1969-01-31 第61回国会 参議院 本会議 第4号 元来、この取りきめの基礎は、一九六二年松村・周共同発表にもあるとおり、政治経済関係を含む両国の正常化をはかるべきことを双方が確認することにあったものであり、当時の池田内閣はこれに暗黙の了解を与え、プラント輸出に輸銀の融資をつけることで一応の誠意を具体的に示しております。しかるに、現内閣に至ってからは、口にケース・バイ・ケースと体裁のよいことを言いながら、まだ一度もプラント輸出を認めておりません。 森中守義