1948-04-14 第2回国会 参議院 本会議 第32号 農林省はとかく百姓を呑兵衛扱いにする。折角丹精した米を酒に代えて、粗末に持ち込まれることは、むしろ腹が立つ、大体報奨制度が、農民を合理的経済人として扱わない。世界でも勤勉な我が農民に、飲酒の弊風を公然と流行させ、引いては「どぶろく」密造を助長させた罪は大きいとありますが、農林大臣は、やはり前年通りの酒の報奨制度を続けられますか。 小杉イ子