1964-03-13 第46回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
たとえば、私のほうで見ましても、大蔵省の為替局長をやっていた者が名古屋精糖株式会社の専務取締役になるということになりますと、あなたの理由は職務上関係がなかったという。だれが考えたって、製糖会社が砂糖を輸入するときに、為替の割り当てというものがいろいろあるのですから、直接その割り当てという行為をしたかしないかは別として、これは常識的に考えても、密接な関係といわざるを得ないと思う。
たとえば、私のほうで見ましても、大蔵省の為替局長をやっていた者が名古屋精糖株式会社の専務取締役になるということになりますと、あなたの理由は職務上関係がなかったという。だれが考えたって、製糖会社が砂糖を輸入するときに、為替の割り当てというものがいろいろあるのですから、直接その割り当てという行為をしたかしないかは別として、これは常識的に考えても、密接な関係といわざるを得ないと思う。
昭和二十三年八月五日に資本金五十万円をもって設立されました名古屋精糖株式会社、設立当時の資本金が五十万円でございますものが、昭和二十九年六月現在の場合に十二億とあります。食糧庁は粗糖割当その他必要によって監督指導をなすっておられるでありましょうが、二十三年から二十九年と申しますと、わずか数年の間に五十万円の資本が十二億になっている。
昭和二十三年八月五日に資本金五十万円をもって設立されました名古屋精糖株式会社が、ことに線を引かれたときの数字はあなたの方からお出しになった資料で明確ですが、今日十二倍という膨大な資本金になっておる。あなたは少くとも専門家ですから、あなたからお答えを願いたい。
協同乳業の資本金は二億三千二百万円で、長野県農協及び全国の農協団体の一部が六割の株式を持って参加し、四割を名古屋精糖株式会社が持っているのでありまして、事業の目的は酪農を農業経営の中に溶け込ませ、農業経営の安定向上をはかり、農村の振興を期すること、牛乳の加工処理に画期的な近代施設をなし、良質廉価な牛乳及び乳製品を大量生産し、乳製品消費の拡大と酪農を国際水準に達せしめ、酪農製品を世界市場に進出せしめること