2004-03-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第1号
裁判所からは、名古屋高等裁判所管内では、少年の道路交通法事件などを除いて各種事件とも増加傾向にあり、特に破産事件及び簡裁の調停事件の増加が顕著であり、次いで刑事訴訟事件及び家事事件の増加が目立っていること、名古屋地方裁判所では、破産事件の九〇%、不動産執行事件の七〇%が一年以内に終局していること、刑事事件の平均審理期間は三・二か月で、近年、外国人の通訳を要する事件の増加や児童虐待に関する事件も幾つか
裁判所からは、名古屋高等裁判所管内では、少年の道路交通法事件などを除いて各種事件とも増加傾向にあり、特に破産事件及び簡裁の調停事件の増加が顕著であり、次いで刑事訴訟事件及び家事事件の増加が目立っていること、名古屋地方裁判所では、破産事件の九〇%、不動産執行事件の七〇%が一年以内に終局していること、刑事事件の平均審理期間は三・二か月で、近年、外国人の通訳を要する事件の増加や児童虐待に関する事件も幾つか
裁判所からは、名古屋高等裁判所管内では、人口の割に民事訴訟事件が少ないこと、名古屋地方裁判所では、民事執行事件、破産事件、刑事の凶悪事件が増加していること、名古屋家庭裁判所では、成年後見制度が従来の禁治産・準禁治産制度と比較してかなり利用されていること、また検察庁からは、名古屋高等検察庁管内では、被疑事件の受理人員の増加が続いていること、名古屋地方検察庁では、東京、大阪に次いで平成八年に設置された特別捜査部
また、日本弁護士連合会及び東京弁護士会が昨年実施したアンケート調査においても、「裁判官の経験不足」や「専任裁判官の必要性」が強く指摘されており、当連合会の実施した名古屋高等裁判所管内の各少年事件担当裁判官の配置状況の調査からも、かかる傾向が実証されている。
まず、名古屋高等裁判所管内における受理事件の概況について見ますと、民事事件、刑事事件ともに増加の傾向にあり、刑事事件については道路交通事犯の占める比率が高いことも全国的傾向とほぼ同様であります。 管内における特殊な事件としては、津地方裁判所に係属中の公害訴訟事件があります。これは、いわゆる四日市ぜんそくにかかった者が、関係会社に対して共同不法行為責任を追求しているものであります。
試みに名古屋高等裁判所管内の簡易裁判所判事に対してその意向をただしてみましたところ、過半数十万円が相当であるという回答でありました。みずからの能力にこれだけの自信しか持つていないのではないか、これははなはだ残念なことでありますが、そういう意向のようであります。
○梨木委員 名古屋高等裁判所へ転任させられる当時におきましては、名古屋高裁ではすでに定員が一ぱいになつておりまして、定員外であつたにもかかわらず、長尾裁判長は名古屋高裁に転任させられておることは、私は名古屋高等裁判所管内の裁判官から聞いておるのでありますから、間違いないと思いますが、いかがですか。
○説明員(磯崎良譽君) 只今の請願の御趣旨はよく分りますのでありますが、高等裁判所におきましては、その支部も本庁の裁判管轄におきましては全く同じでありまして、名古屋高等裁判所管内の日本海側の富山、石川、福井の三県が、現在金沢支部に事件を回付して参つておるのでありますが、事柄は結局支部という形を本庁に改める点にあるのではないかと思われるのでありまして、その実質的な理由は、本庁にいたしましても変らないのではないかと
そうして名古屋高等裁判所管内におきましても、従来難事件の一番多い県とされているのでありまして、終戰後においては特にこうしたことがひどくなつたようであります。博徒、的屋等の暴力団の数もたいへん多いのでありまして、十七個団体を数えることができます。そうして人員は五百名になんなんといたしておるのでありまして、そのうちの半数以上は子分三十名以上を持つた有力な暴力団体ということになつております。
○櫻井調査員 本請願の要旨は、岐阜地方裁判所大垣支部は、格式が乙号支部であるため、上訴事件の取扱いができないので、簡易裁判所で取扱う第一審事件の上訴はすべて岐阜地方裁判所が管轄し、しかも大垣支部の受理件数は名古屋高等裁判所管内において首位を占め、書類の移送や被告人の移監等に無益な手数と日時を要し、審理は遅延して人権保護に欠くところが少くない、ついては速やかに大垣支部を甲号支部に昇格されたいというのである
然るところ右大垣支部はその格式卸号支部であつて、上訴事件の取扱いができないために、簡易裁判所で取扱う第一審事件の上訴は、すべて岐阜地方裁判所がこれを管轄し、而も大垣簡易裁判所の受理件数たるや名古屋高等裁判所管内においてその首位を占め、民事事件においても將又刑事事件においてもそれら書類の移送、或いは被告人の移監等に徒らなる手数と無益の日時とを消費し、これがため審理の遅延と、延いては人権保護に欠くるところ
○委員長(伊藤修君) さきに本委員会におきまして決定せられました名古屋高等裁判所管内議員派遣につきまして、指定せられましたところの各議員は、名古屋高等裁判所に出張いたしました。
○松井道夫君 司法委員会におきましては、休会の期間を利用いたしまして、その委員の一部のもので名古屋高等裁判所管内の数ケ所の刑務所を視察して参つたのでありますが、その結果、我我は非常に現在の状況に即しない刻下の行刑方面に対する努力が足りないという状況を具さに見せられ、知らされて帰つて來たわけなのであります。
一、派遣地 名古屋高等裁判所管内 一、費用 概算一四、〇〇〇圓 内 譯 議員派遣旅費(一名一日二〇〇圓)十名七日分 右本院規則第百八十條により要求する。 昭和二十二年八月二十九日 司法委員長 伊藤 修 參議院議長 松平恒雄殿 大體目的、趣旨等は朗讀した中に要約されておるものでありますから略させて頂きます。
松平恒雄君) 司法委員長から民法の一部を改正する法律案及び刑法の一部を改正する法律案の審査に関し、日本國憲法の施行に伴う民法、民事訴訟法、刑事訴訟法の應急的措置に関する法律及び刑法の運用状況、司法警察官の職務執行状況及び司法保護事業の状況を調査するため、伊藤修君、鈴木安孝君、松井道夫君、大野幸一君、齋武雄君、奥主一部君、鬼丸義齊君、岡部常君、小川友三君、來馬琢道君を、九月八日から九月十四日まで名古屋高等裁判所管内