2019-05-30 第198回国会 参議院 内閣委員会 第20号
民間に投げるということは、やはり公的な手が入りませんので、営利優先で少しひずみが出てきているというような声もあるわけです。
民間に投げるということは、やはり公的な手が入りませんので、営利優先で少しひずみが出てきているというような声もあるわけです。
大臣にお尋ねしますが、やはり効率性を追求するといった中で、営利優先についての、委託業者への経費の削減ですとか保安防災体制の後退の懸念ということも考えられるんですけれども、この点について大臣はどのようにお考えでしょうか。
営利優先、つまりコスト削減のためのグループ会社化に偏り過ぎていないか、問題提起をあえていたします。 このベストミックスが崩れた状態、いつも言いますが、要するに組織の分断が人の分散イコール技術の分散を生み、結果として継承されない技術や技能はやがて消滅をしていき、危険な事故を生み出す要因になってはいないかと指摘をしているのです。
○赤松(正)委員 総理大臣、そういう行き方というのが、さっきも同僚委員の中の指摘がありましたけれども、やはり、いわゆる営利優先という格好に映ってしまう。つまり、国家として、この場面は一度立ちどまる、そして、その姿というものについてしっかりと世界にプレゼンテーションをしていくということがあって、初めて日本国としての国家の風格というものが出てくると思います。
混合診療の導入は営利優先の医療に流れるという主張があるけれども、それを防止するために第三者に対しても徹底した情報公開を求めればいいのではないか。これによって病院は高い水準の医療を提供するために設備の充実に努め、欧米の半分以下といった危険水準の看護師の数を増やし、より安全な医療提供体制が可能ではないか。
しかし、事態は公正中立の審査と言うには余りにもほど遠い営利優先の確認検査業務がまかり通っていました。公の事務であるというのは、本来、審査は建築の社会資本としての蓄積やまちづくりへの貢献など、建築物の公共的な性質をゆがめることなく発揮できるように行われなければならないことを示すと思います。 さらに、公の本丸ともいうべき特定行政庁も弱体化してきました。
この間、例えば関電の美浜の事故などの際に、私も現地に行きまして地元の例えば大飯町長さんのお話なども伺ったわけですが、そういった際に、コスト優先、営利優先の問題とこの安全の問題との関係について、大変厳しい御指摘もございました。
このような、国民の命と健康を守る医療の分野にまで営利優先、弱肉強食を持ち込み、公的医療制度を土台から破壊、解体しようとする暴挙は、断じて許すことができません。 すべての国民は、貧富にかかわりなく医療を受ける権利を持っており、国はその権利を保障する義務を負うべきです。この立場に立って日本の医療を立て直すことこそ今強く求められていることを強く指摘して、反対討論といたします。(拍手)
また、更に今後も定員を増やすというような計画もあるように思うわけでありますけれども、どちらかとすると営利優先としか言えないような印象をもたらす発想にも大きな疑問を持ったわけであります。
ところが、露骨な営利優先でまともな保育が保障されていませんでした。 これは、新聞報道等によりますと、職員は全員一年契約、交通費は上限が一万円、会社の利益が出ないとボーナスの保証もない、二年で保育士が二十二名園を去り、入れ替わりました。確かに、四月から子供たちはほかの園に移されるわけですけれども、保育所も全員変わり、本当に子供たちも父母も不安で一杯だというこういう状況です。
私も職員に接しましてもそのように感じておりますが、しかし、本当にごく一部でありましても、営利優先でありましたり、不適切なサービス提供があったりする。
ただ、教育の世界でそのことが、営利優先となれば、教育内容は低下する可能性もありますし、アメリカの例で見られるように、給食やスクールバスの廃止とか他校との合同行事やスポーツ、文化活動などの課外活動の制限が行われるような事例が出てきたり、経費削減のために古い機械工場など安全性に疑問のある建物が校舎に利用されているところもある。
具体的にならない段階では、完全民営化という本文の規定の方が優先されて、いわば営利優先の経営が行われる可能性があるということです。 その場合に、では、どうしてその指針の内容を具体化するかということで、先ほど各参考人の中からも出ておりましたように、やはり地元住民の合意というものを指針の中に必要条件として入れるというようなことですね。
既にいろいろ御議論がありましたけれども、どうも、営利優先ということが先行しますと著作権のたたき売りにならないかと、関係者の間での心配がございます。 著作権者の中には、今大変売れている方もあれば、今はそうではないけれども、しかしやはり将来のための大事な仕事をしていらっしゃるということもあるかもしれません。
美術の分野では今回初めて対象になるわけでございますが、美術商などが参入して営利優先の経営をすれば、真の権利者保護とならないのではないか、そういう懸念があると思うわけでございまして、私は、権利者保護の観点から、管理事業者のあり方についてはきめの細かい配慮が必要じゃないかな、そう思うわけでございます。大臣の御所見を伺いたいと思います。
○田浦直君 それから、新聞にも時々載っておりますけれども、民間企業による営利優先の事業展開というのが見受けられるんですね。これは利用者の切り捨てとかあるいは従業員の切り捨てというふうなことであらわれているところがございます。
株式会社の農地取得問題につきましては、昨年十二月の食料・農業・農村基本問題調査会の中間取りまとめにおきまして、まず情報力や技術開発力あるいはマーケティングノウハウなどの導入により農業全体が活性化するという賛成意見が一方にあり、また一方では、投機的な農地取得などを完全に排除できない、また農村地域社会のコミュニケーションを乱すのではないか、あるいはまた、株式会社はやっぱり営利優先でございますから、一方的
さらに、政府の開発優先、安全無視の安全審査体制のもとで、電力会社による営利優先、安全無視の建設、運転の強行という危険性も持っています。 現に、私は本調査会で、柏原発の静翼亀裂事故について、設計ミスに加えて事前の試験も行っていなかったという驚くべき実態を明らかにしましたが、政府の調査でも大多数の国民が原発に不安を表明しているのは当然です。
明らかに物すごく営利優先で、何でもかんでも突っ走れなんて書いてある綱領はどこにもあるわけではありませんけれども、微妙な違いがこうした大きな惨事を引き起こす一つの原因になっているのじゃないか。だからこそ私は、やはりJR西日本の人に来ていただいて、ここでその微妙な違いを御説明いただきたかった。ところが、今の運輸省の方の御説明でも、やはりその点は突っぱねてしまうお答えしか返ってこなかった。
ですから、悪天候にもかかわらず無理な経営のもとでもうどうしても発進せざるを得ないとか、まあ大丈夫だ打っちゃえというような感じで、営利優先というんでしょうか、発進せざるを得なかったというこんな状況に追い込まれていることを考えますと、やはり安全性の確保というものはもう到底考えられない。 これらの点に果たして今後どう対処されるか。
第一は、国民の共有財産である新幹線をJRに安値で譲り渡し、営利優先を保障する仕組みとなっていることです。新幹線保有機構の存在そのものがJRグループ内の収益を調整するもので、分割・民営の矛盾を象徴していたものですが、譲渡については新幹線保有機構法で三十年のリース期間後に譲渡し、売却価額はその時点の国民の判断で決めると国会で明確に答弁していたものです。