2000-03-15 第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
双方同数の数人、三人ぐらいでしたが記者を交流して、それが北京と東京に駐在することによってお互いの事情も報道されるし、同時に中国から来た、当時、呉学文とか丁拓とかという人でしたが、そういう人たちは日本に多くの友人をつくって、その広がりの中で話がうまく進んでいったという記憶があります。
双方同数の数人、三人ぐらいでしたが記者を交流して、それが北京と東京に駐在することによってお互いの事情も報道されるし、同時に中国から来た、当時、呉学文とか丁拓とかという人でしたが、そういう人たちは日本に多くの友人をつくって、その広がりの中で話がうまく進んでいったという記憶があります。
指名拒否などということは呉学文氏のときから大きな問題になっていて、国際的には好ましくない。日本の国の民主主義が全く疑われるようなこういう形で運営さるべきものではない。外国に対する外交辞令から考えても当然非礼に当たる。
ことに、いろいろいままで誹謗したとかなんとか、日本の基本的な何とか云々というようなことは、この前呉学文氏のときも言った。出してごらんなさいというと、この証拠というものはない。一体、当局は出せますか、何日にどこでそういうことを言ったか。
呉学文氏の問題で当委員会でも問題になりましたが、そのとき、呉学文氏は好ましからざることを言った、政治的な見解を表明した、そういうことを言った。しかし、それを追及して見ると、なかなか出てこないじゃないですか。ほんとうのそういうような根拠は出てこない。だから、そのような推測みたいなことでこれをやられるということは私はまずいと思うんです。
今日池田総理をはじめ、日本が世界の大国だということに、特に外国においては理解されておるというような認識の上に立ちますならば、私は、趙安博氏その他中国側の呉学文君にいたしましても、そういうような言動が日本の国家の利害に影響を持つというような考え方自体がおかしいのではないかというので、そういう問題が入国拒否の理由であるということであれば、これはすみやかに改めていただかなければならぬと思います。
第一点は、これは御注意をいただきたいと私特に思うのですが、趙安博氏なりその他呉学文氏等につきましても、彼の日本訪問中の言動が好ましくなかった、こういうことの材料は、入管局や大臣室で御検討になるのではなくて、私どもの大体見ておるところでは、警察特に公安調査庁の調査目的、指示に従いました全国的な警察関係の人が調べられておる。
たとえば、先般二回にわたって拒否されました呉学文氏の問題について、公安調査庁の一部の担当の諸君がいろいろな言いがかりをつけた調査資料を出しまして、それが最高の決定の重要な有権的な資料にされた不当な事実があるわけです。
また、中国貿易使節団員呉学文氏に対する入国拒否問題も、あるいは周鴻慶さんのこともお話が出ましたが、私もそうだと思うのです。これは戸叶君が言ったことが、私は正しいと思うのです。そういうことで、自民党の栗原君の言ったことは、全くその本質をよく理解しておらないからです。お隣の朝鮮、中国と友好関係を進める上にひびを入れるようなことは、しないほうがよろしい。
一、近くは出入国管理行政をあずかる地位を悪用し、日朝の往来の自由を阻害したり、さらに中国貿易使節団員呉学文君の入国を拒否するなど、国民が長期にわたって積み上げてきた日中・日朝友好のきずなを強引に断ち切ろうとした。 一、今日はまた暴力行為処罰法の一部改正法案を三度にわたって国会に提出するに至った。この原案を見ると、すでに与野党間で妥結を見つつあった内容について、全然配慮されていない。
問責決議案の理由の第二は、出入国管理行政をあずかる地位を悪用し、日朝往来の自由を阻害したり、さらに中国貿易使節団員呉学文君の入国を拒否するなど、国民が長期にわたって積み上げてきた日中・日朝友好のきずなを強引に断ち切ろうとしたということであります。これまた、事実を事実として見ない偏見と言わなければなりません。
いわば、実績を積み重ねて、大義名分を立てて、役所の何人もそれならよかろうというところで踏み切りたいと思う、もう一歩前進して、場合によれはもっと積極的にひとつ腹を割って踏み切るかどうかを検討してみたい、こういう御答弁はわかりますが、中国のような、北朝鮮に比較したら共産主義国としてはもっともっと指導的な立場にあり、もっと強大な国、そういう国で、過去何年か出入国されてどんなトラブルが起きたかというならば、呉学文
どうも、呉学文事件以来、政府の一部に、大臣の人の往来に対する御趣旨あるいは御答弁と反する、あるいはそれを妨害する動きというものを私どもは見てとりまして心配をしておるわけです。
そういうさなかでこの間呉学文事件があった。そして、今度松村先生が与党から行かれて、これは形式は与党有志ということになっておりますけれども、実際は、お立ちになる前にあなた方と打ち合わせをされて、池田総理、大平外務大臣、それからここにおられる毛利政務次官とお打ち合わせになったでしょう。
