1966-07-25 第52回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
そこで、外務大臣に伺いたいのは、過般のハノイ、ハイフォン近辺の爆撃以後、七月九日、周恩来中共首相は、AA作家緊急会議において演説をいたしました。また七月十八日、人民日報が中共のとるべき態度に対して社説を発表いたしました。
そこで、外務大臣に伺いたいのは、過般のハノイ、ハイフォン近辺の爆撃以後、七月九日、周恩来中共首相は、AA作家緊急会議において演説をいたしました。また七月十八日、人民日報が中共のとるべき態度に対して社説を発表いたしました。
周恩来中共首相がアフリカ諸国からことごとくボイコットされた事情はよく御存じのとおりであります。世界の至るところに火をつけて混乱せしめなければ、共産主義国は成り立っていかないのであります。(拍手)ベトナム、カシミール、または現在の北部タイにおける共産ゲリラの活動等、いずれも中共の魔の手であることは世界周知の歴然たる事実であります。
それで、まず第一に外務大臣にお尋ねいたすのでありますが、先般衆議院でお答えになった外務大臣の、いわゆる従来周恩来中共首相の言っておりますところの三原則、これは一応理解ができると、こう申し述べられておるようでありますが、それは間違いございませんか。
周恩来中共首相が、ごく最近岩井君やあるいは安井さんとした談話の詳しい内容がここに来ておりますけれども、それらを見ましても、向うでも日本から中国へ輸出したいものとしては、やはり肥料の問題が、はっきり取り上げられております。これに対しまする中共側の態度というものは、実に明確であります。今の外交路線から言いますと、とても打開のできないような状態であります。
それは周恩来中共首相と懇談した際に次のようなことを周恩来が話していた。すなわち重光外相は古い中国しか知らないから新しい中国を訪問しよく見てもらいたい。鳩山首相はときどき中国やソ連を訪問する用意があると言明しておるから、ぜひ実現させてもらいたいとよく言っておるわけであります。
周恩来中共首相の話、断片ですが、話によるというと、日本政府筋と直接に話すならば、こういうことはわけなく解決することだというような印象を持ってのお話しもずいぶんあったように思います。私はさような手段ならば、これは全局を何も変更するわけじゃないから、そういうことはあらゆる手段をとるべきだと考えて、ゼネバで交渉を始めたということを御報告申しヒけたと思います。
周恩来中共首相のアメリカ・中共会談の提唱がございます。特に注目すべきは、イギリスのイーデンも、アイク、ダレス等の要人とこの中国の周恩来氏とのいわゆる中米会談に賛意を表しておることであります。第四帝日は、台湾水域の停戦気がまえ模様であります。イギリスは香港を拠点とする中共貿易のために、アメリカを説得し、中共の国連加盟はすでに時期の問題であると外交消息通は語っておるのであります。
さらに、このバンドンにおけるアジアアフリカ会議の際の日本代表と周恩来中共首相との墾談の際に、日中両国に半官半民組織による通商代表部を設けて、事実上国交の正常化を促進せしめてはどうかというような話があったはずであります。
私もその質問に応じたわけでございますが、それはまあそれといたしまして、平和五原則は御承知の通りに、ネール・インド首相と周恩来中共首相との間に話し合った結果が、平和五原則になったという発表でございました。その当時も申し上げた通りに、これは文字としてはきわめてりっぱなことであるが、何も新しいことではなかった。