1974-05-23 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第33号
せっかく残っている西瀬戸地域、これは周防灘総合開発計画を再検討するということがいわれておる。あるいは知事もそう言いました。ところが、せっかく長官がこれ以上瀬戸内海をよごしてはならぬとあれだけ言われた、それから議員立法で瀬戸内海環境保全臨時措置法ができましたが、実際にはそれが端からくずされているのではないか、こういう感じがして心配をしております。
せっかく残っている西瀬戸地域、これは周防灘総合開発計画を再検討するということがいわれておる。あるいは知事もそう言いました。ところが、せっかく長官がこれ以上瀬戸内海をよごしてはならぬとあれだけ言われた、それから議員立法で瀬戸内海環境保全臨時措置法ができましたが、実際にはそれが端からくずされているのではないか、こういう感じがして心配をしております。
周防灘総合開発計画というのは前からございました。
これは周防灘総合開発計画というものがありまして、地域開発計画の一角としてすでに大分・鶴崎の新産都市ができ、公害が出始めておる。また北九州の門司の裏側で開発が始められ、あるいは苅田には発電所もある。これからの豊前火力発電所の百万キロがどういう位置にあるかということは、私は言わなくても、環境庁としては御存じのはずです。
しかし、すでにその周防灘にも、今度の新全総計画によれば周防灘総合開発計画の手が伸びようとしております。こういう形でいきますと、結局水産関係の研究者あるいは技術者あるいは漁民というものが、一生懸命努力して日本の沿岸で生産を続けていこうとしても、片端からくずされていくというのが現状のように思うわけです。 内湾の生物生産のモデル研究というのを、これも広島の水産庁の研究所が主になって数年間やりました。
これの中身は新全総の周防灘総合開発計画、これは県のプランです。それから、四十七年二月に同じく県が出した第二次県政振興長期展望による埋め立て。さらに工業再配置を見込んで民間が宇部、小野田等々で埋め立てるあるいは埋め立て予定、こういうものを合わすとそのくらいの数字になるのです。これが、瀬戸内海の、それでなくても時々刻々ひどくなりつつある汚染にどういう影響を与えるのか。
○阿部(未)委員 私、いま要求しておるのですが、周防灘総合開発計画の問題につきましては、経済企画庁のほうから局長かだれか答弁のできる人の出席を求めたわけです。ところがいまお見えになって質問をしましたけれども、答弁になりません。それで答弁のできる人に来てもらわなければ質問にならぬということを話しておるのです。
私どもは、周防灘総合開発計画の構想について説明を聴取したほか、北九州、博多及び長崎港を視察いたしましたので、以下その概要を申しますと、 まず、周防灘総合開発計画は、山口、福岡、大分三県にまたがる地域を対象として、総合開発上その地域が有する立地上のすぐれた諸条件を踏まえて鉄鋼、石油コンビナートを中心とした総合工業地帯を形成するとともに、高速道路、国鉄新幹線等と有機的な連携をはかりつつ大規模な流通基地等