そこで、私は、最近の呉学文さん以後の出入国に関連をいたしまして、あるいは中国問題に取り組んでおる日本人の身辺の調査等のことにつきまして、はなはだしく私どもは心外に思っておる具体的例があるわけです。したがって、それらを一々ここで取り上げてやるということになりますと、これはいささか法務委員会にも属することにもなろうかと思うのです。
(拍手) その次は、呉学文の入国についてでございますが、これも皆さん御承知のように、この人は、過去において数回わが日本へ来ておる人であります。その来ておるたびに、どういう行動をしたか。日本の外交上の攻撃を公然と世界に向かってやっておる。わが日本政府の政治を公然と誹謗しておる。かようなことをする常習者を何ゆえに入れなければならぬのか。
一 賀屋法務大臣は、出入国管理行政をあずかる地位を悪用し、日朝自由往来を阻害し、さらに周鴻慶氏の不当勾留、中国貿易使節団員呉学文氏の入国拒否など、国民が長きにわたって積みあげてきた日中、日朝友好のきずなを強引に断ち切ろうとした張本人である。これほど国民の意思と利益をふみにじった大臣はない。
(拍手) さきにも田中君がその理由に持ち出しましたように、呉学文氏の入国を拒否いたしました。この呉単文氏は北京の新葬礼における優秀な記者、非常に尊敬を受けておる記者であります。この人が、中国の国際貿易促進委員会の主席南漢宸氏とともに日本に入国したいという申し込みをしたのに対し、これを拒否いたしました。好ましからざる人であるということであります。呉学文氏はたびたび日本に来たことのある人であります。
○穗積委員 この間、目下中国から来つつあります南漢宸使節団についても、われわれから見ると非常に不当な言いがかりをつけて呉学文の入国を拒否された。これは個人審査というたてまえでそういうふうにされたのですけれども、朝鮮の場合も中国以上に法務省は特に神経質になっておる。
○山本(幸一)委員 大平さん、呉学文を拒否しても日中友好関係に決してひびが入らないと思う、こういう明確な答弁をされたのですが、私は、呉学文さんの入国を否拒せられた先ほどからお尋ねしておる理由についてはあなた方も明確におっしゃらぬのですから、したがって、これはどちらがほんとうかわからぬ。
したがって、私はこのことについて主としてお尋ねをするわけですが、その前に、簡単ですけれども、この一両日問題の、南漢宸さん一行のうち呉学文氏が入国を拒否されておりますから、このことについて少し外務大臣並びに法務省の皆さんにお尋ねをいたしたいと思うわけです。 これは、私が言うまでもなく、呉学文氏は、今度の見本市への参加に際して、南漢宸氏を団長とする一行の一人です。
○山本(幸一)委員 そうすると、大平さん、あれですか、過去に呉学文さんがたびたび入国されたその際に外交上好ましからざる言動をしておられる、したがって、それはわが国の外交基本方針、基本政策に反する、だから今度はお断わりしたのだという御答弁ですが、一体呉学文さんはどういう発言をされたのですか。過去にどういう発言をなすったのですか。それを承りたいと思います。
呉学文を含んだ中共の一行を呼んだことがございます。その場合には世界宗教者平和会議の事務局長でございましたか、責任者の名前でそういう誓約書が出されております。それから原水禁のときに、やはり呉学文を含んだ一行を呼んだことがございます。その場合には原水禁の安井郁氏の名前で誓約書が出されております。そういう状況であります。
○赤松委員 いや、呉学文の場合。
しかしそれは非常にこまかくなりますし、多少中心からはずれますから、この程度にして置きますが、そこで、いずれにしても、先ほどの説明を聞いておりましても、呉学文氏が前に来たときにどういう行動があったといったようなことがやはり根拠になっているわけです。それは条文を適用するしないは別として、結局十四号に書いてあることと一緒なんです。
それからさらにこの呉学文氏の肩書きですね、資格、これはどういう立場で今度は来るということになっておるでしょうか。
一行のメンバーは、南漢宸を団長といたしまして、団長夫人、その他、秘書長でありますとか、団員でありますとか、随行記者——問題になっております呉学文、こういう方々を含めまして、通訳、秘書の方も含めまして、一行十二名の申請があったわけでございます。しかしながら、そのうちの一名の蕭向前氏はすでに入国しておりましたので、十一名が入国を許可するするかどうかという対象になったわけでございます。
最近中国人民日報に、先日来ました呉学文が、日本の政府のこの報道陣締め出しに対する態度、すなわち日本政府のこの無理解な態度を強く批判いたしております。で、この人は原水爆大会に来たのですが、一両日この滞在期間を延期したいというので、与党の北村徳太郎氏を初め、新聞協会が非常にこれは熱心にこの人の数日間の滞在を申し入れたのですけれども、それを日本の役所は拒否したわけであります。