2021-06-11 第204回国会 参議院 本会議 第30号
台湾は、二〇〇三年の重症急性呼吸器症候群(SARS)で三十七人の死者を出した教訓から国際感染症の防疫を極めて重視しており、新型コロナウイルス発生直後から検疫体制の強化や感染症指揮センターの設置の他、マスクの生産増強や流通管理などを先駆的に実践してきた。こうした迅速な取り組みによる成果は、世界が注目するところとなっている。
台湾は、二〇〇三年の重症急性呼吸器症候群(SARS)で三十七人の死者を出した教訓から国際感染症の防疫を極めて重視しており、新型コロナウイルス発生直後から検疫体制の強化や感染症指揮センターの設置の他、マスクの生産増強や流通管理などを先駆的に実践してきた。こうした迅速な取り組みによる成果は、世界が注目するところとなっている。
過去には、重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARSの流行時も含めて、水際の第一線では常に職員への危険が伴っていると考えます。仮に、税関でクラスターが発生するなど税関職員が大量に罹患した場合、水際での取締りに支障を来し、安全、安心をつかさどるディフェンスラインが崩壊して、不正薬物ですとかテロの危険性が更に高まる事態も起こり得るのではないかなと心配します。
二十一世紀に入ると、重症急性呼吸器症候群、SARS、中東呼吸器症候群、MERS、エボラ出血熱など動物由来の感染症が発生する頻度も多くなり、国境を越えて広い地域にまたがり感染を拡大させるようになっています。これからも毒性の強い鳥インフルエンザなどがヒト・ヒト感染可能な感染症に変異することも予測されています。
この事業におけるコロナウイルスの研究に関しては、例えば、中国に拠点を設置する東京大学において、これまで中東呼吸器症候群、MERSコロナウイルスに感染する研究を実施しており、この研究成果を踏まえて、今般の新型コロナウイルス感染症における治療薬の候補として、ナファモスタット、商品名フサンでございますが、これを同定したと承知をしております。
○阿部委員 私がこんなことを伺いましたのは、例えば、重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARSについては、ある程度病像が固まって、理解されております。それから、中東呼吸器症候群というものについても、MERSですが、ある程度病状と病態が把握されております。 さて、新型コロナウイルス感染症については、残念ながら、いまだそこまで至っておりません。大臣がおっしゃった幾つかの症状が挙げられているだけで。
アジアでもSARSが発生をし、それからMERSという、中東呼吸器症候群というようなものも発生をしました。そして、さらには、五年ほど前ですか、H1N1という豚インフルエンザというのが新型インフルエンザとして発生しました。 しかし、これらの状況を翻って見たときに、我が国における罹患者の数、そして特に亡くなった方、死亡者数というのは極端に少なかったんです。
○参考人(岡部信彦君) 私、SARSという二〇〇三年に起きた重症急性呼吸器症候群、世界中がびくっとした病気ですけれども、それが終わったときにSARSを考えるというような本を当時の竹田所長と一緒に書いたんですけれども、そのときには正しく恐れるという言葉を引用したんですが、その後には、我々は正しく恐れたであろうか、我々はどうやって正しく恐れるべきかというようなことが書いてあります。
中国では、感染者数、死亡者数が、重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARSのときよりももう上回っているという状況でございます。 先ほど来、日本でもクルーズ船一隻についてなかなかPCR検査が追いついていないという状況でございますが、これは中国においても検査が追いついていない状況というのは容易に想像できるわけでございます。
○副大臣(松本洋平君) 九月二十一日に今治市分科会で提出された資料の件、特に先般の委員会におきまして、いわゆる中東呼吸器症候群、MERSのスペルが違うということでありまして、文中はMIRSと表記をしてあるわけでありますけれども、正しくはMERSということであります。
感染症対策については、エボラ出血熱や中東呼吸器症候群の動向が落ち着いてきているところですが、ジカウイルス感染症が中南米を中心に流行しています。ジカウイルス感染症は既に感染症法に位置付けたところであり、引き続き対応を強化していきます。国民の生命や健康を守るため、他の新興・再興感染症の発生、流行に備え、対策に万全を期していきます。
次、二ページ目をめくっていただきますと、上の方はここ最近数年間ということでまとめてありますけれども、この赤字で書いてあるパンデミックインフルエンザ、二〇〇九年から中国で見付かった新しいダニの媒介するウイルス、昨年、韓国でということがキーワードで話題になりましたけれども、中東で発生している呼吸器症候群、あるいは中国では、鳥インフルエンザH5N1のほかにH7N9というタイプが肺炎を起こしているというようなこと
