2012-03-09 第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
○又市征治君 この件で次に総理にお聞きをしますけれども、これまで二十数年掛けて二兆円以上もの莫大な資金を投入し、事故続きで稼働もしていないのに毎年二百億円以上、一日当たり五千五百万円も維持管理費を浪費をして、今後、仮に実証炉からあるいは商業炉まで行き着くとしても何十年もの時間と何兆円もの莫大な費用が掛かるこの「もんじゅ」、この問題のもう本当に、費用対効果を含めて、完全な廃炉を決断する時期だと思うんですよ
○又市征治君 この件で次に総理にお聞きをしますけれども、これまで二十数年掛けて二兆円以上もの莫大な資金を投入し、事故続きで稼働もしていないのに毎年二百億円以上、一日当たり五千五百万円も維持管理費を浪費をして、今後、仮に実証炉からあるいは商業炉まで行き着くとしても何十年もの時間と何兆円もの莫大な費用が掛かるこの「もんじゅ」、この問題のもう本当に、費用対効果を含めて、完全な廃炉を決断する時期だと思うんですよ
これが現実でありますし、また、今お話ありましたような実験炉、実証炉、まだまだ商業炉まで行き着くには何十年も時間が掛かる。これまでに恐らく二兆円以上、二兆円以上お金を掛けて、まだまだ実証炉の段階。で、トラブルが大きい。
ITERは、将来の商業炉のために必要なステップでありまして、いろいろな技術の塊であります。超電導、材料、コンピューター、制御、大電力機器、リモートハンドリング、ニュートロニクス、こういったものでございます。 そして、我が国は、準ホスト国として貢献しておりまして、高いプレゼンスを発揮しております。私が機構長に選ばれたということも、その象徴的な一つであると自負しております。
それから、発電をしないということは、ITERの計画の初期に各国でいろいろな検討をした結果、そういう選択肢が採用されたわけですが、ITERにはテストブランケットと呼ばれる、リチウムを入れて実際の実証炉、商業炉と同じことのできるモジュールを装着いたしますので、こちらの研究によって発電、ITER自身は発電はいたしませんけれども、その次のステップに必要な技術開発というのは十分習得できる、こういうふうに見ております
高速増殖炉の完成が二〇五〇年というふうに今設定されていて、この核融合の、商業炉になるんですか、二〇四〇年から運転するよとおっしゃっているとすると、夢のエネルギーが今二つ国内で動いていることになるので、膨大なエネルギーを二つ持つことになるんですが、このあたり、研究者のお立場からどう思われるかが一点。
この後、実証炉、実用炉、商業炉と、まだ二つの高速増殖炉を造って初めて商業化になるわけです。この試験管的原発に四十年も費やし、「もんじゅ」の開発の、「ふげん」から、「ふげん」の建設等を入れますと約二兆円もお金を費やしています。なのに完成しない。こんなものにお金を掛けていいんでしょうかということが私の疑問でございます。 総理、「もんじゅ」を即廃炉にするということが総理の役目ではないでしょうか。
「もんじゅ」はあくまでもまだビーカーの状態で、「もんじゅ」は完成しましても発電を行う商業炉にするまでにまだ二基研究炉を造らなければなりません。ですから、「もんじゅ」が成功したとしても、まだまだお金が掛かり、まだまだ幾多の時間が掛かるということです。そして、九五年にナトリウム事故を起こして止まっていた十四年間も二千六十三億円、一日五千五百万円、今日現在でも五千五百万円のお金が掛かっています。
そういうある種のチェックを、ダブルチェックと言っておったんですが、そういうものでやっていたんですが、そして商業炉についてはこれは通産省が所管をするというようなことで、その間の連係プレーがどうだったかということもあって、たしか橋本行革で今のシステムになったと思いますが、経産省に原子力安全・保安院と、安全・保安院といいながら、やはりこれは商業炉を推進をしていく局、機構なんだろうと思いますね。
お話を戻しますと、実用炉ということについてはいろんな定義付けはあると思いますが、二〇五〇年、日本の場合にはコストも含めた実用炉を二〇五〇年というめどを出していますが、コストも含めて成り立つ、商業炉として成り立つ、それを定義をもって実用炉と言っている、こういう事情があるかとは思います。
現在、原子力発電所商業炉五十四基のうち営業運転中の原発というのは三分の一以下の十七基というふうに把握しております。定期検査終了後の再稼働についてお伺いしたいと思います。 五月の六日、原子力安全・保安院は各発電所の緊急安全対策の実施状況の確認結果を発表したと思います。その中で、緊急安全対策については各原発ごとの短期的な取組は妥当だという結論を出されたと認識しています。
「もんじゅ」が成功した後、またもう一つ、またもう一つと高速増殖炉の試験炉を造って商業炉に変わっていくわけですが、「もんじゅ」ができても火力発電所の小型版、二十八万キロワットぐらいしかありません。 ですから、この表にある、四番目の実証炉というような、もう既に「もんじゅ」は危険で複雑で古い配管になっておりますので、新しいコンセプトのプランでもう文部省のホームページにも載っております。
