1988-04-19 第112回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
実は私自身ラゴスにいましたときに、イギリスの商務参事官が交代したのでございます。私は商務官でございましたので、旧宗主国の商務官のことでもあり私も早く会いたいと思いまして、アポイントメントを申し入れましたところがなかなかつかまらない、何遍アプローチしてもつかまらない。
実は私自身ラゴスにいましたときに、イギリスの商務参事官が交代したのでございます。私は商務官でございましたので、旧宗主国の商務官のことでもあり私も早く会いたいと思いまして、アポイントメントを申し入れましたところがなかなかつかまらない、何遍アプローチしてもつかまらない。
この点については、こういう今日の鉄鋼三社並びに木下氏を中心としてのやり力は、鉄鋼三社に聞いてみると、フィリピン側はPIMだけで買ってくれと言っているというのですけれども、今言ったように商務参事官から堂々たる手紙がきて、ほかの業者から買ってくれと言っておる。鉄鋼政策の責任者である通産大臣がそんないいかげんな答弁をして、あなたそれではとても鉄鋼政策はできませんよ。
○今澄委員 あなたはそう言うけれども、私はフィリピンの商務参事官から日本側に対して、そうPIMだけを相手にしないで、フィリピンの中小企業育成のためにも、ほかの中小の山から買ってもらいたい、どうしてPIMばかり買うのかという向うから照会状が来ている。これに対する日本側の返事を見ると、イット・イズ・アワ・プリンシプルと書いてある。これはわれわれの取りきめである。
それからポーランド政府の方でも、対日貿易の拡大ということには非常に熱意を示しておりまして、その使節団の参りました機会に、東京におりますポーランドの商務参事官も同時に帰国いたしまして、非常に日本の使節団のめんどうを見てくれたようでございます。くまなくポーランドの産業状況を見まして、何か買えるものはないかということを探したのでございますが、どうも今のところではあまり有望ではないのでございます。
私はこれは非常に——前になると思いますが、非常に長く、たとえば二十年あるいは二十数年一つの国に滞在して、その国のほんとうにはえ抜きのようになって、いわゆる商務参事官という制度があったと思う。今日海外に行ってみますと、なるほど通産省の方から参事官が行っておられる、しばらくたつとまた帰ってこられる、いわば、大へん悪い言葉になりますが、在外公館の中には外様のような格好でおられる。
○政府委員(小笠公韶君) ただいま官房長からお話し申し上げましたように、商務参事官といいますか、いわゆる普通の書記官というような形で、外務省の職員として入っているのが約二十五名見当ございます。それで、私は、日本の在外公館の仕事の中心は、もちろん向うにおる日本人の保護、指導というようなこともありましょうが、経済外交というような点が在外公館の大きな使命になっておるのじゃないかと思います。