1952-02-13 第13回国会 参議院 本会議 第12号
すでに新潟県を初めとして、東北、北陸その他早場單作地帯は、今日までに相当多額の超過供出を行なつております。仮に匿名供出に対する免税の措置が行われるならば、これらの二月前に行なつた超過供出についても当然免税の措置がとらるべきだと考えるのでありますが、これに対する農林大臣、大蔵大臣の御所見を承わりたいと思うのであります。
すでに新潟県を初めとして、東北、北陸その他早場單作地帯は、今日までに相当多額の超過供出を行なつております。仮に匿名供出に対する免税の措置が行われるならば、これらの二月前に行なつた超過供出についても当然免税の措置がとらるべきだと考えるのでありますが、これに対する農林大臣、大蔵大臣の御所見を承わりたいと思うのであります。
これは今後單作地帯の農家については、ぜひそういう政策的な問題を考慮しなければなりません。あるいはこれに対して何か補償方法を與える必要があるかどうかという問題を、われわれは考えておりますが、その点についてお考えがありましたら御発表願いたいと思います。
国有土地森林原野下戻法制定に関する請願(平 澤長吉君紹介)(第四六三号) 丸森町地内の国有林拂下げに関する請願(松本 善壽君紹介)(第四六四号) 畑地かんがい施設費国庫補助の請願(亘四郎君 紹介)(第四六五号) 有畜農家の創設維持対策確立に関する請願(小 澤佐重喜君紹介)(第四六六号) 海岸砂地の造林及び防風林施設拡充に関する請 願(亘四郎君紹介)(第四七二号) 積雪寒冷單作地帯振興臨時措置法
配給辞退のあつたところの、單作地帯の米のみとれる方面にも、あるいはまた一般の都会地においても、これを進んで食べるように奨励いたしたいために、子供の時代から食生活の改善をいたすように、文部省等をして、児童からこれを仕立てて行きたいと考えて、さようにいたしておる次第であります。
なお積雪寒冷單作地帯における農業の振興を図るため前に述べた土地改良、開拓事業のほかに農業経営の改善に要する費用としておおむね五億円を要求いたしております。 第三に農業改良普及のための経費につき御説明申上げます。その第一は、農業改良普及員及び專門技術員の設置及び活動補助費であります。
次に單作地帯振興について申述べたいと思いまするが、單作地帯は、食糧増産の余地が極めて大きい半面、積雪寒冷のため自然的條件に恵まれておりませんので、社会経済的にも立遅れているため、單作地帯の振興は、食糧増産や農業経営の安定のため極めて重要な方策でありますので、前国会において單作地帶振興のための法律が制定せられたのでありますが、政府は、このため二十六年度、補正予算において二十億を支出いたしました。
横川 信夫君 委員外の出席者 農林事務官 (農業改良局統 計調査部長) 安田善一郎君 專 門 員 難波 理平君 專 門 員 岩隈 博君 專 門 員 藤井 信君 ――――――――――――― 一月三十一日 うんか並びに風水害対策等に関する陳情書 (第二六一号) 積雪寒冷單作地帯振興臨時措置法
たとえば地方財政平衡交付金制度におきましても、基準財政需要額の算定に関しては、現在も若干の補正の道が講じられてはおるが、あまり実際とかけ離れておるので、さらに実情に即した、積雪寒冷地帯に特別なる補正を考慮すること、また積雪寒冷地帯、いわゆる單作地帯の振興臨時措置法の効果についても、国の財政措置が二十億円の少額ではその目的を達しがたいから、さらに拡充して補助額を引上げて、寒冷地帯の要望に沿うべきであるとの
なお公共事業費と申しまするか、この土地改良以外の経費におきましても、特に單作地帯に関係の深いものにつきましては、予算の運用上これを一括して単作地帯経費として交付するようにとりはからいたいと考えております。また耕地を含む農業災害復旧の経費といたしまして百十六億九千六百万円を計上いたしまして、毎年累積して行く災害をなるべく短かい期間に終らせるように考慮いたした次第であります。
即ち公共事業費に例をとつて見ますると、その増額三十七億円は、單作地帯、奧地林道事業、文教施設費等への新規の若干支出がありましたが、公共事業費の実質的削減に対しましては何らの補充措置も行われておらないのであります。そのため今までの公共事業につきまして各府県では削減や、中止の止むなきに至つているものも多いという実情にあるのであります。
委員長報告) 第九四 教職員の行政整理等に関する陳情(二件)(委員長報告) 第九五 教職員の定員確保に関する陳情(二件)(委員長報告) 第九六 学校給食の予算措置に関する陳情(委員長報告) 第九七 学校給食継続に関する陳情(委員長報告) 第九八 学校給食継続実施に関する陳情(三件)(委員長報告) 第九九 新制中学校認証外建築費等国庫補助に関する陳情(委員長報告) 第一〇〇 積雪寒冷單作地帯
第四に、積雪寒冷單作地帯対策事業費についての問題といたしましては、受益面積が原則五十町歩、山間二十町歩とされているが、十町歩まで下げるべきではないかとの質疑に対し、なお一層の努力はするが、予算の関係上引受けるわけには行かない、又それに含まれない農道については別途考慮すべきではないかとの質疑に対し、目下部内で研究中であるとの答弁がありました。
内藤友明君外一名紹介)(第八四九 号) 八七 同(中村清君紹介)(第八五〇号) 八八 同(土倉宗明君紹介)(第八五一号) 八九 同(石川金次郎君紹介)(第八五二号) 九〇 同(受田新吉君紹介)(第八五三号) 九一 同(園田直君紹介)(第八九七号) 九二 同(永井要造君紹介)(第八九八号) 九三 同(川端佳夫君紹介)(第八九九号) 九四 同(佐瀬昌三君紹介)(第九〇〇号) 九五 岡山県の積雪寒冷單作地帯指定
