1987-08-27 第109回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
この地形上の特徴は、北上川本流とそれに注ぎ込む和賀川というかなり水量の変動の激しい一級河川、その合流地点に北上市は存在しております。しかも、その合流地点の三角地帯というのでしょうか、二つの河川に狭まれた三角形の地帯というのは、北上川及び和賀川の堤防本堤によって守られてはおりますが、北上川の増水あるいは和賀川の増水時には水門を閉鎖する。
この地形上の特徴は、北上川本流とそれに注ぎ込む和賀川というかなり水量の変動の激しい一級河川、その合流地点に北上市は存在しております。しかも、その合流地点の三角地帯というのでしょうか、二つの河川に狭まれた三角形の地帯というのは、北上川及び和賀川の堤防本堤によって守られてはおりますが、北上川の増水あるいは和賀川の増水時には水門を閉鎖する。
特定多目的ダム建設事業につきましては、直轄事業として、和賀川湯田ダムほか十六ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、このうち和賀川湯田ダムほか二ダムを完成いたしました。このほか、補助事業として三十五ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、九ダムを完成いたしました。
特定多目的ダム建設事業につきましては、和賀川湯田ダムほか十五ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、このうち淀川天ケ瀬ダムを完成いたしました。このほか、補助事業として三十六ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、六ダムを完成いたしました。
特定多目的ダム建設事業につきましては、和賀川湯田ダムほか十五ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、このうち淀川天ケ瀬ダムを完成いたしました。このほか、補助事業として三十六ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、六ダムを完成いたしました。
また、特定多目的ダム建設事業につきましては、和賀川湯田ダム外十七ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、荒川二瀬ダムについては精算事務を実施いたしました。このほか補助事業として三十ダムについて建設工事及び実施計画調査を実施し、一ダムを完成いたしました。
○山本(三)政府委員 ただいまの問題は、和賀川のダムを築造する上流にあります、和賀川の左岸の川尻部落の中にある問題でありまして、この下に山本鉱山というのがございまして、そこの山本鉱山ですでに坑道を掘りまして、開発した上の人家の問題だと思います。これにつきましては、今先生のお話しのありました通りに、現地におきましてはいろいろのお話のやりとりはあったように私は聞いております。
河川改修工事促進としては、阿武隈川下流、江合、鳴瀬両川及びその支流の吉田川、鶴田川、蛭沢川、また北上川及びその右支の新旧迫川、和賀川上流、左支の広瀬川等、及び盛川、定川河口、最上川中流、雄物川、米代川等、各地でその堤防、護岸等の促進、樋門、排水機、潮どめ堰堤、水制等の新設等、及び砂防、地すべり防止等の熱望が枚挙にいとまありません。
最近において、和賀川湯田ダムは一応の解決をみておるが、具体的にこまかい問題になると、地元の用地の関係の諸君は非常な苦労をしておられる。この際、根本さんは強力な政治家なんですから、あなたの方でも、皆瀬のダムとか、鎧畑のダムがどんどんできておりますが、そういう補償問題で、あなたのところに必ず陳情その他起ってくるのです。雄物川の関係の農業水利事業でも問題が出てくる。
この内訳は岩木川、和賀川、山良川、球磨川、名取川、淀川、雄物川、鬼怒川等の事業費、このうち七番目の雄物川と八番品の鬼怒川は、三十二年度におきましては実施計画調査でございましたが、この二本を新しく事業にいたしたわけでございます。
○政府委員(山本三郎君) 三十二年度で特定多目的ダム法の適用の下に特別会計で実施するダムは長野県の天龍川美和ダム、埼玉県の荒川二瀬ダム、愛媛県の肱川鹿野川ダム、青森県の岩木川目屋ダム、次に岩手県の和賀川湯田ダム、次に京都府の由良川大野ダム、次に熊本県の球磨川市房ダム、これまでが今までの継続事業でございまして、新規のダムがあと二カ所工事に着手するものがございます。
そういう地点が天龍川、荒川、岩木川、和賀川、球磨川、それから実施計画の地点におきましては鬼怒川、揖斐川等が考えられておりまして、そういうふうな一ぺん出した水を下流においてもっと有効に使うような施設をあわせて考えている例がございます。従いまして、ほかの用途につきましてもそういうような施設を作って、必要があれば需要に応じたいということは考えられるわけでございます。
今、継続事業でやっているところの一から七までの、天龍川の美和、荒川の二瀬、肱川、目屋、和賀川、由良川、市房、この七つの現在やっているダムのうち、水利権、ダム使用権の予定者となっているものですね。それからその事業、これを明細に御説明を願います。ゆっくりして下さい、書くのですから。
