2020-07-22 第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
これまでの文部科学省の説明では、問題作成者が同じだからと繰り返すばかりで、異なる日程の試験の難易度が同等である保証は何も示されていません。難易度が同等化されていない異なる三つの試験セット、二つは共通テスト、一つは何とセンター試験の予備問題を流用するという話でありますが、この得点自体の合計点を並べて上位から合格者を決めるというのは、不合理で不公平であります。
これまでの文部科学省の説明では、問題作成者が同じだからと繰り返すばかりで、異なる日程の試験の難易度が同等である保証は何も示されていません。難易度が同等化されていない異なる三つの試験セット、二つは共通テスト、一つは何とセンター試験の予備問題を流用するという話でありますが、この得点自体の合計点を並べて上位から合格者を決めるというのは、不合理で不公平であります。
問題作成者や大学関係者など、大人の事情を優先した結果、受験生や高校現場に不公平で不合理な仕組みを押しつける結果になっているのではないか。そもそも、高校関係者と大学関係者の協議の場の構成が不適切だったのではないか。高校関係者は四名、大学関係者はその二倍以上はいたとの全高長からの聞き取りでありました。公平な議論が本当にできる環境だったか。
○伯井政府参考人 御指摘いただきました問題作成については、校正等、最終の段階なわけですけれども、最も機密性が高い業務でございますので、これをオンラインで自宅でというわけにはもちろんいかないわけでございます。 緊急事態宣言がなされている中、大学入試センターにおいては、委員等の協力を得ながら、機密性を保ちながら、鋭意、進捗におくれがないよう準備をしているということでございます。
○伯井政府参考人 今御指摘いただきましたように、大学入学共通テストの試験問題、各大学等の教員が大学入試センターで問題作成に従事するという形で、二年間かけて行われます。 現在、来年の問題作成についてはもう最終段階に入っておりまして、大学入試センターにおいて鋭意準備を進めているというものでございます。
私も、地元で、ある国立大学の先生と一杯やったときに、問題をつくるのは毎年大変なんだよ、研究する時間も惜しんで、しかるべき人間を入学させるための問題作成というのは大変苦労がある、それについての何ら見返りもないという、別にその先生は文句を言っているわけじゃなくて、もうちょっと学校に還元してもらえればありがたいなというお話がありました。
大学入試センターでは、出題する教科、科目の問題作成過程におきまして、各科目の難易度についてもチェックする委員会を設けまして、各教科、科目に難易度において極端な得点差が生じないよう努力しているところでございます。
○萩生田国務大臣 今般報道のあった内容につきましては、大学入試センターの規則において、任期終了後も含めて問題作成委員は厳格な守秘義務が課されているところですが、試験問題の機密性、公平性の観点から、どのような形であれ、社会的な疑念が生じないようにすることが必要であると考えます。
私、この民間試験の導入というのは、本来、大学みずからが行うべき学生選考の手続、この問題作成とか採点の手間とコストを削減して、これを受験生に負担を負わせているのではないかという疑念を感じております。文科省としては、どのように考えられますでしょうか。
したがって、できればあしたにでも、文部科学省において実施大綱の見直しを、大学入試センターにおいては問題作成方針の見直しを行い、公表する予定で今準備をしております。
大学入試センターにおける大学入学共通テスト問題作成方針によれば、障害等のある入学志願者に対する問題の作成等の項目で、点字による志願者や解答用紙の大きさやレイアウト、パソコン利用の配慮を行うことには触れております。しかし、詳細な配慮内容については明らかになっておりません。これでは準備が到底間に合わないのではないでしょうか。
センターとして引き続き問題作成や採点基準の作成を行っていくことは変わりませんので、今後も大規模採点のノウハウを有する民間企業者に、同社に限らず広く参入の機会があるものと承知をしています。
さらなる改善方策を検討する中で、御指摘の趣旨も踏まえ、問題作成者や採点者以外の者の目で出題や採点についての点検や品質チェックを行うという観点から、どのような取組が可能か、しっかり検討して実行に移してまいりたいと思います。
問題作成者ですから。
採点基準そのものについては、これは具体的な問題作成にもかかわるものでございますので公表いたしませんけれども、ただ、その中で、公表しております以外のものについてはどういうものがあるか、これは既に採点者には公表しておりますけれども、それについてどういうものがあるかについては御報告ができるかと存じます。
平成二十九年度のアドバイザリー業務、そして平成二十九年度のプレテストの記述式の採点関連業務並びに平成三十年度プレテスト記述式問題の採点業務につきまして、それぞれ、受注者が問題作成や採点基準作成、正答の条件等の作成に何らかの形でかかわったかという趣旨のことを一つ一つお尋ねしました。大臣は確認をするというふうにおっしゃいましたので、この点の確認をさせてください。
問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしていますが、来年度実施する大学入学共通テストの問題作成はセンターにおいて行うものであります。
先日、文教科学委員会では参考人質疑が行われましたが、記述式問題は各大学に解答を渡して採点させるべきだという参考人の意見がある一方、問題作成と採点を分けると記述式の長所を台なしにしてしまうという意見もございました。基本的なことで識者の意見が分かれているこの現状は、全く議論が煮詰まっていないあかしでもあります。
○萩生田国務大臣 これも同様なんですけれども、問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。 大学入試センターは、受注者から記述式問題の採点という観点で助言を受けていますが、採点基準は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとに策定されたものと承知をしております。
