1947-07-05 第1回国会 衆議院 本会議 第12号
昨年六月二十二日の本会議に置きまして、和田前農林大臣より、連合國最高司令官の好意による食糧放出許可の報に接し、その後、全國中最も食糧の窮迫せる大都市を初め、各地域に対し、多量の輸入食糧の放出をいたされまして、引続きたびたびの食糧放出を賜りましたので、全國消費都市及び國内一般に、遅配・欠配の少くなつたことは、まことに感謝にたえないところであります。
昨年六月二十二日の本会議に置きまして、和田前農林大臣より、連合國最高司令官の好意による食糧放出許可の報に接し、その後、全國中最も食糧の窮迫せる大都市を初め、各地域に対し、多量の輸入食糧の放出をいたされまして、引続きたびたびの食糧放出を賜りましたので、全國消費都市及び國内一般に、遅配・欠配の少くなつたことは、まことに感謝にたえないところであります。
○國務大臣(和田博雄君) 統制経済と資本主義とが両立しないのではないかというお話でありますが、これは意見になりますが、私は必ずそうとは考えません。日本の今の現状で、資本主義の自由な放任に任して、利潤を追求して、必要な生産の要素が、社会的に見て必要でない部面へ流れまして、それだけの社会的な浪費をがまんするだけのゆとりが、日本にはありません。
○國務大臣(和田博雄君) やみを撲滅しまするために、われわれといたしましては、緊急対策にうたつておりますように、必要な統制をやる物資については、今までやみに流れておるものを、やみに流れないような組織をつくつて、やみと取組んで撲滅しようと思つておるのであります。これは、これからやろうとするのであつて、放任しておきますならば、やみはますますひどくなるのであります。
○國務大臣(和田博雄君) 帆足君の御質問に御答いたします。第一番は公定價格の決定は今まで非常に遅れておつた。又あらゆる品物について公定價格を決定するということは事実上不可能であり、これは統制の行き過ぎであるという御意見でありますが、公定價格の決定につきましては、今回は昨日私が御答えいたしましたように、その原則を決めててきぱきと早くやる予定になつております。
○國務大臣(水谷長三郎君) 昨日一松さんの御質問は、この度政府が発表いたしました緊急経済対策の中に中小企業の問題が入つておらないのはどういう理由であるかというような御趣旨であつたように聞きましたので、それに対しましては和田長官からお答えになりましたので、私の答弁はそれでいいんじやないかと思つておりましたが、重ねて商工大臣から中小企業の問題に対する考え方を述べろということでございますので、重ねて御答弁
○國務大臣(水谷長三郎君) 大体帆足さんの御質問に対しましては只今和田長官からお答えになりました通りでありますが、もう少しくその点に関して若干附加えて置きたいと思います。
櫻内 辰郎君 木内 四郎君 岩木 哲夫君 深川タマヱ君 高橋龍太郎君 伊藤 保平君 小宮山常吉君 下條 康麿君 小林米三郎君 柳川栄左衞門君 山内 卓郎君 和田
今間の物價問題に対しまして取りましたる政府の態度につきましては、和田安本長官から詳細御説明をいたしたいと思う次第であります。以上御了承を願いたいと思います。(拍手)(「人口問題、移民問題はどうか」と呼ぶ者あり)失礼しました。
第一の点につきましては、先程和田さんから御説明がありました通り、これは窮迫せる食糧事情の爲に採られた非常処置でございまして、それが爲に犠牲になるところの業者及び従業員の各位に対しては政府としても誠に同情しておる次第でございまするが、これは國務を遂行するための必要なる手段でございまして、六箇月後に事情が好転をしてそういう休業を続けて行くことの必要を認めない時になつたならば、再び認可を求めて来た時にはこれを
○國務大臣(和田博雄君) 私に関しまする船田議員の御質問にお答えいたします。一つは、公團方式による統制の問題ではありますが、公團方式は、私たちもあらゆる物資に適当であるとは考えておりません。しかし、ただ割当だけで十分に物資の流れというものを確保することのできませない、しかも基礎的な資材、生活物資につきましては、これは公團方式によつてやつていこうと考えておる次第であります。
○國務大臣(和田博雄君) 飲食店の禁止を、法律によらずして、ポツダム勅令によりましたところにつきまして、私から御答弁をいたします。 新しい憲法のもとで、ポツダム命令をそのままにおきますということは、まことにわれわれといたしましても、忍びないところでありますが、これが今日われわれの置かれておりまする特殊な地位であるということは、ご了解願えると私は思うのであります。
首相の演説は簡單率直に政府の所信を披瀝したものでありまして、その間首相の抱負経綸等も窺知することができ、これを和田國務大臣の演説と併せ読むときに、現下の危機突破に対しまする政府の強き決心も察知されるのでありまして、私はここに我が國の直面する難局克服に乗り出さんとする政府の苦心経営に対しまして、深甚なる敬意を表する者であります。
