1997-11-06 第141回国会 参議院 商工委員会 第4号
○政府委員(水谷四郎君) これまで大臣レベルにおきまして、昨年十一月のAPEC会合の際、また本年六月の通産大臣訪中時に佐藤前通産大臣より呉儀部長に対しまして迂回貿易の厳格な管理につき申し入れを行っております。これに対しまして中国の呉儀部長からは、迂回貿易問題は大変難しい問題でございますが、何とか日中で共同して問題に対処していきたい、かような回答を得ているところでございます。
○政府委員(水谷四郎君) これまで大臣レベルにおきまして、昨年十一月のAPEC会合の際、また本年六月の通産大臣訪中時に佐藤前通産大臣より呉儀部長に対しまして迂回貿易の厳格な管理につき申し入れを行っております。これに対しまして中国の呉儀部長からは、迂回貿易問題は大変難しい問題でございますが、何とか日中で共同して問題に対処していきたい、かような回答を得ているところでございます。
○政府委員(中野正孝君) 中国との関係でございますが、昨年の十月、この委員会で平田先生からも御質問を受けた後、十一月の十五日でございますが、当時の通産大臣と先方の呉儀部長、大臣ベースで、本件二品目のセーフガードの調査の私どもの暫定的な決定について説明し、先方から自主輸出管理についてさらに徹底し強化していくという政治ベースの御発言もいただいております。
日本との間におきましては、昨年、橋本大臣も先方の呉儀部長ともお話し合いする機会もございまして、その折にいろいろなレベルで中国が申しておりますのは、ことしの一月から中国は、特に綿及び二次製品の一部につきまして自主的に輸出管理の措置をとる、こういうことを公表いたしまして、安定的な中国から見た輸出管理の徹底ということを方針として公表したわけでございます。