2007-06-13 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
協会は、現在品質管理レビュー体制を増強し、上場会社監査事務所登録制度を導入する等、自主規制により公認監査の信頼性確保に精力的に取り組んでおります。財務情報の信頼性の確保は、第一義的には会計監査のプロフェッションである協会の自主規制が中心になって遂行され、行政は自主規制の不足する面を補充するという間接規制が本来の在り方であると考えております。
協会は、現在品質管理レビュー体制を増強し、上場会社監査事務所登録制度を導入する等、自主規制により公認監査の信頼性確保に精力的に取り組んでおります。財務情報の信頼性の確保は、第一義的には会計監査のプロフェッションである協会の自主規制が中心になって遂行され、行政は自主規制の不足する面を補充するという間接規制が本来の在り方であると考えております。
まず第一に、協会は、監査事務所の品質管理体制の向上を図るために、監査事務所の業務運営体制を監督指導する品質管理レビュー体制を大幅に強化するとともに、レビュー基準等を整備してまいりました。 第二に、監査人の独立性確保の観点から、国際水準の倫理規則の整備を行いました。
まず初めに、自主規制機関として品質管理レビュー体制を強化したと藤沼会長はおっしゃったわけであります。それで、監査の現場の状況をお聞きしますと、それは非常に重要なことであると思いますが、今現在、監査法人、公認会計士の業界で品質管理レビューが行われておりますけれども、一つは、監査法人内の品質管理レビューというのが行われている。また、提携先、業務提携をしているビッグファームのレビューがある。
具体的には、品質管理レビュー体制の強化、各会員の監査の品質管理を強化するための体制を強化しております。あと、会員処分の公明性や透明性確保のために、綱紀事案処理体制の見直し、継続的専門教育、これはCPEと言っておりますが、その充実、あと、中小会計事務所の監査の充実のための支援策を検討するための常設委員会の設置等にも取り組んでおります。