○國務大臣(和田博雄君) 私に対しまする御質問にお答えいたしたいと思うのでありますが、官僚機構が非常に大きくなつて來ておる、殊に安本の例を引かれたのでありますが、経済安定本部が、日本の経済の全般に亘りまして、板谷さんのおつしやるように、もつと計画の地についた、そういう立派な計画を立てて、そうしてそれが実際に行われる場合においても、あまり計画と離れないような結果が出まするためには、やはり組織と人は私は
○國務大臣(和田博雄君) 私に関しまする限りの御質問にお答えいたします。 労働問題、失業問題に関連いたしまして、政府は賠償の撤去について、製品賠償の方法をとる考えがあるか、製品賠償の方法をとつて、現実においては、それによつて就労の機会を與えることを考えておるかというお話でありまするが、製品賠償が本当に日本の國のためになるかどうかということは、はつきりと断定は私はできないと思うのであります。
○國務大臣(和田博雄君) 只今総理大臣から現在の経済の状況と、これに対しまする政府の決意につきまして申述べられましたが、私は先般発表いたしました経済緊急対策の立案に当りました責任者といたしまして、この対策の底を流れております基本的な態度、考え方につきまして若干御説明を申上げたいと存じます。
○議長(松平恒雄君) 日程第一、國務大臣の演設に関する件、内閣総理大臣及び和田國務大臣より発言を求められております。これより発言を許可いたします。片山内閣総理大臣。 〔國務大臣片山哲君登壇、拍手〕
○國務大臣(和田博雄君) ただいま総理大臣から、現在の経済の状況と、これに対しまする政府の決意につきまして申し述べられましたが、私は先般発表されました経済緊急対策の立案に当りました責任者といたしまして、この対策の底を流れておりまする基本的な考え方につきまして、若干の御説明をいたしたいと存じます。
○議長(松岡駒吉君) 和田國務大臣より、経済緊急対策に関して説明のため発言を求められております。これを許します。國務大臣和田博雄君。 〔國務大臣和田博雄君登壇〕
加藤シヅエ君 田中 齊君 竹内 克巳君 戸叶 里子君 細川 隆元君 和田 敏明君 安東 義良君 芦田 均君 小澤專七郎君 幣原喜重郎君 原 健三郎君 武藤 嘉一君 菊池 義郎君 北 れい吉君 栗山長次郎君 仲内 憲治君 若松 虎雄君 亘 四郎君
義男君 帆足 計君 藤井 丙午君 カニエ邦彦君 濱田 寅藏君 佐々木良作君 欠員一名 電氣委員 木檜三四郎君 飯田精太郎君 石川 一衞君 原口忠次郎君 大山 安君 橋本萬右衞門君 松嶋 喜作君 重宗 雄三君 宿谷 榮一君 岡本 愛祐君 水橋 藤作君 加賀 操君 下條 恭兵君 清水 武夫君 和田
(拍手) 〔参事朗読〕 外務委員 加藤 シヅエ君 田中 齊君 竹内 克巳君 戸叶 里子君 細川 隆元君 和田 敏明君 安東 義良君 芦田 均君 小澤專七郎君 幣原喜重郎君 原 健三郎君 武藤 嘉一君 菊池 義郎君 北 れい吉君 栗山長次郎君 仲内 憲治君 若松 虎雄君 亘 四郎君 松本 瀧藏君 堀江 實藏君
浅丘 信夫君 中川 以良君 小野 哲君 下條 恭兵君 小川 久義君 鈴木 直人君 清水 武夫君 岩崎正三郎君 尾形六郎兵衞君 羽仁 五郎君 山崎 恒君 岩本 月洲君 村尾 重雄君 深水 六郎君 平野善次郎君 田万 進君 岡田 宗司君 河野 正夫君 國井 淳一君 新谷寅三郎君 内村 清次君 和田
武藤運十郎君 村尾 薩男君 守田 道輔君 森 三樹二君 森戸 辰男君 森山 武彦君 師岡 榮一君 門司 亮君 八百板 正君 矢尾喜三郎君 矢後 嘉藏君 安田 幹太君 安平 鹿一君 山口 靜江君 山崎 道子君 山下 榮二君 山中日露史君 山花 秀雄君 山本 幸一君 吉川 兼光君 米窪 滿亮君 和田
宮村 又八君 武藤運十郎君 村尾 薩男君 守田 道輔君 森 三樹二君 森戸 辰男君 森山 武彦君 師岡 榮一君 門司 亮君 八百板 正君 矢尾喜三郎君 矢後 嘉藏君 安田 幹太君 安平 鹿一君 山口 靜江君 山崎 道子君 山下 榮二君 山中日露史君 山花 秀雄君 山本 幸一君 吉川 兼光君 米窪 滿亮君 和田
宮村 又八君 武藤運十郎君 村尾 薩男君 守田 道輔君 森 三樹二君 森戸 辰男君 森山 武彦君 師岡 榮一君 門司 亮君 八百板 正君 矢尾喜三郎君 矢後 嘉藏君 安田 幹太君 安平 鹿一君 山口 靜江君 山崎 道子君 山下 榮二君 山中日露史君 山花 秀雄君 山本 幸一君 吉川 兼光君 米窪 滿亮君 和田
松本治一郎君 百二十七票 〔拍手〕 黒田 英雄君 八十九票 櫻内 辰郎君 三票 尾崎 行輝君 二票 佐藤 尚武君 二票 田中耕太郎君 一票 梅原 眞隆君 一票 野田 俊作君 一票 西園寺公一君 一票 和田 博雄君 一票 よつて松本治一郎君が副議長に当選されました。