2010-11-09 第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
商船学校からたくさんの方を招いて、軍とは違う取り組みをやったわけです、その組織の歴史。もちろん、さっきから言うように、流出は是としません。しかし、今一万二千人の職員が、本当に日夜働いております。
商船学校からたくさんの方を招いて、軍とは違う取り組みをやったわけです、その組織の歴史。もちろん、さっきから言うように、流出は是としません。しかし、今一万二千人の職員が、本当に日夜働いております。
私の父親は海運業でありまして、商船学校を出て、そして機関士としてマグロ漁船に乗って、マグロ漁船は一回行ったらなかなか帰ってこない。太平洋に出ていたときに私が生まれて、そこから私の名前の洋一の「洋」がついたわけであります。その後、私は今治で育ちました。今治は、皆さん御存じのとおり、造船の町であります。まさに造船と海運というのは、私のことのような産業であります。
その中に、どうしても日本人の配乗というのが限定されてくるということによって、今後海員の育成とか、職場が狭まっていくということ、結局、商船学校に五倍からの競争率があるのにかかわらず、商船学校を出てなかなか船会社に就職できないとか、最近漁船の方は、水産学部の遠洋あたりもなかなか船に乗れない、輸入水産物の方が多いわけで、遠洋もだめ、沖合も余りよくないということで、非常に乗る機会が薄くなってくる。
○玉置委員 今、全般として船員不足というお話を聞くのですが、実際に商船学校を出てあるいは船員学校を出て就職される人がすべて、卒業者全部受け入れてもらっているかというと、そうではないというお話を聞くのですけれども、船員の需給状況というのですか、雇用状況といいますか、この辺について今どういう状態なのかということを、まずお聞きしたいと思います。
○山本(公)分科員 今数字を挙げて御説明いただいたわけでございますが、いずれにいたしましても、商船学校、商船高校も海員学校も商船大学も、卒業生のうち、全部じゃなくて八十二名とか八十一名が海上に就職をいたしたわけでございますが、そういった特殊、特殊と言っては失礼ですけれども、特別な専門学校を出て、かつ海上に就職をしなかった人間がやはりいるわけでございます。
そこでまず、その船員がいわゆる資格を得るといいますか、そういった船員になるための資質を磨くために、全国で国立の商船学校を設けていただいております。この商船学校の実態、そしてその卒業生の就職状況というものをちょっとお聞かせを願いたいと思います。
まあ長野や山梨、海のないところは、大学へはおいでになるでしょうが商船学校へは希望者が少ないと思うんですが、そんなことがわかったらひとつお聞かせいただきたいと思います。
ところが、この船長さんの経歴を調べてみますと、昭和二十年の九月に清水高等商船学校を終わってかれこれ三十五年ほど船員保険を掛けて、たまたま解雇になって、失業してこの雇用センターに登録された登録人である、こういうのがいわゆるこの事故の実態です。
さらに漁業におきましても、二百海里対策、専管水域が設定されまして、各国における漁業の規制というような管理政策が浸透してまいりまして非常に厳しい状況であるというようなことから、私どもとしましては、この法律の改正によって直ちに急激に女子の船員が増大するというふうにはちょっと期待しておりませんけれども、従来商船学校におきまして五十五年から門戸を開放いたしまして、そこにおきましては徐々にではございますが女子
それから、それに基づく日本の船員の過剰状態、それから海上労働に対する一般女子の認識などから見ましても、女子の船員が急激に増加するということは当面考えがたいわけでございますが、商船学校に対する女子の入学者が、その門戸を開放して以来着実にふえてきているというような状況も一方にあるわけでございます。
たとえば、一つの例といたしまして、水島港のごときは、ちょうどタンカーの船長が私の商船学校のクラスメートぐらいでございますけれども、ああいう港に二十万トンを入れるというのは、私らは常識ではとても考えられない、どうもやはり船舶側にだけその責任が負わされているけれども、それを取り巻く周囲の条件を十分整えていかないと、明治以来の小さな港に、タンカーはどんどん五十倍にふくれ上がったわけですから、もう寸法が基本的
それからもう一つ、船員の採用についてどう考えているかということでございますが、確かに新しい船員を採用しないでおきますと、どんどん老齢化してまいりますし、これは企業にとっても大変なことでございますのと、それから新しい商船学校の前途有為な青年の希望をまた入れられない点において、いろいろの問題があるとは存ずるのでございますが、ただ現在のように、先ほど申し上げましたように、量から質へと日本の海運体質を改善しなければならないときには
