1948-07-03 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第14号
無論時期的にいろいろの差はありましようが、年間を通じまして二倍半の値上げをした場合でも、五%の利用減というものは相当不可能ではないか、こういう觀点からいたしまして、政府が本運賃値上法案が通過し、予算案が通過いたしました場合も、今後におきまして列車の増発、或いはサービスの向上等によりまして、收入の増加を図りますと共に、経營合理化によりまして決められました予算の枠内におきましても、極力節約せられんことを
無論時期的にいろいろの差はありましようが、年間を通じまして二倍半の値上げをした場合でも、五%の利用減というものは相当不可能ではないか、こういう觀点からいたしまして、政府が本運賃値上法案が通過し、予算案が通過いたしました場合も、今後におきまして列車の増発、或いはサービスの向上等によりまして、收入の増加を図りますと共に、経營合理化によりまして決められました予算の枠内におきましても、極力節約せられんことを
今回石炭の品質の向上を図る決議をしたが、これだけでも二、三十億は出る。更に旅客貨物の増送を図れば、又それだけでも相当なものが出ると思う。その外自然消耗の職員の不補充とか、或いは労組專從者の分離であるとか、不用品の拂下、そういう点がいろいろあると思います。これらの財源は眞劍になつて工夫すれば、必ず出ることを確信するのであります。よつて本案を提出したのであります。各位の御賛成を得たいと存じます。
このため政府は輸送を石炭、電力と同等の超重点産業として、これを増強することに決定して、資材、資金労需物資を輸送部門に確保することになりまして、能率の向上を図り、輸送力を増強いたしまして、重要物資の輸送の完遂を期しておる次第でございます。
○井谷委員 本請願の要旨は、狭隘なる國土の開発は、國策上最大の急務であるが、本縣は開発の余地あるにかかわらず、交通網完備せざるため一般産業、文化の向上に多大の支障を來している。よつて鹿兒島市町村議会議長会は、左記路線に國営自動車並びに鉄道電化の実施方を決議した。一、加治木—帖佐—山田(十五キロ)國営自動車路線新設。二、頴娃—今和泉(十二キロ)國営自動車路線新設。
○井谷委員 本請願の要旨は、戰時中の國策体制は今やまつたく解消されたから、小運送業者も旧態依然たる一駅一店制を廃止して、民主的見地から戰前通り複数制に還元して業者の自由競争を認め、輸送力の増強と能率の向上をはかられたいというのである。
六、住宅水準向上への方策を樹立し、その円滑適正な活用を図ること。 七、分讓住宅の供給、余裕住宅開放は更にこれを徹底せしめること。 八、不要、不急建物の建築抑制を徹底すること。 九、災害、特に防火対策(都市住宅及び山林の防火)に特段の施設を施し、その徹底を図ること。 一〇、尚次の諸事項は、特に檢討を要するものであること。 (イ) 宅地法の制定をすること。
すなわち農を生業としておる者ばかりが組合をつくつたのなら、あるいはその方向に進みやすいのでありますが、轉落農家、非農家までも準組合員に入れるという現状でありますので、農民のこれから先の生活の安定向上ということは、理想としては極力御指導願わなければならぬが、よほどむずかしいと思います。
こう思いますときに、なるほどねらいは農業生産物の増強をはかる、あるいは農民生活の安定向上と、もつともらしいねらいでありますが、さてお伺いしたいのは、農業改良局ができることによつて、具体的に農業生産物がはたして増強し、また農民の生活を向上安定させるのには、どうしたらできるかというこの具体的の問題を私はよく考えなければならぬと思う。
それから文化運動、農村における文化の向上、こういつたものはやはり経済研究部とか普及部とかいう方面で、この目的を達成するつもりであるかどうか。農村における演劇あるいはいろいろな文化運動、郷土文化、そういつたものの発達ということは、どういう方面でやられるか。この農業改良局でそういう問題も取上げていてのかどうか、その点も併せてお伺いしたいと思います。
我が國の鉱業及び工業の技術の水準は、欧米各國に比べまして、未だ大いに遜色がありますから、公私各方面の研究機関を整備し、その連絡綜合を図りまして、生産技術の向上と、その研究の結果の普及を図り、これによりまして我が國経済再建の基礎を固めますことは、現今最も必要を感ずるところであります。
先ず大学設置及び昇格に関する種類の多数の請願並びに陳情でございますが、これらの一つ一つを考えて見ますと、皆、新学校制度に基いて、民主的な大学制度を各地方に実施しまして、以て教育の地方分権の精神に適う地方文化、延いては日本全体の文化的水準の向上に貢献せんとするものでありまして、いずれも我が國の文教栄作の線に沿うているものと委員会は認めました次第であります。
○太田敏兄君 地方自治の向上発展のために、公吏にも國家会議員としての取扱い方を要望する請願について簡單に御報告いたします。
