1949-05-26 第5回国会 衆議院 商工委員会 第23号
こういう事実がありまするので、物価を改訂して、物が上つた場合には、政府は容赦なくこれに差益金を命じ、下つた場合には差損金をもつて政府が補償するのか、というような論議も出ておるわけでありまして、いろいろ資料を当業者から提出しておりまするが、ただいま向井部長さんのお話では、当該係ではないということでありましたから、そういう意味で今後適当に御連絡をいただきまして、質疑をいたしたいと存じます。
こういう事実がありまするので、物価を改訂して、物が上つた場合には、政府は容赦なくこれに差益金を命じ、下つた場合には差損金をもつて政府が補償するのか、というような論議も出ておるわけでありまして、いろいろ資料を当業者から提出しておりまするが、ただいま向井部長さんのお話では、当該係ではないということでありましたから、そういう意味で今後適当に御連絡をいただきまして、質疑をいたしたいと存じます。
○細川委員 大体同僚から言い盡されたのでありますが、ただいまの向井部長の答弁では満足するものではありません。すでに昨年十二月九日の國会において、満場一致議決したという報告に接しておらなかつたということは、私は了承できないのであります。部長の手許には國会の公報が行つておるか、あるいはこれが官報に告示されておるということは間違いないと思うのであります。
○笹口委員 私は今向井部長から御答弁がありましたことに関連いたしまして、少しく向井部長に質問したいのであります。この前の委員会で、これは向井部長も御列席になつて聽いておられましたが、大原次長が最後に出席されて、私は大原次長に対して、これを撤廃するということは、國会全体の意思となろうとしておる。
○師岡委員 私の今お伺いしたのは、向井部長個人の御意見を伺つているのじやなくして、とにかく行政官廳の一部長としての御意見を拜聽したいと思うのであります。從つて個人的に自分はどういうような意思をもつてそれに臨むというふうな、個人というような逃げ言葉でなく、責任ある明確な御答弁をお願いしたいのであります。
また価格の点につきまして、先般向井部長から御答弁がございました通り、原価計算主義によつて新品はマル公をきめておりますので、新品のマル公は各地域によつて異なることはないわけであります。
○笹口委員 ただいま向井部長から今度の統制価格撤廃の中に入れなかつた理由及びその基準を示されたわけでありますけれども、民生上重要でないもの、統制の實益のないものといわれますが、しからば統制の實益ということは何をもつて尺度とされておるか。またこの中古衣類を統制していかなる實益があるか、まずこの点をお伺いいたしたいのであります。