1985-05-23 第102回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
三局長の通達が出てそれぞれ生産農家は努力しているにもかかわらず、商社系養鶏というものが依然として後を絶たない。一番の問題は、需給を荒らしているのは商社系の養鶏じゃないのかということで、五十三年の農林水産委員会で、特に農家養鶏を育成するために決議をした。その決議に対して忠実でない者があらわれているところが原因ではないか。これはどうなんです。
三局長の通達が出てそれぞれ生産農家は努力しているにもかかわらず、商社系養鶏というものが依然として後を絶たない。一番の問題は、需給を荒らしているのは商社系の養鶏じゃないのかということで、五十三年の農林水産委員会で、特に農家養鶏を育成するために決議をした。その決議に対して忠実でない者があらわれているところが原因ではないか。これはどうなんです。
この中で、特に商社系養鶏というものに対して、何とかしてあれの進出を防いで、お互いに生産調整をまじめに守って、そして紳士的に養鶏の発展をしようではないかということで、それぞれ努力をしていこうということになったわけでございます。それから一年たちました。先般の私の質問に杉山局長がお答えになったのには、昨年までは年に二回調査をしたけれども今度は四回の調査をした、こういうことです。
去年のこの委員会で、生産調整をする養鶏者とインテグレーションによってどんどん勝手にやるものという二つのものがあるというが、五十三年の一億二千三百八十一万八千羽というものの実態把握は、一体生産調整した農家なのか、それとも商社系養鶏も中に入っているのか、それをひっくるめてあるはずだと思うけれども、その中の分類はどうなっているか。
先般来、本委員会でもこの養鶏の問題が取り上げられて、農林中金の金が商社系養鶏に回っている、こういう疑問が出されたし、ある意味では具体的に指摘をされております。仙台とか石川県金沢とか。
○竹内(猛)委員 きょうは商社系養鶏としてイセ、タケクマ両者の代表の方においでをいただいたわけですが、タケクマの商社系養鶏も同じような趣旨で同じことをやっていると理解してよろしいですか。
○佐々木説明員 商社系養鶏というお話でございますけれども、商社系の会社でございまして養鶏以外の部門を兼営しているものもございますし、なかなか養鶏分を把握するのはむずかしいわけでございます。
第二番目に、市況が暴落している上に、いわゆる前に問題になりました商社系養鶏と言われるところの、農林省もお認めになりましたイセ、タケクマの問題ですが、こういう乱売を始めて、それの動きに乗ったスーパーが、要するに養鶏問屋の買いたたきに入っておる現状です。特にスーパーでは特売協賛金を公然と要求してくるような状態になっております。