1954-05-14 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第37号
フイリピン人の戦争の記憶を毎日新たにしておるようなことになるので、沈船引揚げだけはひとつやつた方がいいということになりまして、関係各省ともいろいろ御相談をして、結局政府として中間賠償の形において沈船引揚げをやろう、またこういうふうな小さいところからもみほぐして行くならば、全体的に賠償問題の解決、日比間の正常な国交関係の復活、さらに進んでは日比間の親善関係まで発達することもあるだろうということで、さつそく君島丸
フイリピン人の戦争の記憶を毎日新たにしておるようなことになるので、沈船引揚げだけはひとつやつた方がいいということになりまして、関係各省ともいろいろ御相談をして、結局政府として中間賠償の形において沈船引揚げをやろう、またこういうふうな小さいところからもみほぐして行くならば、全体的に賠償問題の解決、日比間の正常な国交関係の復活、さらに進んでは日比間の親善関係まで発達することもあるだろうということで、さつそく君島丸
政府の説明によりますと、政府は、フィリピン共和国との国交調整のためには、できるだけ早く賠償の実施を開始することが必要であると認め、本年一月、マニラ湾等にある沈船の調査を目的として、君島丸を派遣したのでありますが、一方この調査と並行してマニラにおいて我が在外事務所とフィリピン外務省との間で沈船引揚に関する取極の交渉を行わしめておりましたところ、双方の意見一致を見て、本年三月十二日、マニラにおいて日本政府在外事務所長
わが政府におきましては、フイリピン共和国との国交調整のためには、できるだけすみやかに賠償の実施を開始することが必要であることを認めまして、本年一月にマニラ湾及びセブ港にある沈船の調査を目的として君島丸を派遣いたしましたが、この調査作業と並行して、マニラにあるわが在外事務所とフイリピン外務省との間で、沈船引揚げに関するとりきめにつき交渉が行われ、本協定の妥結を見るに至つたものであります。
前々会に御報告いたしましたように、沈船引揚げに関する交渉が昨年の十月から開始され、わが国から、マニラ湾並びにセブ港等の沈船を調査するため君島丸が派遣されまして、フィリピンの人たちが見ておる目の前で一々潜水夫がもぐりまして一船別に調査を実行し、さらにそれに基きまして現場において詳細な打合せが進行中であつたという事実が、フィリピンの官民に対しまして多大の印象を与えたことは事実であります。
政府は、フィリピン共和国との国交の調整のためには、できるだけ早く賠償の実施を開始することが必要であると認めまして、さきに本年一月マニラ湾等にある沈船の調査を目的として、君島丸を派遣いたしましたが、この調査作業と並行して、マニラにおいて、わが在外事務所とフィリピン外務省との間で、沈船引揚に関するとりきめにつき交渉せしめましたところ、双方の意見が一致いたしましたので、本年三月十二日に、マニラで、日本政府在外事務所長中川融
それからその次に今対象になつております君島丸の調査いたしました地域は、マニラ湾とセブ港その他、大体マニラとセブとが対象になつておるように思うのでございます。
○玉置委員 すでに調査船君島丸が現地に乗り込んで調査をいたしており、来る三月五日ごろに呉港に帰つて来る、こういうように聞いておりますが、その点はどうですか。