2004-11-17 第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
そもそも先物取引というのは、経済活動において不可避でございます金利、為替、商品価格等の変動によるリスクをヘッジする機能でございますので、このヘッジがなければ時として破綻状況を引き起こすわけでございますから、非常に重要な役割を持っていると認識しなきゃいけない、そのように考えるわけでございます。
そもそも先物取引というのは、経済活動において不可避でございます金利、為替、商品価格等の変動によるリスクをヘッジする機能でございますので、このヘッジがなければ時として破綻状況を引き起こすわけでございますから、非常に重要な役割を持っていると認識しなきゃいけない、そのように考えるわけでございます。
そういう意味で、大変重要な柱は、三つの方針である市場原理が働く自由な市場という意味で参入、商品価格等の自由化を基本的に提示いたしております。また、透明で信頼のできる市場、いわゆるディスクロージャーであります。ルールの明確化、透明化、投資家保護と、こういう観点で取り組まなければいけませんし、国際的な基準に合う、時代を先取りする市場に取り組まなければならないと。
それを簡単に申し上げますなら、一つは、市場原理が働く自由な市場ということでありまして、当然ながら参入、商品、価格等の自由化というものを意味します。 また、フェア。これは透明で信頼のできる市場というものを意味したわけでありますが、これにはルールの明確化、透明化、同時に投資家の保護というようなものを含むことになります。その反面、自己責任原則というものもきちんとしていかなければなりません。
さらに、消費者教育の充実等につきましては、合理的な消費行動をしていくため、さまざまな商品、価格等についての有効な情報の提供、学校教育における取り組み等について一層の努力を傾けるべきであります。
その営業活動の利便というのは、ひいてはその商品価格等を通じて一般に及ぶであろう、かように申し上げております。