1951-03-31 第10回国会 参議院 厚生委員会 第23号
そこで私ども参議院で出した試案でございますね、それの中にも考えていたことでございますが、九十床以下であつても医療法できめられた病院であるならば、それらが総合して、協力をして持つような方法が一つと、それから單科病院でも総合病院と協力すれば持つことができる。或いは医師会等を中心にして、県單位とか或いは地方事務所單位ぐらいにやはり持つことができる。
そこで私ども参議院で出した試案でございますね、それの中にも考えていたことでございますが、九十床以下であつても医療法できめられた病院であるならば、それらが総合して、協力をして持つような方法が一つと、それから單科病院でも総合病院と協力すれば持つことができる。或いは医師会等を中心にして、県單位とか或いは地方事務所單位ぐらいにやはり持つことができる。
○藤原道子君 その点は従来のような養成機関でございましたら、どうしても看護婦の実数が足りませんので、とても医療機関が運営困難に陷る、それでいわゆる関係筋では相当強い意見がございますけれども、衆参一致した立法府の意見といたしまして、これよりほかに方法がないのだというところで、向うへは一つ了解を求めるようにということで、單科病院でもこの中に入つておると思いますが、連合いたしまして、それで養成機関を持つことができる
○谷口弥三郎君 もう一つ、この前もちよつと話が出ておつたようでございますが、いわゆる六三を出て二年やります、あの二年のほうの養成機関は、今まで通りでありましようか、或いはそれとも今まで通りと申しますのは、これまでは総合病院でないとできなかつたのが、それを今度はほかの單科病院の集まつたものでやれるというような話が出ておつたのですが、如何になりましたか。
昨年医療法の改正で病院の定義というものが変つて参りまして、從來十ベツド以上を病院と称したのですが、今後は單科病院でも二十ベツド以上持たなければ病院と言えない。各種の診療所では九ベツド以下ならば治療できるという医療法の改正かできて、それで診療所では四十八時間しか置けない。これはもう皆さん御存じの通りこのベツド数を積りますというと何か九万くらいになりますらしいですね。これはもう病院ベツドは使えない。
又新たに病院を拵えますということも、医療法の改正によつて、総合病院は百ベッド以上、單科病院でも二十ベッド以上と改正されておりますので、新しく病院を拵えるということは非常な困難な現状にあるのであります。病院の建物を病院以外の目的に利用されるというようなことは、非常に私は避けなければならんことと存ずるのであります。
○政府委員(東龍太郎君) 單科病院は総合病院でございませんので、只今お話のように、許可を受けて單科病院と雖も保存はできるという考えであります。
これらにつきましては、何とか便利な方法を考究して頂きたい、一方に和歌山縣野上病院においては單科病院でありますが、副院長の説明によりますと、看護婦を現在養成しておる、こういう御回答を得ております。縣によつてこの取締が異つておるということは私共余り面白くない。こういうように考えております。