1994-06-07 第129回国会 参議院 運輸委員会 第5号
これによりますと、十一名乗り組みの第四種近代化船、P船と申しておりますけれども、これの実用化を図る。さらに、そのP船の外国人船員上乗せによる洋上メンテナンスを実施すること。二番目に、マルシップ方式の混乗船の中で近代化船の制度を生かしていくこと、こういった点が提案されておりまして、既に平成五年度中におきまして労使の合意のもとに実施に移されておるところでございます。
これによりますと、十一名乗り組みの第四種近代化船、P船と申しておりますけれども、これの実用化を図る。さらに、そのP船の外国人船員上乗せによる洋上メンテナンスを実施すること。二番目に、マルシップ方式の混乗船の中で近代化船の制度を生かしていくこと、こういった点が提案されておりまして、既に平成五年度中におきまして労使の合意のもとに実施に移されておるところでございます。
このP船につきましては、メンテナンスに非常にコストがかかるというふうなことから、今回洋上メンテナンス方式、十一名乗り組みでございますけれども、外国人船員を四名ないし五名配乗することによりまして洋上においてメンテナンスを行う。その結果、ドック入り等におきますコストというものが大幅に低減して国際競争力を確保する、こういったメリットがあるわけでございます。
それから事故発生状況でございますけれども、壱岐勝本町北西漁場でのイカ釣り漁を終えまして勝本港へ向けて帰港中の漁船第五清勝丸、これは十九トン、五名乗り組みの漁船でございますが、これと千葉県の君津港から韓国仁川港に向け航行中の韓国貨物船TAMRA号、これは九百九十九トン、十九名乗り組みの貨物船でございますが、これが先ほど申しました日時、場所において衝突しております。
去る十一月三十日午後四時ごろ、原油二万一千七百四十二トンを積載し、新潟港西防波堤灯台西南西三千百メートルに投錨しておりましたリベリア・タンカー「ジュリアナ」号、一万一千六百八十四総トン、四十七名乗り組みは、北西の風が十五メートルないし二十メートルとなったために、転錨をすべくいかり作業中、風浪に圧流され、午後四時四十分ごろ西防波堤灯台南西二千三百メートルの地点に乗り揚げ、SOSを発信、午後五時三十人分
本年の五月二十五日、ホッケ刺し網漁船の第八多与丸、十九トン、八名乗り組みの船でございますが、同船が国後島の西方海岸約十海里半沖で操業しておりましたが、十六時三十分ごろ操業も終わりましたので、国後島から約八海里付近を航行して帰途に向かっておったのでございます。
本件は、去る六月五日十四時二十分、ソ連沿海州のデカストリ港を木材を積みまして出港いたしました日本の汽船第一伸栄丸二千九百九十六トン、二十四名乗り組みでございますが、同日十五時二十五分ごろ、デカストリの沖約六・二海里を真東に向けて航行しておりましたときに、突然右舷の真横五百ないし六百メートルの海上に水柱が立ちまして、赤い火の玉となりました多くの破片が同船に飛び込んだものであります。
それから同じ日九月二十五日、兵庫県神戸市に停泊しておりましたインドネシアの五十八名乗り組みの船が強風のために転覆いたしまして、これを警察及び港湾局員が協力いたしまして全員を救助するという事故が出ております。
オート・アラームを利用しようとすると、そのオート・アラームは信頼ができない、こういうことで今日まできたわけでありますが、現在無線通信士三名乗り組みの慣習は、戦争中の対潜警戒、その他船舶の安全保持のために通信士を多数乗り組ました、それが今日そのまま引き続いてきておるのではないか、かように考えるのですが、なぜさように多くの無線通信士を乗り組まして今日に至っておるか、その理由を御説明願いたいと思います。
諸外国では、通信士一名乗り組みの船舶が多いから、日本船も外国並みにすべきだと説明されておりまするけれども、日本船舶は、その運航の実情から、ぜひとも航行中に無休の執務体制をとらなければならないという実情に置かれております。外国船のように、今大倉委員が言われたように、海外中継基地を持っていないところの日本船にありましては、日本内地と直接通信を行なう必要が多いわけであります。
○政府委員(若狭得治君) 気象関係については、これは運輸省内部で十分検討をいたしたわけでございますけれども、現在の三名乗り組みの貨物船が二名になったという場合におきまして、気象通報につきましては、ほとんど影響はないわけでございます。今後三年後に一名になった場合に、気象通報が相当減って参ります。