以上、すべて言つたことは、結局これらは眞実の意味の健全財政を実現する方法であるが、さらにわが党は金融機関と重要産業の國営、人民管理を断行し、これによつてインフレとやみを絶滅し、財政の基礎を確立し、自主的経済再建と人民生活の安定向上を期するものである。
このA案の構想をもう少し具体的に申しますと、特別会計や重要企業等の赤字補填は、最も安易な運賃料金の引上げや、タバコ等專賣品の値上げ、ないしは一般價改訂等勤労大衆の負担となる措置によるべきものではなく、主要努力は、できるだけ経営の合理化、生産性の向上等に集中すべきであるといたしたのであります。
本法案は、輸出貿易の健全な発達を期するため輸出品の声價の向上及び品質の改善を趣かることを目的とするものでありまして、第一に、本法案の取締りの対象となる輸出品の範囲は、輸出品のすべてにわたるものでなく、第三條の規定により主務大臣が省令で指定した輸出品及び第四條に掲げる輸出品のみであります。
○塚本説明員 映画館及び劇場の入場料の統制撤廃の御意見に関し、これは國民経済と密接な関係をもつているので、文化向上のみを遊離して考えることはできないと思う。現在國家の再建途上、これが統制の撤廃は困難であると考えている。料金はこれをぜひ適正なる方法に改正をしていきたいと考えている。
しておりますところの、ただいま御説明申しました事業以外の事業を営みます農業協同組合連合会におきましては、その事業は單営でやつてもよろしうございますし、また兼営でやつてもよろしいということになつておるのでありまして、念のために御説明を申し上げけば、第十條の第一項第七号の事業、すなわち農村工業に関する施設、その次は第十号に規定しておりますところの事業、すなわち「農業技術及び組合事業に関する組合員の知識の向上
かくすることによつて生産を増強するというこの面から見ましても、優良品、不良品の区別が不明であるために、不良品が市場に氾濫しまして、それが國内産業の方にも供給されるということになつては、國内産業それ自身の向上にも非常に惡い影響を及ぼす次第でありますので、私どもといたしましては、先ほど申しましたように、ゴム製品に対する檢査は強制的な性質をもつものとして、ぜひ必要とするということと、ゴム製品は本法令の第四條
なお二、三感づいた点を具体的に申し上げますと、一番の法律の目的たる輸出品の声價の向上及び品質の改善を図ることとありますが、本法案の字句の示すがごとく、取締法であり、事実は輸出品の声價の維持及び品質の低下防明をはかることといつたような消極的な域を脱しておらないように思われるのであります。
○多田委員 どうも責任が他の方向に轉嫁されているような御答弁で、非常にわれわれも納得しかねるのですが、少くとも民間の團体において檢査をすることが、日本の貿易産業を向上させるために最もいい方法であるという長官の御意見だとすれば、その御意見に基いて法案がつくらるべきだろうと私どもは考えておるのであります。
皆樣御承知のように、外資導入を目前に控えまして、労働の生産性を大いに向上しなければならぬ時期であります。また。最近わが國生産品の輸出に関連いたしまして、バイヤー及び総司令部方面で、労働者の技能養成の状況を調査している事実もあります。こういう当面の必要には間に合いませんが、数年後のわが國産業のためにこの際大いに技能者を養成する必要があると信じます。
政府は今回大幅の運賃の値上げを提案せられまして、いろいろ理由は拜聽いたしましたが、今後輸送の向上をはかるとともに、國民に対して大いにサービスに重きを置くということをしばしば言明せられたのであります。このサービス問題は第一回國会におきまして、片山内閣当時の値上げのときにも、関係大臣はこのことは力説せられたのでありますけれども、一向にそれに基いて行われていないと思うのであります。
請願文書表第九百五十六号社会事業法の改正に関する請願 右の請願は社会事業に関する基本的準則を定め、健全な拡充発展を促して、社会福祉の増進と國民生活の向上とを図るために全國社会事業大会の決議による改正案要綱によつて現行の社会事業法を改正せられたいとの趣旨であります。
ところが先般日本医師会及び日本歯科医師会が解散になりまして、今度の日本医師会及び日本歯科医師会は、自由設立による医師会でありまして、しかもこれは医師の全体の人たちが心から一致いたしまして、りつぱな医師会をつくつて、そうして医療の向上のために努めるという医師会であります。
こういうことが到るところ枚挙にいとまがなく起つておるのでありまして、人の秘密というような弱点につけこむということも、当然考えられることであると思うのでありまして、ただ漏らしたばかりでなく、「漏らしたるときまたはその事実をもつて脅迫したるとき」こういうふうにここに挿入していただきまして、公務員に関する信義の向上につきまして、嚴罰主義をもつて臨まれたい。これを私はお願いするのであります。
わが國の出炭も漸次好轉してまいりました現状においては、ぜひとも、炭質の向上に力を注ぎたいと、鋭意努力している次第でありまして、近い將來需給の状況をにらみ合わせて、規格の限界を引上げるようにしたいと考えております。しかしながら、現在規格外炭をただちに統制の外に置くことは、必ずしも適当とは考えられないので、良質炭の横流れ防止、輸送力の現況等を勘案の上目下研究いたしておる次第でありますます。
