1996-06-13 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号
「とともに、引き続き業態を維持していく信用組合に対しては、」、従来と同じような方針で臨んでいきたいという信用組合に対しましては、「業務改善命令の適時適切な発動などの行政上の是正措置等により、員外取引規制等の遵守を徹底する必要がある。」
「とともに、引き続き業態を維持していく信用組合に対しては、」、従来と同じような方針で臨んでいきたいという信用組合に対しましては、「業務改善命令の適時適切な発動などの行政上の是正措置等により、員外取引規制等の遵守を徹底する必要がある。」
商社機能を導入していくというようなこのことが、この事件になって考えられますことは、この方針のもとに道漁連は商社機能を拡充していって、そして員外取引は急増したと。そういう中で西村課長が空売りに走らされるというような、こういうことに結果的にはなってしまったという点から見ても、この商社機能を強化するという問題がどうだったのかという点です。
私はそういう意味から考えると、いまの信用組合の現状は、預金、貸し出しが小口である、それから中小、零細企業が対象であるために危険負担というものは大きい、員外取引もできない、こういうことになっておりますだけに、いわゆる資金の効率化とか金融の効率化というものについては、かなり苦しい状態に置かれるのではないだろうか。
確かに剰余金というものは、まあ員外取引をやつている場合が相当ございますが、これは一応この場合には議論の外においていいと思います。組合の中から剰余金が生れたといいましても、事業分量に応じて分配されるものは、結局例えば買入れのとき、共同販売の組合でございましたら、組合員からの付入れ価格を幾らにきめるかということで、おのずから出て来る量はきまるわけでございます。
それで生活協同組合につきましては、確かにお説のように員外取引をやつており、実態的に見まして、果してこれが本来の意味の生活協同組合だろうかと思われるような生活協同組合が現実の事実としてあることはお説の通りでございます。
同時に我々のほうとしましては、いろいろ御懇談申上げまして、員外取引ということが相当現状において行われているわけですが、こういう場合においては、非営利法人という姿になり切つておりませんので、その員外取引の分については相当厳重なる制約を作る、こういうことになれば、今申上げましたような家庭と結び付いた組合であるという姿がはつきり出ますので、これについて或る程度、税についての規定を作るのは、これは一つの考え
私はその点について、平岡さんが言つているから聞いて見ようと思つたのだけれども、そこはあなたが認めるというのでしたら、そういう員外取引は絶対にやらせないのだ。午前中だつたか、先ほどの答弁で、きつく言われたけれども、かなりこれはルーズなことになりはしないか。それは売つた人がはつきりするという意味においては、はつきりするでしよう。誰に売つたかわからんということはないでしよう。
ただその場合におきましても、消費生活協同組合において、組合員だけに売るという姿であれば、その今の論理がはつきりいたしますが、組合員以外の、いわゆる員外取引を相当、法律は禁じておりましても、割合に現実にどんどん自由にやつておる、こういうことになりますと、組合員に対しては結局事業分量の配当で以て、まあいわば儲けに当る分、これはまあ組合員に対しては儲けという言葉はどうかと思いますが、その分が隠されているとしましても
○渡邊政府委員 生活協同組合につきましては、その後われわれにおきましても実態をいろいろ検討してみたのございますが、現実にあります生活協同組合の非常に多くのものと私は考えておりますが、そのものが法令の規定に違反しておるということになるのかもしれませんが、非常に員外取引を盛んにやつておる。
従いましてわれわれとしましても、特に員外取引のものについてはたしてどうだろうか現在の消費生活協同組合法を拝見いたしますと、監督官庁の許可がなければ員外取引はできない。
○平岡委員 員外取引した分から上る利益を員外を除いたメンバーだけに配付する懸念があるとあなたはおつしやいましたけれども、もしその懸念がありますれば、これに法制化してもよろしゆうございます。今の二割なら二割というものは、今の消費生活組合が積極的にメンバーを獲得するために各国で行つていることでありますが、ただその剰余金は員外取引の方にももどしてやる。
生活協同組合におきましては、そういう問題は今我々聞いておりませんし、従つてそれが入るべきじやないというので、結局もう少し問題を検討してみようというので附帯決議になつたのでありまして、我々はその後検討してみますと、現在の生活協同組合の中には、非常に員外取引をやつておる関係が多いようでございます。
そういう点については更に別個の見地から又検討すべき問題があるかと考えるわけでございますが、ただ私どもは課税の実情におきまして消費生活協同組合を眺めておりますと、おつしやられるような趣旨のみにとどまらずに、その活動の実態におきましては、丁度中小企業協同組合その他において、いわゆる企業組合と言われるものにつきまして特別の問題がありましたような趣旨の問題も相当あるように考えられますし、且つ又員内取引と員外取引
○豊田雅孝君 これ以上重ねて申してもしようがないかと思いますのでこれ以上申しませんけれども、只今のお話のありましたごとく今後の施行状況を真剣に一つ監視願いまして、殊に員外取引をするということに対しましてはこれはやはり公正取引委員会としてその立場から特に監視せられるべきものだと思うのでありまして、それらの点を睨み合せまして施行状況が思わしくないというような場合におきましては、是非ともこの点については御再考