発電プラントとしての実証とナトリウム取扱い技術の確立のための研究開発が行われておりまして、その成果は将来の実証炉あるいは商業炉が実現する際には必ず生かされることになると、このように考えております。 しかし、今、現実に今回の福島原子力発電所の事故がありました。大変に残念なことです。
「もんじゅ」につきましては、いわゆる実証炉とそれから商業炉については、いわゆるこの発電方式、高速増殖炉の発電方式と、それからナトリウムによる冷却方式、こういったことを採用しておりますけれども、この技術は私は今後とも生かされるであろうと聞いておりますし、私もそのように期待をいたしております。
そこで、高速増殖炉「もんじゅ」で一〇〇%出力で運転していた場合、あるいは、今政府の方で計画しております、まあ変更になるんでしょうけれども、二〇五〇年に百五十万キロワットで商業炉として高速増殖炉をやっていこうという計画、こういう規模のもので一〇〇%出力で運転中に今回のような緊急停止をやる、全電源喪失という事態が生じたときに、MOX燃料の崩壊熱を除去するナトリウムの二次系の全ループも、それからすべての送風機
ちょうどそれに前後するころですが、一九五三年十二月に、国連でアイゼンハワー大統領がアトムズ・フォー・ピースという政策転換を行いまして、平和のための原子力政策へ政策を転換して、ここから核兵器用の原子力開発から商業炉の開発あるいは輸出と政策転換をやってきたという中で、ちょうどそのころに、日本に原発の売り込みもありましたが、第一次石油ショックなどもあって、アメリカの軽水炉を導入して原発推進に転換したというのが
○広野ただし君 あと、福島の一号炉—四号炉まではどうも廃炉をするという、廃炉措置ということになっていくんじゃないかと、こう思うわけでありますが、ところで、この原子力、一九七〇年ですかに運開を商業炉が始めて、その前に東海炉もありますが、三十五年から四十年たつものが出てくるわけですね。その間に中性子で劣化をしているという状況にやっぱりなってきている。
これは例えば、設計に際して用いられる地震衝撃負荷が商業炉とどのぐらい違うのか、十倍以上に当たるであるとか、また、予備システムの一例としての原子炉の崩壊熱除去システムというのが、電力に依存するのではなくて、物理的構造と水自身の特性のみによって炉心を冷却するようになっているとか、そういうことが既に情報として与えられていることは確かであります。
○猪口邦子君 商業炉が開発され運転が開始されたのは大体一九五〇年代後半ぐらいと考えております。 そう考えますと、マークⅠは初期の型ですね。価格は安いけれど、格納容器が小さくて破損しやすいと既に何度も指摘されていたのではないでしょうか。
○猪口邦子君 商業炉が世界で最初に導入されたのはいつごろですか。
商業炉は言うまでもなく旧通産省の経済産業省の海江田さん。実験炉は高木文科大臣、旧科学技術庁の流れをくむと、こういうことなんですね。これを我々国民は一々縦に分けて、このことについてはじゃ内閣府へ行くのかねと、あるいはこのことについては経産省かねというわけにはなかなかいきません。
そして、商業炉として採算性のめどがつくのかといったら、めどが立たないというのが、実は現在の軽水炉の方の動力炉と比較して全く違ってくるものなんですよ。採算性のめどがつかないんです。
事務局からもヒアリングをし、「もんじゅ」については、先生が先ほど御指摘をされているように、十四年間運転停止をしている中でも約二千三百億円の経費が掛かっていた中で、運転再開を控え、今後の経費をどのように投入すべきか、必要性を検証すべきではないかという意見と、関連研究開発について、先ほど保安院からもお話がありましたように、「もんじゅ」は原型炉という形でありますが、大幅に遅れているということで、実証炉、商業炉
そういう中で、先生御指摘のように、これから原型炉から実証炉、あるいは商業炉をやっていくのかどうか、コストはどうなのかということ。
私は、そこで、最後に大臣、やはり「もんじゅ」の開発についてはばっさりもう打ち切って、将来的に動力炉への、商業炉、つまり、そっちの方は文科省じゃなくて経産大臣の方の所管になってくるわけですが、将来を見通して、やはり、高速増殖炉の動力炉としての利用の道を考えるという、国の方のFBRサイクルの研究開発の方針についてという、この考え方を改めていく方向へ転換をしていかなきゃいけないのではないか。
○石田政府参考人 ただいまのお尋ねの点でございますけれども、まず、百五十万キロワット級の実用炉につきまして、今先生もお話ありましたように、二〇五〇年より前の段階での商業炉開発を目指すというスケジュールを想定して、今研究開発を進めているところでございます。
「もんじゅ」より規模の大きな百五十万キロワット級となりますと、要するに五倍の規模ということになりますが、その商業炉の一基の建設費用を幾らと今見積もっているのかを伺います。
それは何でかというと、研究開発していったその成果がこういう商業炉とかに、要は原発の技術に応用されたりいろいろしているわけじゃないですか。