○小林英三君 そういたしますると、第五條の只今伺いました原案だとか、計画であるとか、そういうようなものが実際におきまして、四條の第四号にありまするような「配分の能率の向上に対する寄與」を、非常にデリケートな問題でありますが、自由意思によつてやつた、こういう場合には触れないと思いますが、第五條一項の一号に触れないことでありましようか、行爲は同じことでありましても……。
つまり政府の方で本当にこの配分の能率の向上を図りたいという意味で、現在実際行なつておりますような政府に受入態勢がないために、民間の團体を利用するというような場合が殆んどであります。
第四條の四号の「商品の品質の改善」、それから「規格の改良又は生産若しくは配分の能率の向上」ということに対する寄與、これはこの「規格の改良」も「又は生産、若しくは配分の能率の向上」ということに対する「寄與」ということに意味がかかるのですか「規格の改良」に対する寄與と、生産に対する寄與、配分の能率向上に対する寄與というものを先ずお伺いしたいと思います。
(拍手) かくのごとく、運輸省機構と人事とにおいて改革と合理化との計画が少く、それによる能率の向上と経費の節約とが不十分なるのみならず、物件費の浪費に対する制限と節約も十分に計画せられず、また國鉄の外廓團体の整理改善にも手を染めずして、これらの行き方をすることは、はなはだ遺憾とするものでありますが、ここにまた見逃すことのできないのは、船舶運営会であります。
もちろんサービスの改善、経営の合理化は、当然これに熱意を示すべきでありますが、特に私の注意を喚起いたしたいことは、この國有鉄道を運営する六十一万の現業員諸君が、この運賃の値上げに反対し、あるいはサービスの向上による列車の増発に反対せんとする氣勢を示し、または統一ある労働組合の運動に対してすら協力せんとする熱意を示さないごとき、かくのごとき状態において從事員の協力なくしていくら予算上のつじつまを合わせましても
次いで國民協同党飯田義茂君から、わが國経済の現状より見て、三派共同修正案にやむなく賛成すると述べられ、政府に対し、輸送力の増強、サービスの向上につき公約通り実行すべきことを要請せられたのであります。
もしもかような意義が表わしたいというならば、制限漢字の中の他の文字を使つても、かような意味は表わせるじやないか、あるいはこれを風俗の「じゆん化」というふうに言わずして、風俗の美化、向上、発展というような言葉を使えば、制限漢字の中でもその表現はできるじやないか。
本請願の要旨は、映画技術の一分野といたしまして、また観賞という技術面を最高度に発揮しなければならない映写技術者の資格審査が、從來のような單なるフイルム取扱のための防火のみの面の試驗方法では、とうて映画技術の向上は望めない。ついては官民合同の映写技術者認定試驗委員会を構成して、映画技術者免許制度を改革されたいというのであります。
○大矢政府委員 ただいま御説明のありましたように、この請願の趣旨は映画技術者の免許に対して、技術の向上の委員会を構成してこれをはかれ。今日のごとき單なる映画技術者に対する試驗では、はなはだ貧弱ではないか、こういう御趣旨であろうと思います。
そこでこの農業生産の意欲というものを向上するために、一体どうするかということなんです。そこで政府の案を見ると、奬励ということがあります。その奬励法というのは一体どういう奬励をしていこうとされるのであるか、この点を承らなければ、あなたのお考えになつておることと、農民のやつておることと非常に大きな食違いがあると思いますから、その奬励措置というものをお尋ねしたいと思います。
第一点は、積極的に農民の生産意欲を向上させるような措置を講ずる。それがどうしても必要である。第二点は肥料とか、農機具、農家具というようなものの製造及び配給制度を確立する。その製造配給が農村の経済と不可分な線において確立されること。第三点は農村生活の確保。こういう三つが確立されなければ、この農村の基本線を変更するような、こういう法案は私は可決することは困難であると思うのであります。
四号に商品の品質の改善、規格の改良または生産もしくは配分の能率の向上に対する寄與を行うこと、こういうことがございまして、第五條の一項に書いてございますところの統制について政府の下働きをする。そのために原案をつくるということは、まさに分配の能率の向上に寄與する一つの形なのでございます。
○蘆野政府委員 その四号の方は五号に比べますと、実は大分特定した意味でございまして、まず主として商品の品質の改善とか、規格の改良とか、規格の統一あるいは商品の標準の改善、こういうようなことと、それから生産もしくは配分の能率の向上に対する寄與を政府と協力することによつてのみできる。こういう趣意でありまして、生産もしくは配分、能率の向上と申しますと、これもかなり廣いのでございます。