○萩生田国務大臣 問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知しています。 採点基準の策定は、センターが委嘱した委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。 問題作成は、センターから委嘱された委員の最終的な判断のもとで行われたと承知をしております。
つまりそれは、先ほど私が申し上げた、問題作成と採点を分業させようということになるわけです。この分業が実は困難だというのが国語の記述式試験の最大の問題点なんですね。国語だけではないかもしれません。記述式試験というものが持っている長所を殺してしまう部分に実はなるんだということです。それをやはりどうして予想できなかったんだろうか。
文科省が採点業務について委託をしました学力評価研究機構の出した準備状況をめぐる報告書には、細かいいろいろ説明が出ておりますが、採点作業中の問題作成委員と採点者の集団の連携方法が全く書かれていません。なぜそれについての言及がないのか、不思議でならないところです。 採点を進めている中で、想定していた採点基準に当てはまらない曖昧でグレーな解答が出てくることが必ずあります。
つまり、よほど問題作成者たちにこのような形式でやれという指示、命令が出されて、そこから逃れられなくなっているとしか思えないような反復、強迫的反復が起きております。それによって問題の質が落ちているということをやっぱり見なければならないだろうと思います。
いずれにしても、司法試験予備試験の問題作成は司法試験予備試験考査委員に委ねられておるところでありまして、今後とも適切に問題作成がなされるものと承知いたしております。
平成二十七年に発生した試験問題の漏えい事案を受けた措置がとられておりまして、平成二十八年の問題作成に関与した法科大学院の教員はいませんでしたが、その後、再発防止策の徹底を前提として、法科大学院教員の数が増加しております。 平成二十九年は、三十六名中十名が法科大学院の教員でございます。
それで、司法試験の実施を担う司法試験委員会におきまして、問題作成を担当する考査委員に対して、出題のあり方につきまして、法科大学院における教育内容を十分に踏まえたものとする旨の方針を示していることや、考査委員自体に法科大学院教員が相当数含まれていることなどにより、法科大学院教育と司法試験の内容の連携がとられているものと承知しております。
また、全国統一試験の実施については、現状において、高等教育機関への進学者数が約九十六万人であるのに対して、最大規模である試験である大学入試センター試験でも受験者数が約五十五万人にとどまっていることから、実施主体や問題作成など多くの解決すべき課題があるということで、貴重な御提言であるとはいえ、やはり困難ではないかなというように考えます。
その試験の実施につきましては、協議会におきましては、事務職員十名、また試験の作成は五十九人の試験委員、そういう体制で執行しているところでございますけれども、近年、一回から二回に拡大したばかりでございまして、三回目の試験の実施に当たりましては、数千人規模の受験申請者の全ての事務処理がまた新たに発生するといったようなこと、さらには、試験の実施につきましては、試験問題作成の事務、それから試験実施に至るさまざまな
先ほど申し上げましたように、司法試験の問題作成、採点につきましては司法試験考査委員に委ねられております。法務大臣としては、問題及び正解の公表をされております範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容等については差し控えさせていただきます。
○金田国務大臣 ただいまの御指摘に対しましては、司法試験の問題作成、採点、これは司法試験考査委員に委ねられておるところであります。 法務大臣としては、公表されている問題、正解の範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容について言及することは差し控えたいと思います。
司法試験の問題作成と採点につきましては司法試験考査委員に委ねられておりまして、法務大臣として、公表されている問題そして正解の範囲を超えて司法試験の個々の問題、内容等について言及することは差し控えさせていただきたいと思います。
司法試験の問題作成と採点につきましては、司法試験考査委員に委ねられております。 法務大臣としては、公表されている問題及び正解の範囲を超えて、司法試験の個々の問題や内容等について言及することは差し控えさせていただきたい。 以上であります。
司法試験の独立性、中立性を確保する見地から、司法試験の問題作成と採点は学識経験を有する司法試験考査委員に委ねられているところは先ほど申し上げました。 仮に、法務大臣において司法試験の個々の問題、内容等について所見を述べることになれば、司法試験の考査委員が独立性あるいは中立性の立場で問題作成を行うことが、趣旨を損なうおそれがあるので、答弁は差し控えさせていただきます。
そして、とりあえず平成二十八年の司法試験については、法科大学院において現に指導している者は司法試験の問題作成に従事しないことなどの提言をいただきました。それを踏まえて、今、来年に向けた準備を進めているわけでありますが、その後のことにつきましても、ワーキングチームにおいて引き続き漏えい事案の原因究明の調査や再発防止策の検討を行っていくもの、そのように考えております。
司法試験委員会においては、平成二十七年司法試験の論文式試験公法系科目第一問の出題内容を精査するとともに、他の答案の確認、問題作成に関わった司法試験考査委員からの事実確認、本件受験者からの事実確認、青柳前委員からの事実確認などを行った結果、御報告した漏えいの事実があったことを確認するに至りました。
この結果、現在、問題作成に携わっている試験委員の方は百名を超えているという状況にございます。 試験問題そのもの、これらの試験委員が集まりまして試験委員会というものをつくっておりますが、この中でおおむね一年間作成しております。