感染症対策については、エボラ出血熱や中東呼吸器症候群の動向が落ちついてきているところですが、ジカウイルス感染症が中南米を中心に流行しています。ジカウイルス感染症は既に感染症法に位置づけたところであり、引き続き対応を強化していきます。国民の生命や健康を守るため、他の新興・再興感染症の発生、流行に備え、対策に万全を期していきます。
今、韓国で深刻な感染が広がっております中東呼吸器症候群、MERS対策でございますが、四十日間たちまして、感染確認が減少傾向にあるというものの、六月二十八日現在で死者は三十二人というふうに聞いております。 先日、NHKの「クローズアップ現代」で、詳しく感染者のフォローをしておりました。 まず、六十八歳の男性が中東から帰国をし、そして一週間後に発熱をする。
○三宅政府参考人 空港等の検疫所におきましては、エボラ出血熱のほか、鳥インフルエンザ、中東呼吸器症候群、MERSなどの国内に常在しない感染症の侵入を防止するため、出入国者に対しまして、海外での感染症の流行状況や対応について注意喚起を実施するとともに、入国者に対しては、サーモグラフィーによる体温測定や検疫官による呼びかけを行い、必要に応じ、問診、検査等を実施するなど、必要な水際対策を行っているところでございます
本案は、感染症予防対策の推進を図るとともに感染症の蔓延を防止するため、中東呼吸器症候群及び新型インフルエンザ等感染症に変異するおそれが高い鳥インフルエンザを二類感染症に追加するとともに、感染症に関する情報の収集に関する規定の整備、一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症及び新感染症の患者等からの検体の採取等の制度の創設等の措置を講じようとするものであります。
近年、H7N9型の鳥インフルエンザや中東呼吸器症候群を初めとした新たな感染症が海外において発生しており、これらの感染症に対し万全の対策を講じることが求められています。また、こうした昨今の感染症の発生状況、国際交流の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等を踏まえ、感染症に対応する体制を一層強化する必要があります。
本法律案は、最近の海外における感染症の発生の状況、国際交流の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等を踏まえ、感染症予防対策の推進を図るとともに感染症の蔓延を防止するため、中東呼吸器症候群の二類感染症への追加、感染症に関する情報の収集に関する規定の整備、一類感染症等の患者等からの検体の採取等の制度の創設等の措置を講じようとするものであります。
また、中東呼吸器症候群、MERSについても来年の七月には一年間の期限を迎えるということで、この指定感染症について指定の期限が終了した後の扱いを定めるということがこの改正案提出のきっかけの一つになったと、こういうふうに認識をしております。
○政府参考人(新村和哉君) 今回の改正法案の施行期日は幾つかに分かれておりますが、まず、現在、政令により暫定的に二類感染症と同様に取り扱われている鳥インフルエンザ、H7N9と中東呼吸器症候群、MERSの二類感染症への追加等につきましては公布の日から起算して二月を経過した日、一部の五類感染症の医師の届出方法の変更等については公布の日から起算して六か月を経過した日、検体の採取等の要請の制度の創設等については
次に、中東呼吸器症候群、MERSにつきましては、平成二十四年の九月以降、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東地域を中心に発生しておりまして、WHOによれば、今年の十月十七日までに八百八十三名の患者が確認され、うち三百十九名が死亡したと報告されております。
H7N9型の鳥インフルエンザや中東呼吸器症候群を始めとした新たな感染症が海外において発生しており、これらの感染症に対し、万全の対策を講じることが求められています。また、こうした昨今の感染症の発生状況、国際交流の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等を踏まえ、感染症に対応する体制を一層強化する必要があります。
また、このエボラ出血熱以外にも、MERS、中東呼吸器症候群ですとか新型インフルエンザ、このような新型感染症への国内の備えも万全にしていかなければならないと考えます。 また、途上国、アフリカなどで子供が亡くなる最大の要因は、肺炎、また下痢であります。こうした子供たちの生命を守るためにも、予防接種の提供、こういうものもさらに拡充をしていく必要があるのではないか、このように考えます。