1966-10-11 第52回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号
さらに加えまして、第二の段階で、私はこの委員会で前にも問題といたし、前局長、前運輸大臣の明確な答弁もここの速記録には載っていますが、そうしたことを無視して、車内における整理券方式を一そう強めてしかも従前かつてはなかった、それを前提としたうしろ乗り前おり方式、こうしたものを今年の初めから大阪市営、呉市営、山陽電軌においてテスト的にやらしてみるという角度からやって、その成績がよかった。
さらに加えまして、第二の段階で、私はこの委員会で前にも問題といたし、前局長、前運輸大臣の明確な答弁もここの速記録には載っていますが、そうしたことを無視して、車内における整理券方式を一そう強めてしかも従前かつてはなかった、それを前提としたうしろ乗り前おり方式、こうしたものを今年の初めから大阪市営、呉市営、山陽電軌においてテスト的にやらしてみるという角度からやって、その成績がよかった。
私の選挙区の一部の例なんですが、呉と広島の間のバス路線ですね、これは国鉄と呉市営と、それから広島電鉄という民営と三つが走っているわけなんです。これは非常にもうかる路線なんです。ところが、これを国鉄が、おそらく八〇%ぐらい持っているわけなんですね。あとのわずかのところをほかの二つが分け合って認可を取っているということなんで、常に不平が出てくるわけですね、国鉄以外のところから。
これにつきまして呉市営と広電が後になって運行するようになった。そういったような状況でございまして、直ちに国鉄を撤収させるというようなことは、現実論としてできないし、また、そういった呉市営なり広電の線をもっとふやすということにつきましても、やはり既得権者としてのバランスの上で従来できておりますので、そう簡単に、片方が赤字だからといってふやすというような措置はとっておりません。