農林省の計数によりますると、補助事業として国家財政より支出するために要求中の概算額は、積雪寒冷單作地帯に対する振興費を含めて、灌漑排水事業二百二十一億二千五百万円、土地改良事業七十三億五千八百万円、開墾事業百五十二億五千七百万円、干拓事業六十五億六千万円、計五百十三億円でありまして、これによりまして、七十二万町歩の農地の改良造成を行い、二百七十万石の増産をねらつているのであります。
土地改良事業等促進に関する請願(委員長報告) 第一一七 農業災害補償法の一部改正に関する請願(委員長報告) 第一一八 部落農業団体活動費等助成に関する請願(委員長報告) 第一一九 水稻病虫防除費全額国庫負担等に関する請願(委員長報告) 第一二〇 土地改良事業費等国庫補助増額に関する請願(二件)(委員長報告) 第一二一 接收地宮城県王城寺原解放に関する請願(委員長報告) 第一二二 積雪寒冷單作地帯
東北、北陸あたりでは経済的に、單作地帯が窮迫しておる場所におきましては、実際におきまして痛し痒しの状態にあるのであります。これは何であるかと言いますと、経済的に窮迫しておる事情が露骨にわかる。そこで、私は農林省は、こうした冷害地或いは雪害地等に対しましては、農業改良を推進いたしまして、二毛作地帶にしなければならんというようなことを、一方において立てておりながら、これに対する財政的の裏付もできない。
○国務大臣(根本龍太郎君) 單作地帯の予算は、当初農林省が要望しておつた点まで行かないという点は国家財政全体の関係からやむなく二十億程度、而も本年は御承知のようにこの予算が通過いたしましても、十一月頃ということになりますれば、相当量の事業量でございまするので、この程度で本年の補正予算は我慢しなければならんと、かように考えております。
ただこの單作地帯の問題につきましては、私は三百町歩を主張したのでありまするが、専門家の農林大臣の意見を聞きまして、私の三百町歩というのは誤まりである、こういうので農林大臣の説に從つたのであります。それから私が三百町歩とか、或いは普通の公共事業費と同じような建前で行くと申しますのは、御承知の通り昭和二十三年まではお話のようなことでやつていたのであります。
○国務大臣(根本龍太郎君) 大蔵省の最初の考え方は、実は現在公共事業費の国庫補助の対象の限度、從いまして三百町歩以上のところであつたらいいじやないか、單作地帯の特別措置も、これは国家の補助事業であるということならば、同じように公共事業費におけるところの單位をとるべきだということでありましたけれども、小林さんの御指摘のように、單作地帶も特別助成の方法であると、これは我々のほうの主張が強く貫きまして、その
特に單作地帯などは御承知のごとくに奨励金も、或いは従来の加算金も廃止になる。昭和二十六年産米におきましては二千五百五十万石の供出に当り、政府は奨励金も成るべく努力するという程度にとどまつております。具体的に数字も示しておりません。かようなわけで、農家は手をもぎとられ、足をもぎとられ、おしまいにはだるまみたいになつて歩かなければならんという状態で働くこともできませんから生産は勢い減退すると思います。
新規の問題につきましては今の單作地帯の問題で二十億、林道で七億五千万円。ただ例外は、先ほど申上げました六・三制校舎の問題につきましては、これは止むを得ないというので物価高の半分を組んでおります。この前の議会で問題になりました価格差補給金は組まずに済みます。或いは物価高の分は原則として組まん。こう言つておるのでありますから、今回の補正予算も我々といたしましては公共事業費等は含めていないのであります。
公共事業費三十七億は、当初予算の補正としてはあまりにも僅少であつて、寒冷單作地帯を除いては、何一つ仕事ができないことは明らかであります。土地改良に基く食糧増産などと口はばつたいことを農林大臣は言つておりますけれども、事実はこの通りなのであります。
さらに国が農林漁業政策に対して、積極的な施策をとるとおつしやつておるのでありますが、かりにその一例を申し上げてみれば、農林漁業の長期資金の問題、あるいは特に現根本農林大臣が鳴りもの入りで宣伝をされた積雪寒冷單作地帯に対する対策費、あるいは農協再建整備費の支出の状態であります。
第三は、積雪寒冷單作地帯対策費でございます。二十億円を政府は計上いたしまして、全部土地改良に充てるやに拝聴いたしておりまするが、この金額だけでは不足でございます。この際申し上げたいことは、積雪寒冷單作地帯を取上げるならば、政府はすみやかに豪雨災害地帯に対しましても、特別なる措置を即時談ずべきであるということを申し上げたいのであります。 次は平和回復善後処理費であります。
たとえば九州や関西方面のように、二毛作のできる地帯の所得の状態は、非常に優秀でありますが、東北のような單作地帯はそうではないのであります。ところが税の徴收の仕方は画一であります。関西や九州の所得の状態と、東北の所得の状態とは相当の隔たりがありますが、法の規定上、画一性のために税は同一の徴收の仕方をされております。
第三に、積雪寒冷單作地帯対策のために二十億円というものが追加されたのでありまするが、承りますると、この二十億円全部が土地改良に充てられるそうであります。それもけつこうである。在来土地改良には国営の事業あり、府県の事業があつたのでありますが、それ以下の町村あるいは部落、あるいは民間団体等においてこれを行う際の資金に欠けておつた。