1987-12-09 第111回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
○政府委員(田中宏尚君) 今回の経営改善計画の大幅見直しの過程で、今後は立木販売方式を指向するという基本的な姿勢は出しているわけでございますけれども、ただいま先生からお話もございましたように、付加価値の高まる分野があれば、それはそれでもちろん対応してまいりたいということで、例えば高品質材等で有効、公正な販売を行う必要があるとか、あるいは地元が立木じゃなくて素材を望んでいる産業があるとか、そういうところにつきましては
○政府委員(田中宏尚君) 今回の経営改善計画の大幅見直しの過程で、今後は立木販売方式を指向するという基本的な姿勢は出しているわけでございますけれども、ただいま先生からお話もございましたように、付加価値の高まる分野があれば、それはそれでもちろん対応してまいりたいということで、例えば高品質材等で有効、公正な販売を行う必要があるとか、あるいは地元が立木じゃなくて素材を望んでいる産業があるとか、そういうところにつきましては
そういう意味で請負方式の推進、請負化の推進ということを改善の重要項目にしているところでございまして、立木販売につきましては地元の需要の動向等、あるいは高品質材等の公正妥当な販売等に必要なものについては素材生産販売を維持する、そういう方針で立木販売方式を拡大しようと、そういうことでございます。
このまま推移いたしますと、将来その供給量が著しく減ずるということが予想されますので、このような地域につきまして、高品質材等の生産林、これを設定いたしまして、一般の造林地よりより手厚い保育を加えまして集約的な施業を行いまして高品質材を生産すると、このようにやってまいりたいと考えるわけでございます。
具体的には秋田杉、木曽ヒノキの銘木等の高品質材等は一般競争契約による販売を基本とし、委託販売も推進する一方、間伐材等の需要開発を要する材は、安定的な需要先を確保するため随意契約による販売を活用することとしております。