私が一番ショックを受けておるのは、たとえば商船学校、神戸商船大学などを卒業した人が一人も採用にならぬ、みんな陸上の会社に就職をする、これはせっかく専門的に学んできても何の役にも立たぬ、国際環境もよくなくて、海運不況のこともございますが、採用がほとんど行われないという状況になりますと、現在非常に予備員も多いということもございますが、ともかく平均年齢も非常に高くなってまいりますね。
私たち商船学校を出たころは、一万トンの船なんというのは最高でございました。この十年間ぐらいで物すごいスピードでタンカーが巨大化をいたしました。もともと小さい港でございます。瀬戸内海なんというのは小型船がゆっくり走っていた海域でございます。そこへ二十万トンを入れるというようなことは、私たちが学校を卒業するころには常識では考えられませんでした。
タンカー条項もないような船舶安全法で、私らが商船学校を出るころは想像もしなかった五十万トンタンカーなんという規制ができるわけないのですね。これはまさに海洋政策と密接に絡んでいる政策的課題であります。こういう非常に古めかしい、コケの生えたような海の法律ではもうとてもできない。
私どもが商船学校を出るころは一万トンクラスのタンカーが一番多うございましたけれども、その当時はこんなにみみっちくなくて、非常にのんびりした航海をしておりましたので、そういう点をつけ加えておきたいと思います。
○和田春生君 商船学校あるいは海技大学、航海訓練所だけではなく、海技試験には例の講習を全国で非常に幅広くやっているわけですね。そういうような面について、やはり至急徹底するように——先ほど運輸大臣も積極的に取り組むという答弁もございましたけれども、その点はひとつ大車輪をかけてやっていただきたいということを特に要望いたしておきたいと思います。
そういう考え方で各国の船員もこれに取り組んできているし、われわれも商船学校時代からそれをたたき込まれてきた。そうすれば、法案の流れということを答弁されたんですが、法案の流れというものを重視するんならば、今度の新しい改正条約を国内法に持ってこようというんですから、当然これを先へ出すのはあたりまえですし、(a)と(b)をひっくり返すなんていうのは逆立ちしていますよ。
海技免許も持っている、あるいは持ってなくても適格性があると、それを訓練をすることによって保安庁の職員として十分役立てるということも可能でございまして、最近では保安庁自体で養成をした職員ということが中心になってきてますけれども、御承知のとおり保安庁ができたころには、われわれの仲間の船乗りがずうっと全部海上保安庁に入っていって商船学校、船乗り出身の保安庁の職員という者がたくさんおって、その中から現在ずっともう
それはせいぜい、現在海技免状を持っている人が新たに試験を受けるときとか、変わったときに、前の衝突予防法のルールと今度のルールとどこが変わったか答えてみよという試験問題としては意味があるかわからぬけれども、これから商船学校で教える場合は新しい法で全部教えればいいわけだ。これから船乗りも全部それでやればいい。これからの海技免状の試験も全部新法でやればいいわけだ。
たとえば物理学校みたいなのがありまして、その学校を出ると大変高く評価されるにかかわらず入学試験がなかったとか、あるいは高等専門学校でも、まあ陸士や海兵は別にしましても、やはり商船学校だとか何とか、非常にすぐれた特色のある学校があったと思うんですが、これからはそういう特色のある学校は余りつくらぬでもよろしいから、お互いに何といいますか、格差のない学校を目指していくんだというお考えでございますか。
商船学校の私のクラスメートで船長までやって最近定年になったという男、三十年以上船乗りしておって一度も選挙の機会に会ったことがないというのがおるわけです。それ、意識的に投票しなかったわけじゃありませんね。やろうと思ってもできなかった。こういう者もおるような実態です。これは非常にゆゆしき問題ではないかと思います。
そこで、そういう大学院をつくられるに当たって、商船大学あるいは高等商船学校の修業年限が、高等商船の場合は五年六カ月、商船大学の場合は四年六カ月、半端な期間になっておる。これが大学院に進むのに大変支障を来しておる。あるいは就職にも支障を来しておる。そこら辺から整備をした上で、いろいろな大学院の――もちろん並行していかなければならないようなことも考えられると思います。
私の商船学校の同級生が皆船長をやっております。 このようなマンモスタンカーが日本沿海を走り回っておるのに、不思議なことに、水先案内人が義務づけられていないということであります。つまり、水先案内人は港の中でしか仕事をするようになっていない。最も危険な伊勢湾、東京湾あるいは瀬戸内海の入り口で義務づけられていないということはどういうことでございましょうか。