコア地区の状況を知る資料が私の手元にあるのですが、これはハラバコア地区の高橋さんのところへ入られた人のようですが、長崎の大櫛佐一郎という人の資料です。
従って営農事情というものは全く一変するわけですね。そういう点にも、形式に流れて実態上遺憾な点があると私は指摘したいと思うのです。もちろん農林省だけの予算でやられるとは私は考えません。海脇連には農業関係のどういう技術者を置かれて、そして今後適地調査はどういう形において行なわれようとしておりますか。
農林関係の要望としては、四国山脈の南半分と宮崎、鹿児島、和歌山、奈良各県の南部山間地帯は台風の頻度が高く、高温多雨の気象環境の上に、急傾斜地が多い特殊な条件下にあるがため、農業の生産基盤と営農事情は他の地域とは本質的に異なった特性を備えているので、常農林総合経営の技術確立を目途とした試験研究機関を設置する必要があるので、現在の長岡郡大量村にちる県立農業試験場山間分場に国立の多雨傾斜地労農試験研究機関