1970-04-27 第63回国会 参議院 運輸委員会 第13号
これによりまして、不動産鑑定士の方々の鑑定評価を大方の方が求められるようになる、あるいは公共用地の取得にあたっても非常にこの制度を活用していくという形になってまいりますと、いわゆる呼び値等に左右される判断というものがなくなってまいりまして、ある程度正常な、非常に許容範囲以内に狭まった適正な範囲内において公共用地の取得も、また収用委員会の判断も、なおかつ一般の大きな不動産の取引にあたりましても、そういう
これによりまして、不動産鑑定士の方々の鑑定評価を大方の方が求められるようになる、あるいは公共用地の取得にあたっても非常にこの制度を活用していくという形になってまいりますと、いわゆる呼び値等に左右される判断というものがなくなってまいりまして、ある程度正常な、非常に許容範囲以内に狭まった適正な範囲内において公共用地の取得も、また収用委員会の判断も、なおかつ一般の大きな不動産の取引にあたりましても、そういう
一つは、いま御説明のような、地価が呼び値等によって安易に、しかも不合理にきめられることを防止することを一つの目的とした。もう一つは、政府が公共用地等を取得する場合、この制度を使って適正な価格の割り出しをするという考え方があったのではないかと思いますが、そういう考え方はございませんでしたか。
本法案の提案されまするにあたりまして、その提案の理由に、「最近における宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がいわゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される傾向が見受けられ、このことが宅地価格の高騰を一そう著しいものとしている現状にあります。」というようにうたっております。
○瀬谷英行君 不動産の鑑定証価に関する法律案の提案理由の説明として、「宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、——さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がいわゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される」、だから、このような現状をかんがみて、この新しい制度を講ずる必要がある、こういうことがこの法案の提案の一番大きな根本的
最近における宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がい わゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される傾向が見受けられ、このことが宅地価格の高騰を そう著しいものとしている現状にあります。
最近における宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がいわゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される傾向が見受けられ、このことが宅地価格の高騰を一そう著しいものとしている現状にあります。