それから岩手県の和賀川につきましては、これは農業の開墾事業の方がまだ調査中でございまして、最終的な計画の決定がされておりませんが、ダムに対する費用負担について農林省の意見は、一応私どもの方へ事務連絡として提出されておりまして、これについてはただいま直ちに費用配分を決定する段階まで至っておりませんが、三十二年度早々において協議いたしたいと存じます。
それから和賀川につきましても大体県営で進めたい、県の申し出もありますし、そういう気持でおります。由良川は京都の府営でやりたいというふうに考えております。それから球磨川につきましては、熊本県と九州電力が両方ともやりたいという申し出がありまして、この調整をこれから早急につけなければならぬ、こういうふうに考えております。
○政府委員(山本三郎君) 今その特別会計に十二カ所のダムの事業及び計画調査を三十二年度においてやることになっておりますが、そのうちではっきりと電気事業者のきまっておりまするのは、天竜川が長野県、荒川の発電が埼玉県、それから愛媛県の肱川は愛媛県、これまでは確定しておりまして、岩木川、和賀川、由良川、球磨川等は継続中のものでございますが、大体予定者がきまっております。
そこでその他の河川についても、これをきめるのはこれからきめるのでしょうけれども、現在交渉中あるいは話し合い中のものは岩木はどこ、和賀川はどこ、由良川はどこと御説明願いたいと思うのです。
そのほかの青森県の岩木川、それから岩手県の和賀川、それから秋田県の雄物川、宮城県の江合川の鳴子ダム等につきましては、相当事業量を増大いたしまして、江合川の鳴子ダム、それから秋田県の雄物川の鎧畑ダムは、来年度完成するはずになっております。以上であります。
次はその他の継続費以外の分でございまして、多目的ダム建設事業費といたしまして、岩木川、和賀川、由良川、球磨川、名取川、淀川、この六本につきまして事業費が計上されております。七番目に実施計画調査費というのがございますが、これは注に書いてありますように、雄物川の皆瀬のダム、鬼怒川の川俣ダム、岐阜県の揖斐川の横山ダムの三カ所につきまして実施計画を行う予定でございます。
具体的に申し上げますと、長野県の天龍川、青森県の岩木川、岩手県の和賀川、埼玉県の荒川、京都府の由良川、愛媛県の肱川、熊本県の球磨川、宮城県の名取川、京都府の淀川、天ケ瀬という地点でございます。十二カ地点のうち以上申しました九カ地点が事業を施行するものでございまして、あと申し上げます三本は計画調査をいたすことになっております。
それからその他の分はそれ以外のものでございまして、岩木川の目屋ダム、和賀川の湯田ダム、由良川の大野ダム、球磨川の市房ダム、名取川の大介ダム、淀川の天ケ瀬ダム、六カ所のおのおの事業費がここに計上してありますような内容をなしております。
次に湯田ダムの状況について申し上げますと、本ダムは北上町支流和賀川上流湯田村に建設中のものでありまして、昭和二十六年から調査に着手しまして、二十六年、二十七年の二年間にわたって調査をし、二十八年から工事に着手したわけでありますが、その後補償問題について未解決の点が多く、実際の工事の本格的着手に立ち至っておらないような状況であります。
補償の問題が解決をしないために、本格的な事業着手ができないという実情にありますものは、一番大きいのは、東北地方では湯田のダムと申します和賀川の上流にございますダム、あるいは京都府の由良川のダム、あるいは熊本県の球磨川のダム、直轄の事業に関しましては今の三カ所がまだ補償の全面的解決をいたしておりません。そのほか補助事業についても、なお補償の解決のいたしておらぬところもございます。
○説明員(米田正文君) ただいまお尋ねのございました和賀川の湯田堰堤の今後の建設の方針につきまして、概略申し上げたいと思います。
○小笠原二三男君 和賀川の河川統制について、ダムの建設は国土開発審議会の決定を見、閣議決定になって以来、相当長期の時間を要して準備をしておられるようですが、基本的にはダム建設については、政府としてどういう見通しをお立てになって準備を進めておられるか、特に来年度の予算関係等については、建設当局としてはどういう構想をもって折衝なされようとしておられるか、まあそれらの点を中心にして、いろいろ御苦労なすっておりながら
岩手県へ回りましたのですが、岩手県は特に湯田川、北上川の支流である湯田村を流れている湯田川、和賀川等を実は見ました。これはやはり前申しました秋田、山形の二県と同じように、部分的な災害であって、災害の状況、災害の性質はほとんど同じだと申し上げてもいいんじゃないかと思っております。いずれも急流な河川であって、そうして集中した部分的な豪雨があったために、その河川が急に増水して流れてきた。
その結果、北上川に注いでおります和賀川地帯、横手の方から北上に流れて来るわけでありますが、この地帯が非常に被害を受けておるわけであります。和賀川その他西部に水源を有しまする河川が実際に水位が順次増量いたしまして、農地の作物、山林、堤防等に甚大な被害を与えておるわけであります。